知的な話し方をする
30の方法

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「要は」を連発する人の話は、
いつまでもまとまらない。

「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。 | 知的な話し方をする30の方法

私が以前、勤めていた職場に変わった上司がいました。

優しくて、面倒見のよい上司でしたが、ちょっと癖が強かった。

その上司には「要は」という口癖があったのです。

この言葉は通常、話をまとめるときに使う言葉です。

言いたいことを一言で表現するときに「要は」という言葉を使います。

しかし、その上司は、何度も繰り返し、口にします。

しかも「要は」と言っているにもかかわらず、話はまとまっていません。

「要はここをこうすればよくて、つまりだな、要は、まとまらないときには仲間に手伝ってもらう方法でもいいし、実際にやってみると、要はなかなかうまくまとまらないことがすぐわかるんだ。要は、君の力だけではうまくやっていくことはできないし、職場のチームワークでは要は協力が大切ということ。要は……(話はまだ続く)」

私はいつも、笑いをこらえるのに必死だった。

「要は」と何度も言っていても、話の要点は曖昧です。

本人は、それに気づいていない様子です。

上司ですから、なかなか言い返せません。

わからないから質問したにもかかわらず、いつまでもまとまらない話を聞いて、余計に混乱する私がいました。

言いたいことを懸命に伝えているようでしたが「要は」と言ってまとめようとすればするほど、話がこじれていました。

どうやら、こうしたタイプの人は「話をまとめようとするためには『要は』と何度も言えばいいのだ」と思っているようです。

「要は」を会話の中に入れれば、大切な部分が強調され、相手にわかりやすくなると思っています。

話は長く、いつまでもまとまらないのです。

あなたは、話をまとめたいとき、どうしていますか。

「要は」「つまり」「だから」を何度も口にしていませんか。

本当にわかりやすくまとまっている話というのは、常に「一言」です。

日本の野球界では有名な長嶋ながしま茂雄さんの説明は、いつも一言です。

「どうすればホームランを打てますか」と質問をすれば「ここをね、こう握って、パーンと振ればいいんですよ」と一言です。

「たったそれだけ?」と驚いてしまいます。

説明ができないから、一言なのではありません。

完全に体に染み付いているから、一言で表現できるのです。

本当に理解している人は、言葉を短くできます。

「要約」は、常に短い文章です。

要約ができる人は、長い文章全体を完全に理解していないとできないことです。

完全に理解できれば、大切なところだけ抜き出せます。

知的な話し方をする方法(20)
  • 一言で、説明できるようになる。
5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。

知的な話し方をする30の方法
知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
    話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
    語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
    「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
    ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
    「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
    「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
    トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
    オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
    要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
    「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
    本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
    よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
    何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
    返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
    理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
    正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
    質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
    相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
    声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
    「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
    5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
    見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
    自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
    だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
    体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
    人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
    差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
    口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
    口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。
    興味がない話は、教養として聞けばいい。

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