「まずい」
「おいしくない」
「食べられない」
苦手な味のとき、どんな表情をするかです。
食べてみたところ、自分の好みに合わず、おいしくないと感じることがあるもの。
苦手な味だとストレスを感じます。
もちろん好き嫌いがあるのはいいのです。
好き嫌いがあるのは普通のことであり、仕方ありません。
口の中に嫌な味が広がって、今すぐ吐き出したい衝動に駆られるかもしれません。
大切なのは、表情です。
眉間にしわが寄る。
口角が垂れ下がる。
般若のような怖い表情になる。
食べ物をにらみつけてしまうかもしれません。
しかめ面になることが多いのではないでしょうか。
まずいのですから当然のことに思えますが要注意です。
しかめ面をすると、ますますおいしくなくなります。
表情を通して「まずい」「おいしくない」という様子が相手に伝わるでしょう。
同席者がいれば、あなたの苦々しい表情に驚くでしょう。
どんな美男美女も、変顔になっては台無しです。
作ってくれた人が見ていれば、失礼になってしまいます。
表情は、非言語コミュニケーションの1つです。
「表情は、言葉以上にものを言うところ」と考えてください。
言葉で「まずい」と言わなくても、表情で「まずい」という意味を表現することになります。
ここで大切な心がけがあります。
「まずい」「おいしくない」と思ったときこそ笑顔になりましょう。
「まずい」「おいしくない」と思ったとき、口角を上げてください。
笑顔は口角で決まります。
眉間にしわが寄っていても口角さえ上がっていれば、少し表情は崩れるものの、ぎりぎり笑顔でいられます。
苦手な味としながらも「ちょっと口に合わないね」というポジティブな印象になるでしょう。
もちろん変顔になることもないので安心です。
苦手な味は、受け止め方を変えましょう。
「変わった味」「面白い味」と思うようにしてみてください。
ポジティブな意味になるので、受け入れやすくなって、口角を上げることができるでしょう。
苦手な味であっても、明るい笑顔で受け止めることが大切です。