外食には、人生を変える力があります。
「人生を変える力」と聞くと大げさに思うかもしれませんが、大げさではありません。
たとえば、次のような経験はありませんか。
「よし、食べに行こう!」
そう思ったら、まず確認しておきたいことがあります。
「自分が何を求めているか」です。
外食をおいしく楽しむポイントは「徒歩」にあります。
お店に行くときは、できるだけ車より徒歩を心がけましょう。
歩いてお店に行けば、食事前の軽い運動になります。
テレビや雑誌では「美食特集」を見かけることがあります。
「話題のレストラン」
「おすすめのラーメン店」
食生活を豊かにするコツは「服装」にあります。
外食でレストランに行くことがあるでしょう。
自分へのご褒美ということもあれば、自炊が面倒くさいときもあるはずです。
外食でお店に入ったら、まず雰囲気を楽しんでください。
店内に入った瞬間、あなたの五感にひしひし訴えかけてくるものがあるでしょう。
おしゃれなインテリア、センスのいい音楽、額縁に入った絵画、明るく照らされた照明、癒やされる観葉植物。
外食では、水やお茶が出てきます。
席を案内されてしばらくたてば、喉の渇きを潤すものとして、こちらからお願いしなくても水やお茶が提供されるのが一般的です。
基本的に無料です。
あなたはいつも仕事を頑張っているでしょう。
やるべきことが山ほどあって、仕事に追われる日々を送っているでしょう。
文句を言わず、わがままも言わず、真面目にこつこつやるべきことをやっているでしょう。
レストランで食事を楽しむ瞬間といえば、どんなときでしょうか。
やはり料理を食べているときではないでしょうか。
おいしい料理を食べるためにレストランに来ているのですから、当然のことと思われます。
メニューを眺めていると、2択で迷うことがあります。
「こっちもおいしそうだけど、こっちもおいしそう」
1つを決めるとなると、一方を諦めなければいけません。
「チャレンジをする」
そう聞いたとき、どんな取り組みを浮かべるでしょうか。
チャレンジというくらいですから、リスクがあって難しく大変なことに取り組むイメージを浮かべるかもしれません。
デザートを食べるタイミングと言えば「食後」が一般的です。
最初に前菜を食べ、次にメイン料理を楽しみ、最後はデザートで締めくくる流れが一般的です。
しかしここに新しい食体験のヒントが隠れています。
料理の注文を終えました。
注文を終われば、料理が出てくるのをしばらく待ちます。
待ち時間は注文した料理によって異なりますが、手の込んだ料理であればあるほど時間もかかるでしょう。
こだわりがなければ、たまにはユニークな注文の仕方をしてみませんか。
それは「おすすめを聞いて、素直に受け入れてみる」という方法です。
どんなお店にも「一押し料理」があります。
注文しようとしたところ、残念な返事が返ってくることがあります。
「申し訳ございません。本日分の販売は終了しております」
すでに完売のため売ることができないとのこと。
食べたことがないものがあると、おいしさの程度が気になります。
写真のないメニューなら、なおさらわかりにくいでしょう。
このとき、店員さんに「これっておいしいですか」と聞く人がいます。
お店によっては「文字だけのメニュー」ということがあります。
写真がついていればイメージできますが、文字だけの場合、どんな料理なのかよくわからず首をかしげることがあるでしょう。
特に高級レストランでは、文字だけで書かれたメニューが一般的です。
雰囲気のいいお店は、入った瞬間にわかります。
お客さんがにこにこしながら食事を楽しんでいます。
あちこちからお客さんの楽しそうな話し声が聞こえてきます。
レストランにいると、突然、歌声が聞こえてきました。
「ハッピーバースデー」の歌声です。
どうやらお客さんの1人に誕生日の人がいて、友人が祝っているようです。
レストランに行くと「季節限定メニュー」をよく見かけます。
おすすめのメニューとして大々的に紹介されていることが多いですね。
店頭のディスプレイや店内のメニューで目立ちます。
初めて食べるものがあったとき、どんな食べ方をしますか。
まず味わってみようと普通に食べてみる。
もちろんいきなり味わってみるのもいいですが、食生活を豊かにするなら、ここに工夫の余地があります。
外食を楽しむとき、おごってもらうことに注意してください。
もちろんおごってもらうのが悪いわけではありません。
おごってもらってもいいのです。
ディナータイムになると、お店によってはテーブルにキャンドルが置かれることがあります。
小さなキャンドルセット、1本のろうそく、ゆらゆら揺れる炎。
火がともされていて、ろうそくの炎がゆらゆら踊るように揺れているでしょう。
人と食事をしていると、相手が食べ残していることがあります。
どうやらすでにおなかは満足で、すべて食べきれないようです。
一方、自分はまだ食べられる余裕があって、相手が食べ残しているものを味見してみたい状況があるでしょう。
外食をするとき、タイミングによって味が変わることがあります。
何度も注文したことがある料理であれば、いつもと違うとすぐわかります。
「おや、いつもと同じ料理のはずなのに、今回はちょっと雰囲気が違うな」
おしゃれな外観のお店があると、期待ができます。
「わあ、おしゃれなお店だな!」
第一印象がいいと期待できます。
期待外れのお店だったとき、悪口を言うのは良くありません。
お店の人に聞こえてしまうと、むっとされるでしょう。
一緒に食事している人がいれば、気分を悪くさせてしまい、悪口を言うあなたの印象も悪くなります。
「もうおなかがいっぱい。これ以上は食べられない」
満腹で食べきれないときがあるでしょう。
残りが一口程度であれば頑張って食べるのもありですが、思ったよりたくさん残ってしまうこともあるはずです。
第一印象の悪いレストランに遭遇することがあります。
「あのレストランはサービスが悪かった。もう二度と行かない」
そう思うかもしれませんが、決めつけるのは良くありません。
あなたが外食するときといえば、どんなときでしょうか。
・お祝いのとき
・週末に家族がそろったとき
外食には、人生を変える力があります。
「人生を変える力」と聞くと大げさに思うかもしれませんが、大げさではありません。
たとえば、次のような経験はありませんか。
「たしかにそういうこともあったかもしれない」
心当たりがあれば、その素晴らしい恩恵に気づいてください。
知らず知らずのうちにあなたは外食から助けられています。
外食は、私たちの日常に溶け込んでいることのため恩恵が見過ごされやすい。
あらためて振り返ると、知らず知らずのうちに外食から多大な恩恵を得ていることに気づくはずです。
まず外食から恩恵を受けていることに気づくことが大切です。
外食とは何か。
いわば、縁の下の力持ちの存在です。
普段はあまり意識しませんが、いつの間にかあなたの人生に影響を与えている存在です。
「たかが外食」と侮ってはいけません。
外食は私たちの日常に溶け込んでいる存在ですが、人生にプラスの影響を与えています。
腹だけでなく心も満たす力があって助けられています。
おいしい味に癒やされたり、素晴らしい料理に感動したりします。
気分転換になったり、心が軽くなったり、思い出になったりします。
アイデアのヒントが得られたり、生きる力をもらったりしています。
なんて素晴らしいことなのでしょうか。
外食の助けによって、あなたはたくさんの恩恵を受け取っています。
縁の下の力持ちのため、普段外食を意識することは少ないかもしれませんが、確実にあなたの人生にプラスの影響を与えています。
いま一度、外食に感謝しましょう。
もっと外食の価値を高く評価してください。
外食は人生のパートナーです。
外食には、人生を変える力があるのです。
「よし、食べに行こう!」
そう思ったら、まず確認しておきたいことがあります。
「自分が何を求めているか」です。
「外食をしたい」「おいしいものを食べたい」と思いますが、それでは抽象的です。
一言で「外食」といっても、無数の飲食店があります。
「おいしいものを食べたい」と言いますが、おいしいものもさまざまあるでしょう。
行き当たりばったりでお店に入るのも悪くありませんが、自分の欲求をきちんと満たせるとは限りません。
そこで大切にしたいのは「自分が何を求めているか」です。
外食をするとき、自分が求めていることを確認することで、行くべきお店も見えてきます。
行くべきお店も見えてくるから、自分の欲求も満たしやすくなり、外食の満足度を上げていけます。
食べに行くときは、まず自分が求めている欲求を探りましょう。
自分が求めていることがわかれば、行くべきお店の候補が見えてきます。
甘いものを求めているなら、ドーナツ屋さんやアイスクリーム屋さん。
辛いものを求めているなら、カレー屋さんや四川料理。
さっぱりしたものを求めているなら、おそば屋さんやうどん屋さん。
