食後、きちんと感謝の言葉を伝えていますか。
同棲を始めたころは、欠かさず「ごちそうさま」と言っていても、作ってもらうことに慣れてくると言わなくなることがあります。
食事を作ってもらうありがたみが薄れてくる。
「食事を作ってもらって当たり前」という感覚になると「ごちそうさま」の一言を言い忘れやすくなる。
あるいは「今さら言う必要はない」という投げやりな気持ちが強くなるのかもしれません。
しかし、食事を終えて無言のままではよくありません。
「無言でも、心では感謝しているから大丈夫」というのは誤解です。
きちんと言葉に出して言わないと、相手に伝わりません。
「ごちそうさま」の一言がないと「おいしくなかった」という暗黙のメッセージに聞こえます。
「作ってくれて当然」「今さら言っても仕方ない」と思うのはよくありません。
作ってくれた料理には、一定の労働が発生した成果物です。
知恵と工夫を凝らした食事はすべて感謝ができます。
ほんの一言でいいのです。
どんなに同棲が長くなっても、作ってもらった食事を食べ終えたら、きちんと感謝の言葉を伝えましょう。
「ごちそうさま。おいしかった」と。
食事が終わった後に言う挨拶ですが、日常に欠かせない大切な言葉です。
この一言で、食事を作った苦労が報われます。
「ごちそうさま」だけでもいいですが「おいしかった」の一言も付け加えると、もっと響きのいい一言になります。
食事を作った相手は「頑張って作ったかいがあった」と感じて、喜ぶでしょう。
「ごちそうさま。おいしかった」という一言は、2人の生活がどれだけ長くなっても続けましょう。
結婚しても、子どもができても、白髪が増えても、ずっと続けていくことが大切です。