執筆者:水口貴博

同棲生活の30のマナー

12

作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。「ごちそうさま。おいしかった」。

作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。「ごちそうさま。おいしかった」。 | 同棲生活の30のマナー

食後、きちんと感謝の言葉を伝えていますか。

同棲を始めたころは、欠かさず「ごちそうさま」と言っていても、作ってもらうことに慣れてくると言わなくなることがあります。

食事を作ってもらうありがたみが薄れてくる。

「食事を作ってもらって当たり前」という感覚になると「ごちそうさま」の一言を言い忘れやすくなる。

あるいは「今さら言う必要はない」という投げやりな気持ちが強くなるのかもしれません。

しかし、食事を終えて無言のままではよくありません。

「無言でも、心では感謝しているから大丈夫」というのは誤解です。

きちんと言葉に出して言わないと、相手に伝わりません。

「ごちそうさま」の一言がないと「おいしくなかった」という暗黙のメッセージに聞こえます。

「作ってくれて当然」「今さら言っても仕方ない」と思うのはよくありません。

作ってくれた料理には、一定の労働が発生した成果物です。

知恵と工夫を凝らした食事はすべて感謝ができます。

ほんの一言でいいのです。

どんなに同棲が長くなっても、作ってもらった食事を食べ終えたら、きちんと感謝の言葉を伝えましょう。

「ごちそうさま。おいしかった」と。

食事が終わった後に言う挨拶ですが、日常に欠かせない大切な言葉です。

この一言で、食事を作った苦労が報われます。

「ごちそうさま」だけでもいいですが「おいしかった」の一言も付け加えると、もっと響きのいい一言になります。

食事を作った相手は「頑張って作ったかいがあった」と感じて、喜ぶでしょう。

「ごちそうさま。おいしかった」という一言は、2人の生活がどれだけ長くなっても続けましょう。

結婚しても、子どもができても、白髪が増えても、ずっと続けていくことが大切です。

同棲生活のマナー(12)
  • どんなに同棲が長くなっても、作ってもらった食事を食べ終えたら、きちんと感謝の言葉を伝える。
同棲中は、おならやげっぷはどうするか。

同棲生活の30のマナー

  1. あなたの礼儀作法が表れるポイント。
    それは、玄関で脱いだ靴。
  2. 元の状態に戻すルールを守ろう。
  3. 同棲中に注意したい3つの禁句。
  4. 彼女を家政婦扱いしない。
  5. 力仕事は、積極的に男性が名乗り出る。
  6. 彼女が生理で苦しんでいるときこそ、男の出番。
    大切なのは「いたわり」と「思いやり」。
  7. 生理用品は、見えないように工夫をしておく。
  8. 美を磨く行為は、彼に隠れてこっそりするのが基本。
  9. 2人で決めたルールは、社会的なマナー違反になっていないか。
  10. 行動を監視するような連絡を強要すると、かえって愛を遠ざける。
  11. 室内で長電話をするときは、同棲相手に配慮すること。
  12. 作ってもらった食事を食べ終えたら、感謝の言葉を伝えよう。
    「ごちそうさま。
    おいしかった」。
  13. 同棲中は、おならやげっぷはどうするか。
  14. 便座の上げ下げで揉めたときの、3つの説得方法。
  15. ジャージやスエットスーツを部屋着にすると、生活感が出すぎてしまう。
  16. 同棲では、謙虚な気持ちを持ち続ける。
  17. きれい好きな人は、完璧な清潔感を諦めることも大切。
  18. 帰宅時間は、きちんと連絡しよう。
  19. 夕食を食べて帰るにもかかわらず、連絡をしないのはマナー違反。
  20. 同棲相手を「未熟な子ども」として扱わない。
  21. 助け合いとはいえ、相手のお金や持ち物を盗む行為は窃盗罪。
  22. 携帯電話を盗み見したところで、いいことは1つもない。
  23. 試験や授業がうまくいかなくても、相手のせいにしないのがマナー。
  24. 同棲中の朝帰りをするときのマナー。
  25. 朝帰りを許すかの判断基準。
  26. 相手の親の悪口は禁句。
  27. 同棲でも、相手に言えない秘密はあってもいい。
  28. 同棲中にSNSやブログを楽しむなら、文言に注意する。
  29. 後ろめたい事情があったとしても、同棲相手に隠れて借金をしない。
  30. 長年同棲しているカップルが、あるとき結婚に踏み切る理由とは。

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