肉を食べたいなら、焼き肉屋さんやステーキ屋さん。
麺類を求めているなら、ラーメン屋さんやパスタ屋さん。
リッチな気分を求めているなら、眺めのいいお店や高級なお店。
新鮮な刺激を求めているなら、行ったことのないお店。
自分が何を求めていることを確認することで、行くべきお店も絞られてきます。
外食をしたいと思ったとき、自分に何を求めているのか問いかけてください。
ほんの10秒でいいのです。
自分の気持ちに集中すれば、食べたい料理が浮かんでくるでしょう。
食べたい料理がわかれば、行くべきお店も見えてきます。
食べたいものを食べることで自分の欲求を満たしやすくなります。
結果として、いい外食につながります。
「自分が求めていたものはこれだ!」と喜べ、外食の満足度を上げていけます。
外食の正解は、あなたの心の中にあるのです。
外食をおいしく楽しむポイントは「徒歩」にあります。
お店に行くときは、できるだけ車より徒歩を心がけましょう。
歩いてお店に行けば、食事前の軽い運動になります。
歩いて体を動かしておけば、それだけカロリーを消費でき、ほどよくおなかをすかせることができます。
空腹感がアップすることで、それだけおいしく料理を楽しめるようになるのです。
徒歩でも近距離ですぐ着いてしまうなら、寄り道や回り道をして遠回りをしていくのも悪くありません。
少しでも歩く距離を長くすれば、それだけおなかをすかせることができます。
散歩を楽しんでから食事を楽しむのも味わい深いものです。
お店まで距離があって、車を使うしかないこともあるでしょう。
車を使うなら「駐車場所」に工夫があります。
わざと入り口から少し離れたところに駐車しましょう。
車からお店の入り口までの距離が長くなることで、たくさん歩けます。
10歩でも20歩でもたくさん歩くことです。
たった10メートル歩くだけでも、それだけカロリーを消費します。
たった10メートルをばかにしないことです。
行きと帰りで20メートルになります。
「そこまでしなくてもいいのでは」と思う人もいるかもしれませんが、1つのアイデアとして頭に入れておいて損はないでしょう。
もちろんデートや家族連れの場合は単純にいきませんが、1人で外食を楽しむなら難しくはないはずです。
余裕があれば、食事を終えて帰るときも、徒歩にチャレンジしてみましょう。
食後に軽い運動をすればカロリー消費が促されます。
肥満の防止につながって健康にもプラスです。
バスや電車を使っているなら、一駅手前で下りてみるのもいいでしょう。
一駅手前であれば、なんとか歩いて行ける距離でしょう。
食後の軽い運動になって、食後の余韻も長続きします。
帰り道を歩きながら食後の余韻に浸るのも、趣があります。
テレビや雑誌では「美食特集」を見かけることがあります。
「話題のレストラン」
「おすすめのラーメン店」
「若者に人気のクレープ屋さん」
メディアに掲載された飲食店があれば「どんな味なのだろう」「一度食べてみたいな」と気になるもの。
食べたいものを食べるために、わざわざ出かけることがあります。
そんなとき、わざわざ遠くまで出かけることをばかにする人がいます。
「ミーハーだね」
「行列に並ぶのが大変だよ」
「メディアに踊らされているよ」
「話題と言っても、結局は宣伝だよ」
「おいしいところなら近場にあるでしょ。わざわざ遠くまで食べに行くなんて大げさだよ」
そう言われると、心がちょっと傷つきます。
「やっぱりやめようか」と考え直す人もいるかもしれません。
しかし、ここが踏ん張りどころです。
ミーハーは悪いことではありません。
ミーハーとは、言い換えると「流行に敏感で素直」ということです。
それはそれで素晴らしい魅力です。
ミーハーならミーハーらしく、堂々と行動すればいいこと。
あくまで自分の人生であり自分事なのですから、人から文句を言われる筋合いはありません。
食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていいのです。
隣町まで行くのもOK。
交通機関を乗り継いで行くのもOK。
県外に出て行くのもOKです。
気づいてください。
食べたいものを食べるために遠くまで出かけることは、願望実現の1つです。
つまり「夢を叶える行動」です。
夢を叶える行動と思えば、いかに価値のある行動か理解できるでしょう。
食べたいものを食べるために、わざわざ手間暇かけて出かけることもあっていい。
食のモチベーションは大事です。
無駄なことではなく、むしろ有益なことといえます。
それが遠いところでも、わざわざ手間暇かけて行くだけの価値があります。
食べたいものを食べたとき、それは思い出になります。
本当においしい食べ物を食べて「おいしい!」と感動した経験は、何年経っても忘れられません。
食べたいものがあって、ようやく食べることができた思い出は、いつまで経っても忘れられないものです。
わざわざ手間暇をかけて食べに行くから素晴らしいのです。
行動を起こせば、確実に夢を叶えることができます。
思い出になることも確定です。
そこまで行くのに手間暇がかかるといいますが、自分が納得しているなら、その移動時間も思い出になるでしょう。
時間と苦労がかかるから、思い出深くなります。
食べたいものを食べるために、遠くまで出かけることもあっていいのです。
食生活を豊かにするコツは「服装」にあります。
外食でレストランに行くことがあるでしょう。
自分へのご褒美ということもあれば、自炊が面倒くさいときもあるはずです。
カジュアルなレストランであればドレスコードはないので、自由な服装で入店できます。
もちろん普段着でいいのですが、ここに食生活を豊かにするコツがあります。
あえてきちんとした服を着てみてください。
男性であれば、スーツやジャケットを着て、ベルトを締め、革靴を履きます。
女性であれば、きれいにメイクをして、ヘアスタイルを整え、お気に入りの装飾品で着飾ります。
もちろん勝負服でドレスアップするのもOKです。
持ち物も、きちんとしたカバンやバッグを使うといいでしょう。
するとどうでしょう。
適度な緊張感が生まれ、気分もテンションも上がるでしょう。
心がきゅっと引き締まり、背筋がぴんと伸び、表情もきりっとするでしょう。
普通にいただく料理が普段より華やかに感じるはずです。
服には人の気分を高揚させる力があります。
きちんとした服装を着ると、フォーマル感が高まります。
身につける服装のランクを上げることで、レストランや料理のランクまで高まったような気がします。
リッチな気分になったり、食事の雰囲気が良くなったりして、料理をよりおいしくいただけるようになります。
気分の問題といえばそれまでですが、そういう気分こそが大切です。
服装は、気分や思考に影響を及ぼします。
服装をしゃきっとすれば、気分も思考もしゃきっとします。
自分が素晴らしくなれば、周りの景色も素晴らしく見えてくるようになります。
食べ慣れた料理でも、特別おいしく感じるはずです。
きちんとした服装をすることで自分がグレードアップされ、料理まで華やかに感じてきます。
誰かと一緒に行くときはもちろん、1人で行くときでも、きちんとした服装で行ってみましょう。
行き慣れたレストランほど効果的です。
着替える手間暇はかかりますが、追加料金なしでリッチな体験を楽しめるのですから、やって損はありません。
お店の人からも「きちんとしたお客さん」として見てもらえるようになるでしょう。
レストランの楽しみが倍になり、得した気分になります。
外食でお店に入ったら、まず雰囲気を楽しんでください。
店内に入った瞬間、あなたの五感にひしひし訴えかけてくるものがあるでしょう。
おしゃれなインテリア、センスのいい音楽、額縁に入った絵画、明るく照らされた照明、癒やされる観葉植物。
目に見えるものもあれば、見えないものもあります。
すでに何人かお客さんがいて、料理をおいしく楽しんでいるでしょう。
おいしそうな香りが漂っているかもしれません。
そうしたお店の雰囲気を五感で感じ取り、きちんと楽しむことが大切です。
それらすべてが外食の味わいです。
心でしっかり感じ取れば、鳥肌が立ちます。
どのお店も、店内の雰囲気づくりにはお金と手間暇をかけています。
普通に見える内装やインテリアでも、突然そこに出現して、自然と形作られたのではありません。
誰かが設計したものです。
意図やこだわりが反映されています。
照明・音響設備・観葉植物などはよくお店で見かける定番ですが、突然あるわけではなく、意図やこだわりが反映されています。
シンプルなインテリアでも、購入にお金がかかっています。
業者に設置してもらったなら、工事費がかかっています。
もちろん居抜きというケースもあるでしょう。
たとえ居抜きでも、すべてがそのままというのはまれであり、ところどころに手を加えています。
店内の雰囲気づくりの一環として、お金と手間暇がかかっています。
