公開日:2022年7月12日
執筆者:水口貴博

自分を大切にする30の言葉

29

過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはない。

過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはない。 | 自分を大切にする30の言葉

過去の失敗を武勇伝のように話す人がいます。

「私は学生時代、反抗的な生徒だった。先生からよく叱られていた。学内では『問題児』と呼ばれていた」

「新人時代の自分は、自意識過剰で偉そうだった。いつも上司を困らせていた。トラブルメーカーと思われていたに違いない」

過去の失敗を話すのはいいのです。

失敗のない人はいません。

過ちを犯すことは誰にでもあります。

特に若い時期は、分別のない行動を取ることが目立つでしょう。

若気の至りを経験して大人になっていくものです。

うっかりマナーやモラルに反したことをしてしまい、お叱りを受けることがあるもの。

学生時代や新人時代は未熟な部分が多く、つまらないミスや恥ずかしい失敗をしてしまうことがあるのは仕方ありません。

失敗談は人を引きつけるネタになるので、多くの人に興味を持って聞いてもらえるはずです。

しかし、武勇伝のように話すのは要注意です。

失敗は失敗です。

自慢にはなることではないので、鬼の首を取ったように話すことではありません。

表向きは笑ってくれるかもしれませんが、心では不快に感じているでしょう。

武勇伝のように話すと「この人はまだ反省していない」と判断されます。

冷めた目で見られてしまい、周囲から距離を置かれることになるでしょう。

過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはありません。

過去の失敗を話すなら、謙遜しながら話すことです。

失敗は失敗ですから、最低限の羞恥心は必要です。

あくまで失敗ですから、そのことを忘れてはなりません。

素直に過ちを認め、未熟だった過去の自分を恥ずかしいものとして表現します。

そうすれば、過去の失敗であっても、笑ってもらえたり、楽しんで聞いてもらえたりできます。

失敗を話すときにも、マナーがあるのです。

自分を大切にする言葉(29)
  • 過去の失敗を、武勇伝のように話さない。
  • 紹介をするなら、たっぷり恥ずかしそうに話す。
箸の持ち方を直すのに、遅すぎることはない。

自分を大切にする30の言葉

  1. 「私は私の宝物」と口に出そう。
  2. 無理なキャラクターを演じるのではない。
    自分らしいキャラクターを貫くのだ。
  3. 人生で最も素晴らしい運命の人とは。
  4. 鏡を見てください。
    目の下にくまができていませんか。
  5. どうしても抵抗があることは、きちんと断る。
  6. 自分の配慮不足は、相手の非言語情報を頼りに気づく。
  7. 挨拶直後に目をそらすと、相手に悪印象を与える。
  8. 仕事はぱんぱんになっていなくても、心がぱんぱんになっていたら、ブレーキを踏もう。
  9. 顔にしみや吹き出物があっても、気にしなくていい。
    自分が思っているほど、見られても気づかれてもいない。
  10. 自分らしく生きられたら、結果にかかわらず、すべて成功。
  11. 淡々とした声で自分の状態を口に出せば、メタ認知が向上する。
  12. 模試の結果が悪くても、落ち込む必要はない。
    「本試験でなくて良かった」と考えよう。
  13. 「私ってダメな人間」を禁句にしよう。
  14. どれだけ仕事ができなくても、自分を「無能」と言ってはいけない。
  15. 頑張った自分を褒めるよう。
    きちんと休んだ自分も褒めよう。
  16. 人間ドックで異常が見つかったら、帰りに改善本を買って帰ろう。
  17. 100円ショップで真剣に選ぶあなたは、素晴らしい。
  18. 焦ることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  19. 自分と同じ状況の人とつながるだけで、励まされる。
  20. 喉が渇いてから水を飲むのでは遅い。
    喉が渇く前に水を飲もう。
  21. 寝具にかけるお金は、健康への投資。
  22. 負けを取り返そうとしても、ドツボにはまるだけだ。
    ギャンブル依存症の話を聞いたことがないのか。
  23. 最後に体重計に乗ったのはいつですか。
  24. あなたは今、自分の年齢を即答できるか。
  25. 健康診断を受けるのは、自分を大切にする姿勢。
  26. 前向きに考える。
    徹底的に前向きに考える。
  27. 挨拶をして人違いであっても「挨拶して良かった」と考えよう。
  28. 口下手であっても問題はない。
    「不言実行」のキャラクターで活躍すればいい。
  29. 過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはない。
  30. 箸の持ち方を直すのに、遅すぎることはない。

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