執筆者:水口貴博

悪酔いを防ぐ方法

30

どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。

どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。 | 悪酔いを防ぐ方法

「お酒の習慣がやめられない」

「どうしても酒癖が直らない」

「お酒を飲まないと、夜寝られない」

もしそんな状態が目立つなら、アルコール依存症かもしれません。

酒癖が少し悪い程度なら、個人的な努力で改善できます。

お酒がストレス発散になっているなら、お酒以外のストレス発散法を見つけることで、飲酒量を減らせます。

寝酒に頼っているなら、飲酒ではなく読書の習慣に変えることで、寝入りや睡眠の質が改善するでしょう。

しかし、単なる酒癖の問題ではなくアルコール依存症となると、話は違います。

酒癖とは違い、アルコール依存症は、世界保健機関(WHO)でも認められているれっきとした精神疾患です。

依存症や精神疾患を、自分で治すのは困難です。

個人的な努力だけで改善しようとしても、なかなかうまくいかなかったり、むしろ悪化させたりする可能性があります。

「ほうっておけば、何とかなるだろう」という安易な考えはよくありません。

基本的に依存症は、ほうっておくとエスカレートします。

どんどん飲酒の量も頻度も増えていき、仕事にも生活にも支障を来します。

アルコール依存症が悪化すると、最終的には命にも関わります。

いくら努力しても、お酒をやめられないなら、依存症の可能性を疑ってみてください。

いくら努力しても治らないなら、意地を張らず、素直に専門機関に頼るのが正解です。

ここで、アルコール依存症に関するセルフチェックをご紹介します。

あくまで簡易的なセルフチェックですが、目安の1つとしてください。

上記に当てはまる項目が多くなるにつれて、アルコール依存症の疑いが高まります。

少なくとも5つ以上が当てはまるならイエローカードです。

依存症は、早期の治療が重要です。

治療が遅れれば遅れるほど、完治が難しくなります。

重度のアルコール依存症となると、入院が必要になるケースもあります。

最初は相談から始めてもかまいません。

疑わしいなら、今すぐ専門機関に診てもらうことをおすすめします。

悪酔いを防ぐ方法(30)
  • アルコール依存症の疑いがあるなら、きちんと専門機関を受診する。
まとめ

悪酔いを防ぐ方法

  1. 悪酔いを防ぐ基本は1つだけ。
    「適量を守りながら、ゆっくり飲むこと」
  2. 飲みすぎの防止は、自覚から始まる。
  3. 適量を守って楽しむお酒が、一番おいしい。
  4. お酒と水分を一緒に取るようにする。
  5. もともとお酒に弱い体質なら、適量範囲を狭めておく。
  6. 空腹や喉が渇いているときにお酒を飲むと、悪酔いしやすい。
  7. たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。
    節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。
  8. 飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい
  9. ため込んでいるストレスが、酒癖の悪さにつながっていないか。
  10. お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。
  11. お酒の飲み方でかっこつけるのではない。
    仕事の結果でかっこつけるのだ。
  12. 飲酒に集中するのではない。
    コミュニケーションに集中するのだ。
  13. 安酒は悪酔いしやすい。
  14. 悪酔いをするのは、お酒の種類にあるのかもしれない。
  15. 周りのペースに乗せられないように注意する。
  16. お酒が好きな人の近くに座ると、飲みすぎやすくなる。
    お酒が苦手な人の近くに座れば、飲みすぎることもない。
  17. あらかじめ相談をしておき、お酒の予防線を張っておく。
  18. お酒で大失敗をしたら、記憶と後悔が鮮明なうちに一部始終を書き留めておく。
  19. 筋トレ後の飲酒は、悪酔いの原因になる。
  20. 二日酔いを迎え酒で紛らわせるほど、危険な飲み方はない。
  21. 寝酒・昼酒・迎え酒は、アルコール依存症の入り口。
  22. 酒癖を直す手がかりは、子ども時代の熱中にある。
  23. 飲酒量を把握しておかなければ、適量の調整も難しい。
  24. 最初に飲むぶんだけ注文して、追加注文をしない。
  25. 悪酔いを防ぐなら、ちゃんぽんは避けたほうが安心。
  26. 上手な嘘は、社交の知恵。
    「お酒に弱い」という嘘も、時には有効。
  27. 体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。
  28. 悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。
  29. どれだけ酒癖の悪い人も、そもそもお酒を飲まなければ、醜態をさらすことはない。
  30. どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。

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