個人経営のお店では、店長のこだわりが反映されていることが少なくありません。
たとえば、額縁に入った絵画が飾られているとします。
シンプルな絵画でも、何らかの意味があります。
「なぜこの絵を選んだのだろう」
「この絵にはどんな意味があるのだろう」
「どこで手に入れたのだろう」
絵画を見ながら店長のこだわりを想像してみるのも面白いでしょう。
店長に「この絵にはどんな意味があるんですか」と質問すれば「待っていました」と言わんばかりに答えてくれるはずです。
外食といえば料理ばかりに注意が向きがちですが、その限りではありません。
店内の雰囲気も、外食の楽しみの1つです。
お店に入るときは、美術館に入るような心持ちになってください。
店内の雰囲気も、1つの芸術作品です。
五感を研ぎ澄ませ、集中力と注意力を高めましょう。
気持ちをきゅっと引き締め、緊張感を持つことです。
あなたの感性が頼りです。
意識を一定に高めた状態で、じっくり味わうことが大切です。
美術館に入るつもりで、お店に入りましょう。
店内に一歩踏み入れた瞬間から、芸術鑑賞がスタートです。
外食では、水やお茶が出てきます。
席を案内されてしばらくたてば、喉の渇きを潤すものとして、こちらからお願いしなくても水やお茶が提供されるのが一般的です。
基本的に無料です。
グラス1杯分の水や湯飲み1杯分のお茶は、外食ではありふれた光景です。
この水やお茶を、どう思うかが大切です。
水やお茶は、無料であり、料理でもデザートでもないため「外食のうちに入らないもの」と考えがちです。
当たり前のものとして特に注意を向けることは少ないのではないでしょうか。
しかし、これは誤解です。
水もお茶も、外食の1つとして考えてください。
水やお茶とはいえ「外食の1つ」だからです。
「たかが水」「たかがお茶」と思わないことです。
無料でいただける水もお茶も、店側にとっては有料です。
コストがかかっています。
微々たる金額ではありますが、ゼロではありません。
わずかながらコストがかかっているのは事実です。
氷が使われているなら、氷分のコストもかかっています。
実は、氷が使われているもののほうがコストはかかります。
氷をつくるには、氷をつくる人件費や電気代がかかるからです。
グラスや湯飲みを使うため、グラス代もかかります。
世界には満足に水を飲めない地域があります。
水があるとしても、濁った水や汚い水など、不衛生であることも少なくありません。
水不足で喉の渇きに苦しめられ、毎年大勢の人が亡くなっていることは、きっとあなたもご存じでしょう。
きれいでおいしい水を飲める私たちは、なんて恵まれているのでしょう。
無料で提供される水やお茶も、ぜひ外食の1つとして「おいしく」「ありがたく」いただいてください。
味がなくても味わってください。
「おいしい」「ありがたい」と感謝しながらいただくだけでいいのです。
普通の水やお茶かもしれませんが、食の1つです。
あなたはいつも仕事を頑張っているでしょう。
やるべきことが山ほどあって、仕事に追われる日々を送っているでしょう。
文句を言わず、わがままも言わず、真面目にこつこつやるべきことをやっているでしょう。
上司や先生から厳しいことを言われても、ぐっと耐えているでしょう。
思うように行かないことがあっても、諦めずに頑張っているでしょう。
そのせいで、今はちょっとストレスをためているかもしれません。
眉間にしわが寄ったり、口角が下がったりしているかもしれません。
ため息をついて、疲れた表情をしているかもしれません。
大丈夫です。
そんな頑張っているあなたが、わがままになってもいい場所があります。
それが外食店です。
外食のときはわがままになりましょう。
外食のときくらいわがままになってかまいません。
むしろわがままになってください。
外食店は、食の夢をわがままに叶える場所です。
食べたいものを食べましょう。
たっぷり食欲を爆発させてください。
あなたのわがままモードをスイッチオンです。
食べたいものに向かって、一直線になってください。
ブレーキは踏まず、アクセルだけでいいのです。
食べたいものを食べて、夢の時間を楽しんで、心も体も幸せで満たしてください。
あなたがお店ですることは簡単です。
メニューを開いて、いちばん食べたいものを注文するだけです。
変に食欲を抑えてはいけません。
我慢は体に毒です。
ただでさえストレスをためているのですから、外食のときくらいしっかり吐き出してください。
魔法の呪文を唱えるように、指を指しながら「○○をお願いします」と言えば、まもなくそれが目の前に現れます。
時には迷うこともあるでしょう。
迷うということは、本音では「それを食べたい」と思っている証拠です。
「どうしようかな」と迷っていては時間が過ぎるばかり。
本音でそれを食べたいと思っているなら、素直に注文するのが正解です。
普段きちんと真面目に頑張っているのですから、それくらいのわがままがあってもバチは当たりません。
どうしても迷って仕方ないなら、思いきって両方注文するのもいいでしょう。
デザートを食べたくなったら、すぐ注文しましょう。
追加注文をすれば、まもなくそのデザートが目の前に現れます。
食後のデザートにこだわらず、食前のデザートもOKです。
もちろん料理は食べないで、デザートだけでもかまいません。
いつも耐えて頑張っているのですから、外食のときくらいはわがままになってください。
きちんと食を楽しめば、お店から出てくるころには、また笑顔を取り戻しているはずです。
レストランで食事を楽しむ瞬間といえば、どんなときでしょうか。
やはり料理を食べているときではないでしょうか。
おいしい料理を食べるためにレストランに来ているのですから、当然のことと思われます。
しかし、実はもっと早い段階から始まっています。
それは「メニューを選ぶ時間」です。
レストランに入って、席に案内され、テーブルに着きます。
メニューを広げて「どれを食べようかな」と考える時間があるでしょう。
このときからすでに食の楽しみが始まっています。
「これがおいしそう。これもおいしそう。どれにしようか迷っちゃうなあ」
あれこれ見ながら迷う時間があるでしょう。
頭の中では食べたときの味を思い浮かべます。
人には素晴らしい想像力があります。
まだ食事を食べてはいませんが、頭の中では料理の味を思い浮かべるでしょう。
自分がそれを食べると、どんな気持ちになるかイメージします。
おいしそうな味をイメージすると、にやにやしますね。
食べたときの自分がどれだけ幸せな気分になれるか想像するでしょう。
よだれが出そうになったり胃袋がざわついたりします。
食の楽しみは、メニューを選ぶところから始まっているのです。
メニューを選ぶ時間を面倒くさがるのは損です。
メニューを選ぶ時間を、じっくり楽しんでください。
迷うことはストレスのはずですが、このときばかりは妙に気持ちいい。
食べている時間が「舌で味わう」とするなら、メニューを選ぶ時間は「心で味わう」です。
まだ料理は食べていなくても、おいしさをイメージして、心で味わう時間です。
メインメニューを選ぶときからデザートのことまで考えていれば、ますますイメージが膨らんでわくわくするでしょう。
同席者がいるなら「どれを食べようか」と一緒に考える時間を大切にしましょう。
「これもいいね。あれもいいね」と一緒に考えるのがいいのです。
一緒にメニューを考えると、共同作業をしているような気分になって情も深まっていくでしょう。
相手が友人であれば友情が深まり、パートナーであれば愛情が深まります。
まだ食事は食べていなくても楽しい時間を過ごしています。
メニューを選んでいる時間が、すでに豊かな時間です。
メニューを眺めていると、2択で迷うことがあります。
「こっちもおいしそうだけど、こっちもおいしそう」
1つを決めるとなると、一方を諦めなければいけません。
どちらもおいしそうだと迷ってしまいますね。
「どうしようかな、どうしようかな」と念仏のように唱えてしまいます。
頭の中のてんびんが揺れ動き、なかなか決められず、もどかしいことがあるでしょう。
もしそんな状況があれば、1つ言えることがあります。
どちらもおいしそうと思ったものは、どちらを選んでも正解です。
迷っているのは「ほぼ互角」という証拠です。
ほぼ互角なら、どちらを選んでも正解です。
差があるとしても、無視できるほど小さな差でしょう。
どちらを選んでも正解なのですから、迷っている時間と労力のほうがもったいない。
気持ちを楽にして考えましょう。
「どちらを選んでも正解だね」と、さっと決めてしまいましょう。
早く決めれば、それだけ早く料理を楽しめます。
迷うほどおいしい料理があるのですから楽しまなければ損です。
2択で迷ったときのルールを決めておくのもいいでしょう。
おすすめなのは「2択で迷ったら、最初にぴんときたものを選ぶ」というルールです。
