執筆者:水口貴博

食の神様に愛される30の方法

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本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。

本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。 | 食の神様に愛される30の方法

空腹は体によくありません。

ガス欠状態では、元気もパワーも出ません。

頭がぼうっとしてまったく集中できません。

ひどい空腹になると体全身に力が入りません。

普通に歩くことすら難しくなります。

おなかがぺこぺこで何も手がつかず、生産性のない時間になるでしょう。

仕事でも勉強でもスポーツでも、空腹のままでは悪い結果しかもたらしません。

空腹がエスカレートすると命に関わります。

何も食べない状態が続くと、最後は死んでしまいます。

空腹になったら、無理をせず、きちんと食べることです。

では、空腹の経験はすべて無駄かというと、そうではないのです。

本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。

それはそれで意味があります。

食べることの素晴らしさを実感する機会になるからです。

本当に空腹なときの一口は、必ず感動できる

本当に空腹で苦しいとき、何かを食べてみると、価値観が一変します。

「ああ、おいしい! 食べるってなんて素晴らしいのだろう!」

たった一口に感動します。

食べ物が喉を通っていくことに快感を覚えるでしょう。

涙を流すほど感動するに違いありません。

言いようのない幸福感に包まれるでしょう。

「食べることは生きることだ」という事実をしっかり実感できます。

本当の意味で、食べることの素晴らしさを理解できるのです。

本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい

私たちは今、飽食の時代を生きています。

普段、食べることに苦労することはありません。

お金さえあれば、24時間365日、何でも簡単に食べることができています。

一部の地域を除いて、飢餓で亡くなる人はほとんどいません。

食物連鎖のピラミッドにいるため、大半の食べ物は自由に食べることができます。

それゆえに食べることの素晴らしさを実感する機会がありません。

だからこそ、本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。

食の素晴らしさを再認識できる機会になります。

肉体的にも精神的にも大変厳しい経験ではありますが、あなたの人生観を変える機会になります。

一度でも本当に空腹で苦しい経験があれば、食に対する価値観が変わります。

食べ物が「命」に見えてくるようになります。

食べる時間を「幸せな時間」と感じるようになります。

食事をするたびに「ありがたい、ありがたい」と感謝せずにはいられなくなります。

豪華な料理を食べるときには、手を合わせて拝みたくなります。

食の素晴らしさは、本を読んで学べることではありません。

自らの身をもって体感して、体得することです。

本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいいのです。

食の神様に愛される方法(12)
  • 本当に空腹で苦しい経験を、人生で一度くらい作っておく。
食べたいものをイメージしよう。
まもなく奇跡が起こるだろう。

食の神様に愛される30の方法

  1. 食の神様になったつもりで日常を見よう。
    おのずと大切なポイントが見えてくる。
  2. 食の神様がいると信じる人は、豊かな食生活に恵まれる。
  3. おいしそうに食べる人に、人も神様も引き寄せられる。
  4. 食事中だからといって、下ばかり見ない。
  5. にこにこしながら食べれば、食の神様もにこにこする。
  6. みんなが「まずい」と言うものをおいしく感じるところに、あなたの才能がある。
  7. 人がおいしく食べることを祈ると、自分が食べているものまでおいしくなる。
  8. 食べ残すとき、仕方ないからといって平然とするのはよくない。
    大切なのは「残してごめんなさい」の気持ち。
  9. 食べ物の名前を覚えておかないと、きちんと食べたことにはならない。
  10. 種類や部位を細かく確認すると、よりおいしくいただける。
  11. 自分を見失ったら食事をしよう。
    腹ごしらえをすれば、本来の自分を取り戻せる。
  12. 本当に空腹で苦しい経験も、人生で一度くらいあったほうがいい。
  13. 食べたいものをイメージしよう。
    まもなく奇跡が起こるだろう。
  14. 食の神様は、あなたの食べ方を見ている。
    食べ方が美しい人は、運にもチャンスにも恵まれる。
  15. 欲張って食べすぎると、神様は罰として寿命を奪う。
  16. 「ごちそうさま。
    おいしかったよ」という一言を言いすぎることはない。
  17. 「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になる。
    眉間にしわが寄っても、口角だけは上げておく。
  18. 健康運の悪い人は「満腹を100パーセント」と考える。
    健康運のいい人は「腹八分目を100パーセント」と考える。
  19. 告白は、食べ物にしてもいい。
  20. 食べ物の贈り物をいただいたら、きちんと後で感想を伝えよう。
  21. 食の神様は「くちゃくちゃ」という音が嫌い。
    「もぐもぐ」という音が好き。
  22. おいしいレストランを紹介しよう。
    今度はあなたが、神様からおいしいレストランを紹介される。
  23. プレゼントをもらったときの袋は、自分が使うときのために取っておこう。
  24. 食べ物を粗末にする人は、食の神様から嫌われる。
    食べ物を大切にする人は、神様からも大切にされる。
  25. 雨の日に出前を頼んだら、より気持ちを込めたお礼を言おう。
    「雨の中ありがとうございます」
  26. 最後の1つは、神様があなたに残しておいてくれたプレゼント。
  27. 満腹で食べ残したときは「ごちそうさま」と言い忘れやすい。
  28. レストランで注文間違いは、神様からのサプライズメニュー。
  29. 味覚は、満腹感に応じて変わる。
    満腹のときに抵抗を感じたものは、錯覚かもしれない。
  30. 食の神様は存在する。
    目の前にある食べ物一つ一つが、食の神様。

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