執筆者:水口貴博

悪酔いを防ぐ方法

10

お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。

お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。 | 悪酔いを防ぐ方法

酒癖の悪い人に見られる飲み方があります。

それは「一気飲み」です。

「一気飲みはかっこいい」と思う人もいるでしょう。

「一気飲みをすると、盛り上がる」と思う人もいるでしょう。

「男なら一気飲みしかない」と思い込んでいる人もいるかもしれません。

ビール中瓶を、1本まるごと、一気に飲み干す。

場を盛り上げようと、一気飲みで周りを驚かせようとする人もいるかもしれません。

たしかに一気に飲み干す姿は、勇ましく見えます。

かっこよく見えたり、場が盛り上がったりすることもあるでしょう。

そばに部下や同僚がいるなら、かっこつけたい気持ちや尊敬されたい気持ちがあって、一気飲みをしたくなるかもしれません。

「たまにはいいよね」という安易な気持ちで、調子に乗りたくなることもあるでしょう。

ストレスをためていて「飲まなければやっていられない」という気持ちもあるかもしれません。

しかし、どんな事情であろうと、一気飲みは厳禁です。

一気飲みをすると、血中のアルコール濃度が急上昇します。

肝臓は丈夫な臓器であり、多くの代謝を担っていますが、1時間で処理できる能力には限界があります。

肝臓によるアルコールの代謝が間に合わず、アセトアルデヒドが発生して、めまいや吐き気といった体調不良の原因になります。

一気飲みの量によっては、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があり、大変危険です。

「一気飲みは命に関わる」と言っても大げさではありません。

お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はないのです。

お酒を飲むときに心がけたいのは、スローペースです。

ごくごく飲むのではなく、ちびちび飲むようにします。

一気に飲みたい気持ちがあっても我慢して、ちびちび飲むことを意識しましょう。

アルコールの摂取ペースが緩やかになると、肝臓による代謝もスムーズになります。

地味な飲み方ですが、一口の量が少なくても、じっくり味わえます。

もし周りから一気飲みを強要されても、きちんと断りましょう。

場を盛り上げるためとはいえ、調子に乗らないこと。

尊敬されたい気持ちがあっても、見栄を張らないこと。

かっこいいところを見せたい気持ちがあっても、ぐっと我慢です。

かっこいいところを見せるなら、お酒の飲み方ではなく、仕事の結果です。

悪酔いを防ぐ方法(10)
  • 一気飲みをしない。
お酒の飲み方でかっこつけるのではない。
仕事の結果でかっこつけるのだ。

悪酔いを防ぐ方法

悪酔いを防ぐ方法
  1. 悪酔いを防ぐ基本は1つだけ。<br>「適量を守りながら、ゆっくり飲むこと」
    悪酔いを防ぐ基本は1つだけ。
    「適量を守りながら、ゆっくり飲むこと」
  2. 飲みすぎの防止は、自覚から始まる。
    飲みすぎの防止は、自覚から始まる。
  3. 適量を守って楽しむお酒が、一番おいしい。
    適量を守って楽しむお酒が、一番おいしい。
  4. お酒と水分を一緒に取るようにする。
    お酒と水分を一緒に取るようにする。
  5. もともとお酒に弱い体質なら、適量範囲を狭めておく。
    もともとお酒に弱い体質なら、適量範囲を狭めておく。
  6. 空腹や喉が渇いているときにお酒を飲むと、悪酔いしやすい。
    空腹や喉が渇いているときにお酒を飲むと、悪酔いしやすい。
  7. たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。<br>節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。
    たくさんお酒が飲めることが偉いのではない。
    節度を持ってお酒を飲めることが偉いのだ。
  8. 飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい
    飲酒は、物足りないくらいでやめるのが、ちょうどいい
  9. ため込んでいるストレスが、酒癖の悪さにつながっていないか。
    ため込んでいるストレスが、酒癖の悪さにつながっていないか。
  10. お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。
    お酒の一気飲みほど、危険な飲み方はない。
  11. お酒の飲み方でかっこつけるのではない。<br>仕事の結果でかっこつけるのだ。
    お酒の飲み方でかっこつけるのではない。
    仕事の結果でかっこつけるのだ。
  12. 飲酒に集中するのではない。<br>コミュニケーションに集中するのだ。
    飲酒に集中するのではない。
    コミュニケーションに集中するのだ。
  13. 安酒は悪酔いしやすい。
    安酒は悪酔いしやすい。
  14. 悪酔いをするのは、お酒の種類にあるのかもしれない。