最初に反応したものなら、迷うことなく1つに絞れます。
最初の出会いを運命と考えます。
迷ったときのルールを決めておけば、判断がスムーズになって、迷い時間を最小限に抑えられます。
可能であれば「両方選ぶ」という選択肢も悪くありません。
そんな注文をしていいのかと思いますが、もちろんOKです。
マナー違反でもなければ、お店の迷惑にもなりません。
迷うくらいなら、いっそのこと両方を注文して楽しめば、より満足ができるでしょう。
食の可能性を存分に引き出すことができるでしょう。
少しお金はかかりますが「人生を2倍楽しめる」と思えば、意義があるといえます。
同席者がいれば、お互いにシェアするとスムーズにいく場合があります。
残してしまいそうな心配があるなら、注文の際、少なめでお願いすればいいでしょう。
限りある外食を十分に楽しむ効果があります。
自分の食欲に正直になることも、自分らしい生き方を実現できます。
もちろんお金がかかるチャレンジなので気軽には行えませんが、都合が合えば、1つの選択肢として検討する価値はあるでしょう。
両方選べば、両方を楽しめ、人生を2倍楽しめます。
「チャレンジをする」
そう聞いたとき、どんな取り組みを浮かべるでしょうか。
チャレンジというくらいですから、リスクがあって難しく大変なことに取り組むイメージを浮かべるかもしれません。
もちろんそうした取り組みもチャレンジですが、もっと肩の力を抜いて考えてください。
もっと身近なところにシンプルなチャレンジがあります。
それは、お店で料理を注文することです。
それくらいなら簡単と思うかもしれませんが、ここがポイントです。
普通に食べたいものを注文するのではありません。
普段なら絶対注文しないものを注文するのです。
お店に入ってメニューを見たとき、普段なら絶対注文しないものがあるでしょう。
普段なら確実に避けている料理があるはずです。
それを注文してみましょう。
普段なら絶対注文しないものを注文するだけでいいのです。
「こんなのは怖い」「どんな味かわからない」と思いますが、だからチャレンジです。
「絶対」という点が重要です。
「たまに注文する」「一度だけ注文したことがある」ではダメです。
過去に食べた経験があるものは2回目になるため、チャレンジをしたことにはなりません。
「普段なら絶対注文しないもの」という点を意識しながら、注文してみましょう。
騙されたつもりで注文してみてください。
「ものは試し」「怖いもの見たさ」のつもりでもかまいません。
仕方なく注文するのではなく、あくまで第一希望として注文することが大切です。
これだけでいいのです。
これだけで、チャレンジしたことになります。
「どんな味かな」とどきどきしますが、だからいいのです。
「おいしくないかもしれない」「涙目になるかもしれない」「食べきれず残してしまうかもしれない」というリスクがあります。
きちんと身銭を切っていて、経済的な負担もあります。
一定のリスクを負っていることになるので、十分なチャレンジとしてカウントできます。
ぜひ、新しい料理を開拓してください。
新しいお店の開拓があるなら、新しい料理の開拓もあっていいはずです。
食べてみると、意外な発見をすることがあります。
見た目はよくないのに、食べてみると意外とおいしいかもしれません。
味と見た目が一致しないのは日常茶飯事。
食わず嫌いは良くありません。
試しに食べてみると意外とおいしくて、はまってしまう可能性もゼロではありません。
イメージのとおりか、そうでないかは、食べてからのお楽しみです。
普段なら絶対注文しないものを注文するだけで、あなたは勇者です。
リスクを取って、チャレンジしたことになります。
デザートを食べるタイミングと言えば「食後」が一般的です。
最初に前菜を食べ、次にメイン料理を楽しみ、最後はデザートで締めくくる流れが一般的です。
しかしここに新しい食体験のヒントが隠れています。
デザートは食後に食べるものと思っていませんか。
いいえ、それは誤解です。
たしかにデザートは食後に食べるのが一般的ですが、マナーとして決まっているわけではありません。
お店の規定で決まっているわけでもなければ、法律で決まっているわけでもありません。
なぜデザートは食後でなければいけないのでしょう。
デザートは糖分がたっぷり含まれているため、おなかが膨れてしまう心配があります。
最初にデザートを食べてしまうと、後の食事に支障を来すことがあります。
「食後のデザートは別腹」というように、食後であれば、安心してデザートをいただける無難な順番なのです。
しかし、堅苦しく考えないことです。
常識にとらわれないことです。
常識を破れば、新しい食体験の道が切り開かれます。
新しい食体験の1つとして、ユニークな順番にチャレンジしてみませんか。
それが「食前のデザート」です。
食前のデザートにチャレンジしてみてください。
フルコースのように順番が決まっているものは不可ですが、個別に注文するなら最初に食べることが可能です。
いきなりデザートから食べると、いつもと違った感覚が味わえます。
甘みには人を幸せにする力があります。
おいしい甘みが口に広がって、すぐ幸せな気分になれるでしょう。
食前のデザートはマナー違反に思えますが、意外なことに許容範囲です。
そもそも「デザートは食後でなければいけない」という決まりはありません。
周りから「変だよ」「非常識だよ」と言われても気にしないことです。
自分の食べ方は自分の自由です。
お店の迷惑になることもありません。
メイン料理を食べられなくなると思いますが、意外とそうでもありません。
デザート1つくらいであれば、大したカロリーにはならず、満腹になることもないでしょう。
おなかがすいているなら普通に食べきれるはずです。
食前のデザートを食べてからメイン料理を食べるのも、なかなか面白い食べ方です。
きちんと残さず食べきることさえできれば、まったく問題ありません。
一般的な順番ではありませんが、そういう食べ方もありです。
もしデザートだけで満足できれば、それで食事を終えるのも悪くありません。
栄養の偏りが心配になるところですが、普段の食事が整っているなら、1回程度の偏りは問題にならないはずです。
正しい順番なんて、あってないようなもの。
食後のデザートがあるなら、食前のデザートもあっていいはずです。
あなたの価値観に「食前のデザート」という新常識をインストールしてください。
「いつもと順番が違うね」と思えるところが面白いのです。
料理の注文を終えました。
注文を終われば、料理が出てくるのをしばらく待ちます。
待ち時間は注文した料理によって異なりますが、手の込んだ料理であればあるほど時間もかかるでしょう。
このとき、ぼうっと待つだけになっていませんか。
本を読んだりスマホのゲームで暇つぶしをしたりして料理が出てくるのを待つでしょう。
待つのは仕方ありませんが、ぼうっと待つだけでは味気ない。
不毛な時間になり、ストレスの時間になります。
ここで大切な心得があります。
料理を注文したら、ぼうっと待つのではありません。
わくわくしながら待つのです。
わくわくしながら待ちましょう。
料理が出てくるまでの時間は、期待を高める大切な役目があります。
「早く料理が出てこないかな。期待しちゃうな。おいしいだろうな」
わくわくしながら待つことで胸の鼓動が高鳴り、食欲がかき立てられます。
いつの間にか顔がにやにやしてしまいます。
わくわくした気持ちがあれば、待ち時間も苦になりません。
デートの日、約束の場所で恋人を待つかのような高揚感があるでしょう。
わくわく感が調味料となり、より料理をおいしくいただけます。
おしゃべりをしながら待つにしても、本を読みながら待つにしても、わくわくしながら待つようにしましょう。
お店の奥から調理の音が聞こえてくるなら、調理の様子をイメージしてみるのも面白いでしょう。
待ち時間をわくわくしながら待つことで、待ち時間を有意義で素晴らしいものにできます。
料理がやってきたとき「待っていました!」と喜べるのです。
こだわりがなければ、たまにはユニークな注文の仕方をしてみませんか。
それは「おすすめを聞いて、素直に受け入れてみる」という方法です。
どんなお店にも「一押し料理」があります。
旬の食材を使っていたり、よく売れているものだったり、店員の間でもおいしいと評判のものだったりです。
メニューに「おすすめ」と書かれているものもありますが、書かれていないことも多い。
そういうときは、やはり直接聞いてみるのがベストです。
たった一言でいいのです。
「おすすめは何ですか」
おすすめを聞くのは恥ずかしいことではありません。
おすすめを聞くだけのことです。
「おいしいものを食べたい!」という積極性が伝わるので、店員さんも嬉しくなります。
店員さんはにこにこしながら、おすすめを教えてくれるでしょう。
「今の季節はこの料理が旬でおすすめです」
