酒癖を直すために、必ず守りたいものがあります。
それは「適量」です。
「適量ならすでに意識している」
そう思う人もいるかもしれませんが、実際はどうでしょうか。
お酒を一口飲んだ瞬間から、酒癖が悪くなる人はいないでしょう。
往々にして酒癖が悪くなるのは、適量を超えたときです。
適量を超えると、酔いが回って本格的に酔ってしまい、理性や自制心が失われます。
いったん理性や自制心が失われると、適量が大切とわかっていても、どうでもよくなります。
自分にブレーキをかけることができなくなる。
お酒を飲んでいるうちに気分がよくなってきて、お酒の量が増えがちです。
「もう一口、もう一口」と続けていくうちに、気づくとお酒の適量を超えていて、飲みすぎてしまいます。
酒癖が悪くなり、周りに迷惑をかける。
そして、後悔することになるのです。
そのため、酒癖を直すなら、きちんとお酒の適量を守るようにしましょう。
徹底して厳守を心がけること。
適量を超えなければ、酒癖が悪くなることもありません。
理性と自制心を保てている範囲で飲めば、上手にお酒を楽しめます。
お酒を飲んでも、飲み込まれてはいけません。
酒癖を直すことも大切ですが、お酒の適量も意識しましょう。
一般的にお酒の適量は「純アルコール20グラム」が目安とされています。
純アルコール20グラムを、各種お酒で換算すると、以下のとおりです。
アルコールの分解力は体質によって異なります。
アルコールの分解力が強い人もいれば弱い人もいて、個人差があります。
お酒に弱かったり酔いやすかったりする体質であれば、さらに制限を絞るといいでしょう。
迷ったら「少なめ」が無難です。
物足りない程度で終わらせておけば、適量を超えることはありません。
物足りなく感じますが、酒癖が悪くなることはありません。
悪酔いや二日酔いも確実に防げます。
飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいいのです。