ビールのつぎ方といえば、さまざまあります。
つぐことができれば十分と思いますが、やはりおいしくいただきたいですね。
ご存じですか。
ビールは、つぎ方1つで、味が変わります。
一般的なビールのつぎ方は、グラスのふちにビールの先をあてながらつぐ方法です。
こぼれないようにするなら、自然とこういうつぎ方になるでしょう。
ありふれたビールのつぎ方ですが、これはあまりよくないのです。
苦みがあり、なかなか飲めない。
では、どうすればおいしくなるのでしょうか。
おいしくビールをつぐのは、空気に触れさせるのがポイントです。
グラスの10センチくらい上から、まっすぐ下に落ちるようについでみましょう。
ビールは、空気に触れると、まろやかな味になります。
少し高い位置からつぐことで空気に触れる面積が広くなり、ビールの苦みが和らぐのです。
嘘だと思ったら、自宅で試してみましょう。
グラスにビール瓶のふちをつけながらついだビールの味と、グラスから10センチ離してついだビールの味の違いです。
私も最初、半信半疑でした。
実際に試してみると、はっきりわかるほど味が違うので驚きます。
まろやかになったビールは、口当たりがよくなります。
おいしくて、何杯でも飲めてしまうのです。