「この料理がおいしくて大好評ですよ。多くのお客さまが注文されています」
おすすめを聞くことで、そのお店の一押し料理がわかります。
「これがおすすめなのか」とわかって興味が湧いたら、ゴーサインです。
素直に受け入れ、そのまま注文してみましょう。
「自分が食べるものなのに人に聞くの?」と思いますが、あくまで参考としておすすめを聞くだけです。
おすすめを聞いたら必ずそれを注文しなければいけないルールはありません。
おすすめされたものが苦手で食べられないものであれば、もちろん断ってもいいのです。
時には意外なものをおすすめしてくれることもあるでしょう。
「好みに合わない」と思うこともあるかもしれませんが、素直になってみることです。
ちょっと自分の好みに合わないものだとしても「チャレンジ」という考え方で注文してみましょう。
おすすめされた料理は少し高いかもしれませんが、自分の殻を破ってみるチャンスでもあります。
店員さんの言葉を信じてみることです。
予算の都合がつくかぎり、おすすめされたとおりに注文してみましょう。
生理的に受け付けないものでないかぎり、できるだけ素直に受け入れてみましょう。
特にこだわりがないときは、たまにはユニークな注文方法も悪くありません。
「おすすめは何ですか」を聞くと、新しい出会いが待っています。
注文しようとしたところ、残念な返事が返ってくることがあります。
「申し訳ございません。本日分の販売は終了しております」
すでに完売のため売ることができないとのこと。
「残念だな。楽しみにしていたのにな……」
期待が大きければ、それだけがっかりも大きいでしょう。
「わざわざお店まで来たのに、努力が無駄になった」
「サービスが悪いな」
「もっと在庫を確保しておくべきだ」
断られたことにストレスを感じて、文句を言いたくなる人もいるかもしれません。
しかし、ここは大切な場面です。
完売で断られたとしても、いらいらしないことです。
神経をすり減らすだけでいいことは何もありません。
完売になるのは仕方ないことです。
人気があれば、売り切れるのが早いのは仕方ありません。
飲食店とはいえ、在庫数が無限にあるわけではありません。
食材の都合で数に限りがあるのは当然です。
お店が大量に発注しようとしても、小売り・卸売り・生産者の都合があって難しいこともあるでしょう。
いくら在庫があっても、人気であればあるほど飛ぶように売れるため、売り切れるのも早くなるはずです。
改善の余地はあるかもしれませんが、お店側の事情も理解することです。
完売で断られてもがっかりしないでください。
むしろ前向きに考えましょう。
「次の楽しみができたね」と考えればいいのです。
完売ということは、それだけ人気があっておいしいという証拠です。
すでに販売実績が十分あります。
たくさんの人が味見していて、お墨付きをもらっています。
「完売になるくらいおいしいのか!」
前向きに思えば、ますます期待が膨らむでしょう。
完売で断られたとはいえ、永遠にチャンスを失ったわけではありません。
あくまで「本日分の販売が終了した」というだけのこと。
明日になれば販売が再開されます。
今日は食べることができなくても、明日以降にはチャンスがあります。
明日がダメなら、来週でも来月でもかまいません。
もう少し早い時間帯に行けば、それだけチャンスも高まるでしょう。
次もダメだとしても、さらにまた次のチャンスもあります。
未来の楽しみが1つ増えました。
次の機会には食べることができるでしょう。
「次の楽しみができた」と考えれば、未来にわくわくできます。
食べたことがないものがあると、おいしさの程度が気になります。
写真のないメニューなら、なおさらわかりにくいでしょう。
このとき、店員さんに「これっておいしいですか」と聞く人がいます。
ストレートな質問です。
店員さんであれば、そのお店の料理はたいてい食べたことがあり、料理に詳しいはずです。
純粋な気持ちで、経験者に聞いてみようと考える人もいるはずです。
質問の意図がはっきりわかり、誤解される心配もありません。
しかし、おそらく店員さんは困った顔をするでしょう。
一概には言えないからです。
「おいしいですか」という聞き方は要注意です。
心の中で「そんなこと聞かれても困るなあ」と思うでしょう。
おいしさの保証を求められている印象があります。
店員さんは「おいしいと答えて口に合わなければどうしよう」と変な責任を感じてしまいます。
おいしいかどうかは、人によって感じ方が違います。
甘いものなら、すべての人がおいしいと感じるとは限りません。
世の中には、甘いものが苦手な人もいます。
甘いもの好きな人であれば「おいしい」と思いますが、苦手な人なら「まずい」と思うでしょう。
辛いものだから受け入れてもらえないと考えるのも早合点です。
世の中には、辛いものに目がない人もいます。
辛いものが苦手な人なら「最低だ」と思いますが、好きな人であれば「最高だ」と思うでしょう。
人によって好みはさまざま。
人によって好みが正反対ということも少なくありません。
「おいしいですか」と聞きたくなったら、別の言い方に変えましょう。
「どんな料理ですか」と聞けばいいのです。
味や雰囲気を尋ねる質問なら、店員さんも答えやすくなります。
「薄味のものですよ」
「結構甘さがあります」
「歯ごたえがあって、もちもちしていますよ」
「スポンジみたいに柔らかくて食べやすいですよ」
「少し辛いものなので、食べているうちに汗をかくかもしれません」
何らかの説明が返ってくるでしょう。
その説明を手がかりにしながら自分の好みと照らし合わせ、食べたときの想像を膨らませます。
甘さがあるという説明を受け、もともと甘いものが好きであれば「自分の好みに合いそうだな」と思うでしょう。
辛さがあるという説明を受け、もともと辛いのが苦手であれば「ちょっと避けたほうがいいかな」と思うでしょう。
味や雰囲気を尋ねる質問なら店員さんも大歓迎です。
お店によっては「文字だけのメニュー」ということがあります。
写真がついていればイメージできますが、文字だけの場合、どんな料理なのかよくわからず首をかしげることがあるでしょう。
特に高級レストランでは、文字だけで書かれたメニューが一般的です。
しかも聞き慣れない言葉であることが多く、イメージが膨らみにくいことも少なくありません。
こういうときの対処はシンプルです。
店員さんに聞くだけです。
にっこりしながら「こういうものですよ」と詳しく教えてくれるでしょう。
「わざわざ聞くのは恥ずかしい」
「店員さんの迷惑になるのではないか」
心理的抵抗があって店員さんに聞かない人もいるかもしれません。
「まあいいか」でスルーすることがあるでしょう。
ここがポイントです。
ためらったり恥ずかしがったりして聞かないままでは料理をイメージできません。
思わぬ機会損失につながる可能性もあります。
意外とそういうものに限って素晴らしいという料理ということがあります。
知らないことを聞くのは恥ずかしいことではありません。
普通のことです。
店員さんはメニューに詳しいはずですから、具体的に応えてくれるでしょう。
店員さんの迷惑になると思いますが、それもまた誤解です。
知らないことを聞くだけのことです。
わからないことを聞くことは、マナー違反でも何でもありません。
お客さんの質問に答えるのは、店員さんの仕事です。
店員さんは、お客さんから料理のイメージについて質問されると、頼られたことに喜びを覚え、やる気が出ます。
仮に新人さんですぐ答えられなくても「次はきちんと答えられるようになっておこう」と思って、学習意欲が向上するでしょう。
質問することで、店員さんのやる気アップに貢献できます。
お互いにとってプラスなのですから聞かないと損です。
わからないことを聞くのは当たり前のことです。
当たり前のことですが、心理的抵抗があってきちんと実行できていない人が少なくありません。
あなたもそうなっていないか振り返ってみてください。
どんな料理かわからないときは、店員さんにきちんと聞くだけでいいのです。
具体的に聞けば、料理のイメージが湧いてくるでしょう。
「なるほど」とうなずいて納得できれば、料理を注文しやすくなります。
メニューでは文字だけで地味に見えても、実際に登場すると、素晴らしい料理というのはよくあること。
それが運命の料理になるかもしれません。
雰囲気のいいお店は、入った瞬間にわかります。
お客さんがにこにこしながら食事を楽しんでいます。
あちこちからお客さんの楽しそうな話し声が聞こえてきます。
お店全体にいい空気が流れていて生き生きしています。
「みんな、楽しそうに食事をしているね。明るい雰囲気だね。いい時間を過ごせそう」
お店に入った瞬間、ポジティブな印象を受け、心がわくわくしますね。
「きっと素晴らしいひとときを楽しめるだろう」と予感します。
そこにいる人たちが笑顔なのは、いいお店である証拠。
「いい時間を過ごしています」ということです。
