執筆者:水口貴博

食の神様に愛される30の方法

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食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。

食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。 | 食の神様に愛される30の方法

食は、私たちにとって身近な存在です。

だからといって、何でも食べ物の名前を知っているとは限りません。

じっくり見渡してみると、私たちの身の回りの食べ物には、意外と名前の知らない食べ物が少なくありません。

初めて食べるものなら、初めて名前を聞くパターンが多いでしょう。

普通に食べるのもいいですが、初めて食べるものなら、きちんと名前を確認して覚えるようにしましょう。

「おいしいものを食べたよ」と話せば、相手から「何を食べたの?」と聞かれるのが自然な流れです。

「名前はわからない」となれば、そこで話が中断します。

おいしく食べても、食べ物の名前がわからなければうまく説明できません。

名前を覚えていないと、記憶もぼんやりしてすぐ忘れてしまいます。

食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはなりません。

食べ物の名前を覚えることは、食に敬意を払うことになる

人の名前を覚えることは、相手の存在を認め、敬意を払うことになりますが、これは食べ物においても同じです。

食べ物の名前を覚えることは、食の存在を認め、敬意を払うことになります。

人だけでなく食べ物にとっても、名前はアイデンティティーです。

名前を覚えるだけでいいのです。

きちんと名前を覚える

初めての食べ物を食する際は、まず名前を確認しましょう。

どんなささいな食べ物でも名前がついています。

名前を知らないまま食べることもできますが、きちんと名前を確認することです。

食べる前でも食べた後でもかまいません。

身近な食べ物なら聞き慣れたものばかりであってすぐわかりますが、世の中はまだまだ広いものです。

世界に目を向けると、聞いたことのない食べ物がたくさんあります。

珍しい名前の野菜があるでしょう。

ルタバガ、コールラビ、ルバーブ、ロマネスコ、エシャロット、アーティチョーク。

変わった名前の果物もあります。

ザボン、ランブータン、ドリアン、マンゴスチン、ペピーノ、ドラゴンフルーツ。

料理についても同じです。

中国の刺し身「ユーサーン」。

韓国の甘辛い料理「トッポッキ」。

タイの焼きそば「パッキーマオ」。

スペイン料理の「アヒージョ」。

イタリア料理の「アクアパッツァ」。

ちょっと変わったお菓子でも、固有の名前がついていることがあります。

ザッハトルテ、オランダクッキー、ダックワーズと聞いて、ぱっとイメージが浮かぶでしょうか。

「聞いたことはある」と思っても、意外とあやふやに覚えていることも少なくありません。

あらためて名前を確認すると、誤って覚えていたことに気づくことがあります。

「アボガド」ではなく「アボカド」が正しいと気づくこともあるでしょう。

初めて食べるものは、きちんと名前を覚えるようにしましょう。

自然と覚えることもありますが、きちんと意識を向けたほうが記憶力は刺激されて覚えやすくなります。

後から忘れてしまうかもしれませんが、少なくとも「聞いたことがある」という感覚は残るでしょう。

覚える自信がなければ、メモが有効

覚える自信がなくて忘れてしまいそうなら、メモしておくといいでしょう。

恥ずかしがらないでメモしてください。

どんなに記憶力が悪くても、メモすれば、削除しないかぎり残り続けます。

ど忘れをしても、メモを見ればすぐ思い出せます。

新しい名前を覚えることは、食の世界を広げることになります。

どんどん名前を覚えて、食の世界を広げていきましょう。

「こういう名前なんだね」と名前を意識しながら食べると、よりおいしく味わえます。

食の神様に愛される方法(9)
  • 初めていただく料理や食べ物は、きちんと名前を確認して覚えておく。
種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。

食の神様に愛される30の方法

  1. 食の神様になったつもりで日常を見よう。
    おのずと大切なポイントが見えてくる。
  2. 食の神様がいると信じる人は、豊かな食生活に恵まれる。
  3. おいしそうに食べる人に、人も神様も引き寄せられる。
  4. 食事中だからといって、下ばかり見ない。
  5. にこにこしながら食べれば、食の神様もにこにこする。
  6. みんなが「まずい」と言うものをおいしく感じるところに、あなたの才能がある。
  7. 人がおいしく食べることを祈ると、自分が食べているものまでおいしくなる。
  8. 食べ残すとき、仕方ないからといって平然とするのはよくない。
    大切なのは「残してごめんなさい」の気持ち。
  9. 食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。
  10. 種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。
  11. 自分を見失ったら食事をしよう。
    腹ごしらえをすれば、本来の自分を取り戻せる。
  12. 本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。
  13. 食べたいものをイメージしよう。
    まもなく奇跡が起こるだろう。
  14. 食の神様は、あなたの食べ方を見ている。
    食べ方が美しい人は、運にもチャンスにも恵まれる。
  15. 欲張って食べすぎると、神様は罰として寿命を奪う。
  16. 「ごちそうさま。
    おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。
  17. 「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になる。
    眉間にしわが寄っても、口角だけは上げておく。
  18. 健康運の悪い人は「満腹を100パーセント」と考える。
    健康運のいい人は「腹八分目を100パーセント」と考える。
  19. 告白は、食べ物にしてもいい。
  20. 食べ物の贈り物をいただいたら、きちんと後で感想を伝えよう。
  21. 食の神様は「くちゃくちゃ」という音が嫌い。
    「もぐもぐ」という音が好き。
  22. おいしいレストランを紹介しよう。
    今度はあなたが、神様からおいしいレストランを紹介される。
  23. プレゼントをもらったときの袋は、自分が使うときのために取っておこう。
  24. 食べ物を粗末にする人は、食の神様から嫌われる。
    食べ物を大切にする人は、神様からも大切にされる。
  25. 雨の日に出前を頼んだら、より気持ちを込めたお礼を言おう。
    「雨の中ありがとうございます」
  26. 最後の1つは、神様があなたに残しておいてくれたプレゼント。
  27. 満腹で食べ残したときは「ごちそうさま」と言い忘れやすい。
  28. レストランで注文間違いは、神様からのサプライズメニュー。
  29. 味覚は、満腹感に応じて変わる。
    満腹のときに抵抗を感じたものは、錯覚かもしれない。
  30. 食の神様は存在する。
    目の前にある食べ物一つ一つが、食の神様。

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