執筆者:水口貴博

食の神様に愛される30の方法

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「ごちそうさま。おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。

「ごちそうさま。おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。 | 食の神様に愛される30の方法

親やパートナーが手料理を作ってくれました。

とてもありがたいことですね。

さて、作ってもらった手料理を食べ終えたら、言いたい言葉があります。

「ごちそうさま」です。

食事をきれいに締めくくる挨拶言葉です。

「ごちそうさま」という言葉には「素晴らしいごちそうでした。感謝します」という意味があります。

作ってくれた人に対する、ねぎらいの言葉でもあります。

「ごちそうさま」を言い忘れていませんか。

「いちいち言わなくてもわかる」

「いちいちおいしいと言わなくても伝わっている」

そう思う人もいるかもしれませんが、その考え方はよくありません。

思うだけでは不十分です。

言葉の省略は、敬意と感謝の省略です。

言わなくてもわかるとしても、きちんと言ったほうがいいのです。

思うだけでは伝わらない

以心伝心に頼らないでください。

思うだけでは伝わりません。

思っていることは、きちんと言葉に出して言うことで伝わります。

おっくうに感じるかもしれませんが、たった一言です。

時間も労力もかかりません。

もはや一瞬の発音です。

作ってくれた人の手間暇に比べれば、ねぎらいの一言を言うくらいは何でもないことでしょう。

1日3食作ってもらっているなら、3食ごとにきちんと伝えましょう。

「毎回言うのは不自然にならないか」という心配も不要です。

うっとうしく思われることはありません。

「ごちそうさま」ということは、相手の苦労に謝意を表すことになります。

ねぎらいの言葉に言いすぎることはないのです。

「おいしかったよ」という一言も忘れずに伝えたい

「ごちそうさま」と言うのはもちろんですが、できればもう一言加えましょう。

「おいしかったよ」です。

「ごちそうさま。おいしかったよ」の二言をワンセットにしましょう。

決まり文句にして、日頃の口癖にしましょう。

「そこまで言わなくてもいいのではないか」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

きちんと言ったほうが丁寧です。

「ごちそうさま」だけではおいしかったかどうかわかりません。

「おいしかった」と言うから、おいしかったことが伝わります。

きちんと言葉にして言うことです。

「おいしかったよ」という一言があれば、作ってくれた人はにっこりほほ笑んでくれるでしょう。

元気な声と明るい笑顔で「ごちそうさま。おいしかったよ」と言えれば、100点満点です。

喜んでもらえれば、手間暇をかけて作った労が報われます。

「頑張って作ったかいがあった」と喜びを感じて、疲れも吹き飛ぶのです。

食の神様に愛される方法(16)
  • 食後は「ごちそうさま。おいしかった」と言葉に出して言う。
「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になる。
眉間にしわが寄っても、口角だけは上げておく。

食の神様に愛される30の方法

  1. 食の神様になったつもりで日常を見よう。
    おのずと大切なポイントが見えてくる。
  2. 食の神様がいると信じる人は、豊かな食生活に恵まれる。
  3. おいしそうに食べる人に、人も神様も引き寄せられる。
  4. 食事中だからといって、下ばかり見ない。
  5. にこにこしながら食べれば、食の神様もにこにこする。
  6. みんなが「まずい」と言うものをおいしく感じるところに、あなたの才能がある。
  7. 人がおいしく食べることを祈ると、自分が食べているものまでおいしくなる。
  8. 食べ残すとき、仕方ないからといって平然とするのはよくない。
    大切なのは「残してごめんなさい」の気持ち。
  9. 食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。
  10. 種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。
  11. 自分を見失ったら食事をしよう。
    腹ごしらえをすれば、本来の自分を取り戻せる。
  12. 本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。
  13. 食べたいものをイメージしよう。
    まもなく奇跡が起こるだろう。
  14. 食の神様は、あなたの食べ方を見ている。
    食べ方が美しい人は、運にもチャンスにも恵まれる。
  15. 欲張って食べすぎると、神様は罰として寿命を奪う。
  16. 「ごちそうさま。
    おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。
  17. 「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になる。
    眉間にしわが寄っても、口角だけは上げておく。
  18. 健康運の悪い人は「満腹を100パーセント」と考える。
    健康運のいい人は「腹八分目を100パーセント」と考える。
  19. 告白は、食べ物にしてもいい。
  20. 食べ物の贈り物をいただいたら、きちんと後で感想を伝えよう。
  21. 食の神様は「くちゃくちゃ」という音が嫌い。
    「もぐもぐ」という音が好き。
  22. おいしいレストランを紹介しよう。
    今度はあなたが、神様からおいしいレストランを紹介される。
  23. プレゼントをもらったときの袋は、自分が使うときのために取っておこう。
  24. 食べ物を粗末にする人は、食の神様から嫌われる。
    食べ物を大切にする人は、神様からも大切にされる。
  25. 雨の日に出前を頼んだら、より気持ちを込めたお礼を言おう。
    「雨の中ありがとうございます」
  26. 最後の1つは、神様があなたに残しておいてくれたプレゼント。
  27. 満腹で食べ残したときは「ごちそうさま」と言い忘れやすい。
  28. レストランで注文間違いは、神様からのサプライズメニュー。
  29. 味覚は、満腹感に応じて変わる。
    満腹のときに抵抗を感じたものは、錯覚かもしれない。
  30. 食の神様は存在する。
    目の前にある食べ物一つ一つが、食の神様。

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