あなたも一度は経験があるのではないでしょうか。
さて、ここで気づいてほしいことがあります。
お店の雰囲気がいいねと思って終わりにするのではありません。
お店に入った瞬間から、あなたもお店の一部になるということです。
お店に足を踏み入れた瞬間から、あなたもお店の一部です。
お店の雰囲気を構成する一部になります。
お店に入ったからには、できるだけポジティブな影響をもたらす存在になりたい。
心がけることはシンプルです。
にこにこしながら食事を楽しみましょう。
あなたからぱっと明るい雰囲気が出てきます。
料理もおいしくいただけるだけでなく、お店の雰囲気づくりにも貢献できます。
同席者がいれば、おしゃべりを楽しみましょう。
声のボリュームに注意しながら、にこにこ楽しくおしゃべりをすれば、ますます料理をおいしくいただけるでしょう。
たとえ1人で食事をするときでも、口角を上げながら食事をするくらいならできるはずです。
表情の明るさは、口角で決まります。
表情は、口角が1ミリ上がるだけでよくなります。
にこにこしながら食べる人は、いい雰囲気に貢献することになって、お店の人からも喜ばれます。
「いい表情をされていますね」
「雰囲気づくりを手伝ってくださって助かります」
「店内の雰囲気をよくしてくださってありがとうございます」
直接言われなくても、心の中で感謝されるでしょう。
そのうえで食事マナーもよければパーフェクトです。
明るい表情と上品な食事マナーがあれば、ますます好印象です。
お店の人から「いいお客さん」として認定されるでしょう。
「またお越しください」と歓迎され、お互いに良い関係を築けます。
レストランにいると、突然、歌声が聞こえてきました。
「ハッピーバースデー」の歌声です。
どうやらお客さんの1人に誕生日の人がいて、友人が祝っているようです。
店員さんも一緒になって歌っています。
歌い終わった後、みんなで拍手をしています。
さて、こうしたとき、どうしますか。
人ごとだと思い、ぼうっと見ているだけでは、物足りないです。
こういうときは、一緒になって拍手してあげましょう。
拍手をして一緒に祝うと、自分まで幸せな気分が伝わってきます。
幸せを少し分けてもらえます。
誕生日の人は、照れながらももっと喜ぶに違いありません。
なにより自分が食べている食事が、もっとおいしく感じます。
他人の幸せを素直に喜べる人が、幸せになれるのです。
レストランに行くと「季節限定メニュー」をよく見かけます。
おすすめのメニューとして大々的に紹介されていることが多いですね。
店頭のディスプレイや店内のメニューで目立ちます。
季節の旬を反映された料理であることが多く、特別感があっておいしそうなものが多い。
よく行くカフェでも、季節限定の飲み物を見かけることがあるものです。
ちょっと気になるのが、値段です。
旬の食材を使っていたり調理に特別な手間がかかったりすることから、少し高めの値段設定が多い。
このとき、どうするかです。
「おいしそうだな」と思うものの、財布と相談をして「また今度にしよう」と思うことがあるでしょう。
ところが時が経つのは早い。
「まだしばらくやっているよね」と思っていると、どんどん時が過ぎていきます。
「また今度」と思っているうちに、1週間2週間、1カ月2カ月と経っていきます。
気がつくと、販売期間が終了しているのです。
販売が終わってからでは、もう楽しめません。
再開してくださいとお願いしても難しいでしょう。
「もう終了しました」「在庫がありません」と言われるのがオチです。
「来年になればまた出てくるだろう」と思いますが、同じメニューが登場するとは限りません。
悲しいかな、その季節限定料理とは二度と出会えない可能性があります。
季節限定メニューがあれば、ぜひ試してみましょう。
季節限定メニューは今期しか楽しめません。
これは、舌で季節を感じることができるチャンスです。
見たことがあるメニューでも、その店特有のアレンジがあって、新鮮な味わいかもしれません。
今期しか楽しめない特別感もあります。
「レストランでこんな料理を食べたよ」という話ネタにもなります。
案外はまって、リピートすることになるかもしれません。
少し値段が高くても豊かな食生活につながるのですから、十分価値があると言えるでしょう。
チャンスは瞬発力が勝負です。
レストランで季節限定メニューを見かけたら、飛びつくくらいになってください。
積極的に季節料理を楽しむことで、今まで以上に四季を感じることができるでしょう。
あなたの日常に新しい風が吹き込みます。
初めて食べるものがあったとき、どんな食べ方をしますか。
まず味わってみようと普通に食べてみる。
もちろんいきなり味わってみるのもいいですが、食生活を豊かにするなら、ここに工夫の余地があります。
食べる前、どんな味かイメージしてみてください。
味だけでなく、食べたときの音・食感・歯ごたえもイメージしてみましょう。
「食べたときの印象を食べる前にイメージしてみる」ということです。
普通に考えると、食べたときの印象は食べてみないとわかりません。
だからこそ、食べる前にイメージするのが面白いのです。
ちょっとしたクイズを楽しむようなものです。
ヒントは外観のみ。
食べたことがなくても、食べ物の見た目や雰囲気から「こういう味ではないか」とイメージできるでしょう。
自分なりの解釈でいいので「こんな味かな、あんな味かな」とイメージしてみましょう。
できるだけ鮮明にイメージするのがポイントです。
食べる前に食べたときの印象をイメージしてみると、わくわく感が倍増します。
特に味がイメージしにくい食べ物は、チャレンジするかいがあります。
おまんじゅうのように、中に何が入っているかわからないものは、いろいろな味のイメージができて面白いでしょう。
食べる前から食べているような感じがして、不思議な感覚も楽しめるでしょう。
時には苦手そうな味であれば、ちょっとのイメージだけで十分です。
抵抗を感じるかもしれませんが、遊び心を大切にしてください。
味をイメージできたら、答え合わせで食べてみましょう。
「うん、思っていたとおりの味だね」
イメージどおりの味ならガッツポーズです。
「あれ、思っていたのと違った味だなあ」
イメージとは違った味であれば、そのギャップを楽しみましょう。
クイズの答え合わせをする感覚になると、ユニークな食べ方ができます。
この工夫は、初めて食べるものなら何でもOKです。
お店の料理はもちろんのこと、自分でつくる手料理や市販のお菓子や菓子パンでも有効です。
コンビニで新商品を見つけたら、絶好のチャンスと言えるでしょう。
食べたことがないものを見かけたら、すべて「面白いクイズ」と楽しみましょう。
まず味をイメージして、答え合わせのつもりで食べてみるだけで、食生活が豊かになります。
外食を楽しむとき、おごってもらうことに注意してください。
もちろんおごってもらうのが悪いわけではありません。
おごってもらってもいいのです。
目上の人からおごってもらうことがあるでしょう。
時には誕生日祝いや達成祝いで、恋人から食事をおごってもらうこともあるはずです。
日常茶飯事のことであり、珍しいことではありません。
おごってもらえば経済的負担がありません。
節約家なら素直にチャンスと感じて、心の中でガッツポーズをするはずです。
もちろんおごってもらうのはいいのですが、本気で外食を楽しむなら、必要最小限にとどめておくことです。
おごってもらうことには弊害があります。
それは「真剣味が低下する」という点です。
おごってもらうとなると「ラッキー」と喜ぶものの、心のどこかで「人のお金だから」と思ってしまいます。
気の緩みが生じて、本気で料理を味わおうとしなくなります。
緊張感が低下すると五感も鈍くなり、きちんと味を感じるのが難しくなります。
その結果、本当に外食を楽しめなくなるのです。
これは無意識のうちに起こります。
本人は普通にしているつもりでも、おごってもらう状況では無意識に起こるため注意が必要です。
本当に外食を楽しむなら、身銭を切るのがいちばんです。
身銭を切ると経済的な痛みが伴います。
だからこそ本気になります。
身銭を切ると、おのずと真剣な気持ちにならざるを得なくなり、五感が鋭く研ぎ澄まされます。
しっかりお店の雰囲気を感じ取ろうとするでしょう。
料理をいただくとき、ゆっくり味わう食べ方になるでしょう。
一口一口に集中できて、よりおいしくいただけるでしょう。
「おいしければいいな」ではなく「おいしく食べる!」という積極的な姿勢になるでしょう。
料理は、味だけでなく、香りや見た目も一緒に楽しもうとするでしょう。
1回の外食からいろいろな感動が得られ、満足度が高まります。
勉強でも、人にお金を出してもらうより身銭を切るほうが吸収しやすくなりますが、同じことです。
外食でも、人にお金を出してもらうより身銭を切るほうが、よりおいしく感じて感動もできます。
