酒癖を直すなら、どこに集中するかが大切です。
新年会、忘年会、歓送迎会。
合コン、パーティー、仲間同士の飲み会。
お酒が登場する場では、やはりお酒が楽しみの1つでしょう。
お酒が目の前にあれば、つい手が伸びます。
少し酔ったほうが、緊張も解け、話も弾みやすくなります。
特にお酒好きの人なら、お酒を水代わりに飲む人もいるでしょう。
「飲んで正解」「飲まなければ損」「たくさん飲んで楽しもう」という考え方になる。
仕事中はお酒を飲めません。
仕事中に飲めないお酒だからこそ、お酒が許される場では、普段我慢しているぶんだけ飲んでしまおうと思う。
「せっかくお酒が許される場なのだから、飲むことに集中しよう!」
お酒の場では、飲酒に集中することが多いのではないでしょうか。
しかし、ここに注意ポイントがあります。
飲酒に集中してしまうと、飲酒ペースも速くなります。
「もう少しだけ」「もう一口だけ」を繰り返し、ぐいぐい飲んで、適量を超えて飲んでしまいます。
気づくとべろんべろんに酔っていて、普通のコミュニケーションすら難しくなってしまうのが定番です。
酒癖も悪くなり、周りに迷惑をかけることになる。
お酒の場だからといって、飲酒に集中するのはよくないのです。
では、どこに集中するか。
飲酒に集中するのではありません。
コミュニケーションに集中しましょう。
目の前にいる相手と向き合って、とことん会話に集中しましょう。
相手のほうに体を向け、会話モードのスイッチをオンにしましょう。
たっぷり話をして、たっぷり話を聞きます。
にこにこしながら、明るく楽しく話をしましょう。
お酒の場だからこそできる話もあるでしょう。
普段はできない話をするのもよし。
たっぷりコミュニケーションを楽しみ、会話に花を咲かせましょう。
コミュニケーションに集中すると、お酒を飲む暇はなくなります。
お酒を飲むペースが緩やかになるので、酒癖が悪くなることもありません。
悪酔い・二日酔いをすることもありません。
集中の対象を変えるだけですから、難しくないはずです。
お酒は、社交を盛り上げるための補佐役と考えましょう。
メインは、あくまでコミュニケーション。
お酒の場であっても、飲酒よりコミュニケーションに集中するのが正解です。