たとえ同じ料理でも、感じ方が向上して自分のためになります。
身銭を切るのは経済的に厳しいかもしれませんが、本当に外食を楽しむなら、これほど効果的な方法はありません。
もちろんこれは理想です。
現実では単純にいかない場面もあるでしょう。
相手の厚意でおごられることがあったり、割り勘にしづらい雰囲気があったりするもの。
立場や事情があって、相手の厚意を断れないこともあるはずです。
断ろうにも難しいこともありますが、そうした傾向を頭に入れておいて損はないでしょう。
おごってもらえるとしても、全額を出してもらうより、少額でも出しておくほうがいいでしょう。
本当に外食を楽しみたいなら、おごってもらうより身銭を切るほうがいいのです。
ディナータイムになると、お店によってはテーブルにキャンドルが置かれることがあります。
小さなキャンドルセット、1本のろうそく、ゆらゆら揺れる炎。
火がともされていて、ろうそくの炎がゆらゆら踊るように揺れているでしょう。
大人の雰囲気がたっぷりですね。
たった1本のろうそくでも、魅力的な雰囲気を演出してくれます。
「きれいだね」
「おしゃれだね」
「粋な演出だね」
小さな炎ですが美しさは十分。
普通に見て終わりそうになりますが、ここは大切なポイントです。
テーブルに置かれたキャンドルはきちんと見ましょう。
ちらっと見るのではありません。
じっと見つめるのです。
キャンドルは演出のためだけにあるのではありません。
じっと見つめるためにあります。
キャンドルの炎には素晴らしい効果が秘められています。
あなたを幻想の世界にいざなってくれるのです。
じっと見つめていると、だんだん穏やかな気持ちになっていくでしょう。
体の力が抜けていき、リラックスできるでしょう。
ろうそくの炎に心を奪われ、現実を忘れさせてくれ、我を忘れるような状態になります。
そうして、幻想の世界にいざなってくれます。
単なる演出と思ってスルーするのではありません。
じっくり見つめて、魅力的な効果を体験して、神秘的な雰囲気を楽しみましょう。
キャンドルは、きちんと見て楽しむ意味もありますが、それ以上に癒やしの効果が抜群です。
キャンドルの可能性は無限大です。
せっかく素晴らしいものがテーブルにあるのですから、きちんと生かさないと損です。
テーブルに置かれたキャンドルは、幻想の世界に行くための扉です。
人と食事をしていると、相手が食べ残していることがあります。
どうやらすでにおなかは満足で、すべて食べきれないようです。
一方、自分はまだ食べられる余裕があって、相手が食べ残しているものを味見してみたい状況があるでしょう。
自分は「食べてみたい」という気持ちがあって、相手も「食べてほしい」という気持ちのときがあるものです。
そんなときは、相手の食べ残しをあなたが食べてみてもOKです。
「食べないならちょっともらってもいい?」と一声かけるのがマナーです。
相手の料理の味を楽しめるだけでなく、食べ残しを減らすことにつながります。
どんな状況でも許されるわけではありません。
フォーマルの場では厳禁です。
格式のあるレストランや相手が目上の人という場合では避けるべきです。
しかし、プライベートの場や打ち解けた関係であれば悪くありません。
プライベートは許容範囲が広いため、堅苦しい考え方は抜きです。
「行儀が悪い」と言ってしまえばそれまでですが、状況によります。
カジュアルな飲食店や、家族同士・友人同士・恋人同士というケースであれば、さほど気にすることはないでしょう。
親しい間柄なら、許容範囲も広い。
相手から許可があれば、別に悪い印象もありません。
真面目な人にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、柔らかい考え方も必要です。
あなたが相手の分を食べてあげることで、食べ残しの削減にも貢献できます。
親しい間柄に限りますが、状況が許すなら、そうした楽しみ方もありです。
外食をするとき、タイミングによって味が変わることがあります。
何度も注文したことがある料理であれば、いつもと違うとすぐわかります。
「おや、いつもと同じ料理のはずなのに、今回はちょっと雰囲気が違うな」
味・歯ごたえ・盛り付けなど、いつもと違っていることがあるものです。
原因はさまざまです。
つくる人が違っていたのかもしれません。
食材に違いがあったのかもしれません。
飲食店は本来、安定した品質で料理を提供すべきですが、常に100%実現するのは難しいことがあります。
同じ料理とはいえ、タイミングによって出来に差が出てしまうこともあります。
味覚が発達している人なら、なおさら小さな変化に気づくでしょう。
もちろんあまりに出来が悪ければ、料理をつくり直してもらったほうがいいでしょう。
せっかくお金を払っているのですからつくり直してもらう権利があります。
しかし、ちょっと味が違う程度であれば、そのままいただくのも悪くありません。
レシピどおりにつくっているとはいえ、つくっている人の腕によって味に差が出ることがあるものです。
あなたも料理をつくるとき、タイミングによって味に違いが出てくることはあるでしょう。
同じ食材でも、ものによって状態に違いがあって、味や鮮度の差につながることがあります。
「糖度10」とうたったトマトでも、実際は糖度が「9」や「11」ということがあります。
鮮度の高いものやデリケートなものは誤差が生じやすくなり、それは仕方のないことです。
小さなずれではありますが、トラブルと言うほどでもありません。
小さなことにいらいらしているとストレスを感じやすくなり、老けるのも早くなってしまいます。
ここで発想の転換です。
タイミングによって味が変わることも、外食の面白さと考えましょう。
「いつもと違った味をしているね。新人さんが作ったのかな」
「いつもと違った歯ごたえだね。いつもと違ったつくり方をしたのかな」
「いつもと違った盛り付けだね。新しいチャレンジを取り入れたのかな」
原因追及や犯人捜しは考えません。
面白い変化球として楽しみましょう。
純粋に変化を楽しむのです。
見方を変えれば、あなたの度量を広げるチャンスです。
ポジティブに受け止めれば、あなたの度量も広がって、ますます外食を楽しめます。
おしゃれな外観のお店があると、期待ができます。
「わあ、おしゃれなお店だな!」
第一印象がいいと期待できます。
外観がおしゃれできれいだと、店内もセンスがよくて、おいしい料理が出てきそうだとわくわくできるでしょう。
ところが実際に入ってみると、期待外れということがあります。
「店内の雰囲気はいまいちだった」
「外観は良かったのに、肝心の料理がダメだった」
「料理は普通においしかったが、店員の態度が悪かった」
期待値が大きければ大きいほど、がっかり感も大きくなります。
あまりに期待外れであれば、がっかりを通り越して怒りを感じることもあるでしょう。
さて、ここが大切な瞬間です。
このとき、お店の悪口を言わないことです。
思うまではいいですが、口に出して言うのは良くありません。
たとえ聞こえていないとしても「悪口を言った」という事実が残ります。
悪口を言うと、今度はあなたが悪いお客さんになってしまい、自分の品格を下げることになります。
悪口は誰が聞いているかわかりません。
お店の人に聞こえてしまうと、むっとされるはずです。
周りにいるお客さんに聞こえてしまうと、不快な気持ちにさせてしまいます。
一緒に食事をしている人がいれば、気分を悪くさせてしまうでしょう。
せっかくの食事の雰囲気が台無しです。
悪口を言うと、食事の後味が悪くなるだけでいいことはありません。
悪口を言うと、本人の品格が下がり、イメージも悪くなります。
周りの人は「いつか自分も悪口を言われるかもしれない」と不安になって警戒するでしょう。
お店の悪口を言うと、悪印象が自分に跳ね返ってきます。
期待外れで不満が大きいと、何か一言言いたいときもあるでしょう。
あるいは周りから感想を求められることがあるはずです。
期待外れで不満を言いたいとき、おすすめのセリフがあります。
「イメージと違っていた」です。
自分のイメージと実際の様子が違っていたことを伝えるだけですから、悪口にはなりません。
オブラートに包むのが上品です。
どんなに悪口を言いたくても「イメージと違っていた」くらいにしておくのが賢明です。
お店側に明らかな問題がある場合もあるでしょう。
「さすがにこれはおかしい」と思うことなら、きちんと伝えるのも悪くありません。
お店によっては、レジやテーブルのところにアンケート用紙が用意されていることがあります。
改善要望として書いて伝えるといいでしょう。
もしアンケート用紙が用意されていなければ、お店の方に口頭で伝えるのも方法です。
言葉がきつくならないよう、言葉遣いには十分注意しましょう。
感情的ではなく理性的に伝えるよう心がけます。
「○○してください」という命令口調ではなく「○○に問題があるようです」と気づきを与える言い方のほうがいいでしょう。
言葉を選んだうえで丁寧に伝えるのがマナーです。
期待外れのお店だったとき、悪口を言うのは良くありません。
お店の人に聞こえてしまうと、むっとされるでしょう。
一緒に食事している人がいれば、気分を悪くさせてしまい、悪口を言うあなたの印象も悪くなります。
食事の余韻が悪くなります。
悪い評判を広めることになります。
いくら本音とはいえ、ストレートに表現するのは控えたほうがいいでしょう。
期待外れのお店であれば「イメージと違っていた」と言うくらいにしておくのが賢明です。
では、当たりのお店のときも何も言わないほうがいいかというと、そうではありません。
当たりのお店のときは逆です。
遠慮なくたっぷり褒めてください。
素晴らしい出会いは唐突にやってくるもの。
たまたま入ったお店が素晴らしくて感動することがあるでしょう。
そんなとき「このお店は当たりだ」と思うものです。
期待していなかった分だけ感動も大きくなるものです。
もし当たりであれば、喜ぶのはもちろんですが、しっかり褒めてください。
近くにお店の人がいて聞かれることがあれば、喜んでくれるでしょう。
褒め言葉が店内に広がって、場の雰囲気も明るくなります。
同席者がいれば、さらに会話が弾むでしょう。
「おいしいね」という一言は、声に出して言ってもOKです。
「おいしい、おいしい」と言えば言うほど、食べている料理がますますおいしく感じられます。
食事をした後の余韻もよくなるはずです。
あなたが褒めることで、良い評判を広めることになります。
お店の人が知れば、良いお客さんとして映って喜ばれるに違いありません。
褒めることは、ポジティブなメリットばかりです。
当たりのときは、どんどん褒めるのが正解です。
食の神様も「いいことをしているね」と喜んでくれます。
褒める人は神様にとって好印象なので、運とチャンスが訪れます。
再びおいしいお店に巡り会うことを手伝ってくれます。
「もうおなかがいっぱい。これ以上は食べられない」
満腹で食べきれないときがあるでしょう。
残りが一口程度であれば頑張って食べるのもありですが、思ったよりたくさん残ってしまうこともあるはずです。
食べきれないときは残すしかないのでしょうか。
いいえ、そうではありません。
もちろん残すのもいいですが、テイクアウトができないか検討してみてください。
お店によっては、テイクアウトに対応してくれることがあります。
テイクアウトをお願いすれば、専用の箱に詰めてくれ、手提げ袋に入れてくれるでしょう。
テイクアウトをすれば、お店で食べきれなくても自宅で食べられます。
温め直せば、お店の料理を自宅でも楽しめるのでお得です。
翌日の朝食の代わりになれば、少し食費が浮いて経済的です。
恥ずかしがる必要はなく、一言お願いするだけです。
「テイクアウトをお願いできますか」
一声かければ、すぐ対応してくれるはずです。
もちろんどんなお店でもテイクアウトできるとは限りません。
お店や料理によってテイクアウトが難しいこともありますが、選択肢として覚えておくといいでしょう。
基本的に大手ファミリーレストランであれば、どこもスムーズに対応してくれるはずです。
「テイクアウトをお願いすると、お店の手間を増やすことになって迷惑になるのではないか」
お店の事情を心配する人もいるでしょう。
これは考えすぎです。
テイクアウトは、調理と違って箱やケースに詰めるだけです。
大きな手間にはならないため、お店の迷惑になることはないので安心してください。
テイクアウトは恥ずかしいことでもありません。
むしろお店にとって歓迎されることです。
「きちんと食べきりたい」「おいしい料理だから残りを自宅でも食べたい」といった意味があってポジティブです。
テイクアウトは、単なる持ち帰り行為ではありません。
食の責任を果たそうとする姿勢です。
責任を果たすポジティブな行為ですから、恥ずかしがらず堂々とお願いしてみてください。
食べきれないときは、残すよりテイクアウトから検討しましょう。
第一印象の悪いレストランに遭遇することがあります。
「あのレストランはサービスが悪かった。もう二度と行かない」
そう思うかもしれませんが、決めつけるのは良くありません。
第一印象が悪くても、それだけですべてを決めつけないことです。
もちろん本当に質の悪いレストランということもありますが、一度の体験だけで決めつけるのは早計です。
たまたま新人の店員さんに当たっただけかもしれません。
たまたま混み合っていた時間帯だったのかもしれません。
たまたまにぎやかな団体客がいるタイミングだったのかもしれません。
事情なりタイミングなり何らかの悪条件が重なって、サービスの質が低下することはあるものです。
「常に安定したサービスを提供するものだ」という考え方もありますが、そこにいるのは人間です。
少なからずサービスに波があるのは当然です。
人間ですから、うっかりすることがあれば慣れるのに時間がかかることもあるでしょう。
たまたまマナーの悪いお客さんがやってきたり急に団体客が押し寄せてきたりなど、不可抗力もあります。
第一印象が悪いレストランだからといって、一度の体験だけですべてを決めつけるのは良くありません。
心が狭いと息苦しい生き方になります。
たった1回のNGでいきなりレッドカードを出すと、食の可能性の制限にもつながります。
第一印象の悪いレストランでも、もう一度楽しんでみましょう。
「あのときはたまたまだったのかもしれない」
偶然の可能性を考えてみることです。
前回お客さんが混んでいた時間であれば、今回はすいている時間帯に行ってみましょう。
前回ランチをいただいたのなら、今回はディナーを楽しんでみましょう。
2回目は意外と心地よく感じるかもしれません。
きちんとサービスが行き届いていて、悪印象から好印象に変わることがあります。
人間関係でも、第一印象の悪い人があとから印象よく変わることがありますが、同じことがレストランでも起こりえます。
敗者復活戦のチャンスを与えるくらいの余裕はあってもいいのではないでしょうか。
2回目も同じく悪印象になれば仕方ありませんが、再チャレンジの価値はあるでしょう。
ちょっとタイミングが悪かっただけかもしれません。
第一印象の悪かったレストランが、あとからお気に入りのレストランになる可能性もあるのです。
あなたが外食するときといえば、どんなときでしょうか。
単に料理をつくるのが面倒なときもあるでしょう。
外食はちょっとお金がかかります。
出費があるので、ちょっと特別なときに向かうことが多いのではないでしょうか。
特に節約しているときは、なおさら外食が遠のくはずです。
もちろん理由があるのもいいのですが、逆に言うと、理由がなければ行かないことになります。
外食する理由は何でもいいのです。
堅苦しい考えは不要です。
きちんとした理由である必要はなく、何でもない理由でかまいません。
そこであなたにおすすめの理由をご紹介します。
「今週はまだ外食をしていない」
これでいいのです。
最後に外食をしたのは、いつですか。
今週、外食をしましたか。
「今週」とは、日曜日から土曜日までの7日間を指します。
土曜が終われば、新しい1週間の始まりです。
今週まだ外食をしていないなら、さっそく食べに出かけましょう。
行きつけのレストランでもよし。
初めてのレストランでもよし。
新しくできたばかりのレストランにチャレンジしてみるのもOK。
高級レストランである必要はなく、カジュアルレストランで十分です。
あまりおなかがすいていないなら、軽食を楽しむだけでもかまいません。
人生で食事をする回数は有限です。
食事をする回数は限られますが、外食をする回数はさらに限られます。
自然に機会が来るのを待つのではなく、自分から機会をつくることが大切です。
週に1回くらいは外食をしてもバチは当たりません。
むしろ週に1回くらいは外食をしたほうが、積極的な生き方につながります。
理由ができるのを待っていたら、節約はできても行く機会が減ってしまいます。
外食を楽しむ機会はどんどんつくっておくものです。
積極的に機会をつくって、1回でも外食を楽しむ機会をつくろうではありませんか。
理由があって外食をするのもいいですが、理由がなくて外食するのもOKです。
外食をすると、ちょっと贅沢な料理を楽しめるでしょう。
自分ではなかなかつくれない料理も、外食なら簡単に楽しめます。
毎日外食するのは経済的に厳しくても、週に1回くらいなら難しくないでしょう。
リッチな気分になれるだけでなく、気分転換・ストレス発散・健康への投資にもなります。
たまには贅沢な料理を楽しんでおけば、満たされた気持ちになります。
心がポジティブな状態を保て、精神的にも安定します。
外食に大きな理由は必要ありません。
「今週はまだ外食をしていないね。よし、食べに出かけよう!」
これでいいのです。