    悪酔いをするのは、お酒の種類にあるのかもしれない。
  15. 周りのペースに乗せられないように注意する。
    周りのペースに乗せられないように注意する。
  16. お酒が好きな人の近くに座ると、飲みすぎやすくなる。<br>お酒が苦手な人の近くに座れば、飲みすぎることもない。
    お酒が好きな人の近くに座ると、飲みすぎやすくなる。
    お酒が苦手な人の近くに座れば、飲みすぎることもない。
  17. あらかじめ相談をしておき、お酒の予防線を張っておく。
    あらかじめ相談をしておき、お酒の予防線を張っておく。
  18. お酒で大失敗をしたら、記憶と後悔が鮮明なうちに一部始終を書き留めておく。
    お酒で大失敗をしたら、記憶と後悔が鮮明なうちに一部始終を書き留めておく。
  19. 筋トレ後の飲酒は、悪酔いの原因になる。
    筋トレ後の飲酒は、悪酔いの原因になる。
  20. 二日酔いを迎え酒で紛らわせるほど、危険な飲み方はない。
    二日酔いを迎え酒で紛らわせるほど、危険な飲み方はない。
  21. 寝酒・昼酒・迎え酒は、アルコール依存症の入り口。
    寝酒・昼酒・迎え酒は、アルコール依存症の入り口。
  22. 酒癖を直す手がかりは、子ども時代の熱中にある。
    酒癖を直す手がかりは、子ども時代の熱中にある。
  23. 飲酒量を把握しておかなければ、適量の調整も難しい。
    飲酒量を把握しておかなければ、適量の調整も難しい。
  24. 最初に飲むぶんだけ注文して、追加注文をしない。
    最初に飲むぶんだけ注文して、追加注文をしない。
  25. 悪酔いを防ぐなら、ちゃんぽんは避けたほうが安心。
    悪酔いを防ぐなら、ちゃんぽんは避けたほうが安心。
  26. 上手な嘘は、社交の知恵。<br>「お酒に弱い」という嘘も、時には有効。
    上手な嘘は、社交の知恵。
    「お酒に弱い」という嘘も、時には有効。
  27. 体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。
    体調が悪いときは、無理にお酒を飲むのは控える。
  28. 悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。
    悪酔い・二日酔い防止のサプリメントに頼る。
  29. どれだけ酒癖の悪い人も、そもそもお酒を飲まなければ、醜態をさらすことはない。
    どれだけ酒癖の悪い人も、そもそもお酒を飲まなければ、醜態をさらすことはない。
  30. どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。
    どうしてもお酒がやめられないなら、アルコール依存症を疑ってみる。

同じカテゴリーの作品

飲み会・宴会」の人気記事

1
いきなり乾杯をするのはご法度。乾杯の前にしなければいけないこととは。
飲み会・宴会
いきなり乾杯をするのはご法度。
乾杯の前にしなければいけないこととは。
飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得
2
会話の苦手な人が、話題の引き出しを手軽に増やす方法。
飲み会・宴会
会話の苦手な人が、話題の引き出しを手軽に増やす方法。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
3
幹事は、やる気があれば、誰でもできる。そう思ったある人物との出会い。
飲み会・宴会
幹事は、やる気があれば、誰でもできる。
そう思ったある人物との出会い。
飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得
4
乾杯直後の表情が、大切だ。
飲み会・宴会
乾杯直後の表情が、大切だ。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
5
乾杯を、より上品に見える方法。
飲み会・宴会
乾杯を、より上品に見える方法。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
6
上司から「本音で話し合おう」という言葉は、うのみにしない。
飲み会・宴会
上司から「本音で話し合おう」という言葉は、うのみにしない。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
7
普通のビールがおいしくなる、つぎ方。
飲み会・宴会
普通のビールがおいしくなる、つぎ方。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
8
メモ用紙とボールペンがあると、話が盛り上がりやすい。
飲み会・宴会
メモ用紙とボールペンがあると、話が盛り上がりやすい。
飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法
9
幹事を楽しむ気持ちがあれば、企画も準備も、面白くなる。
飲み会・宴会
幹事を楽しむ気持ちがあれば、企画も準備も、面白くなる。
飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得
10
予約をするとき、断られることを承知で、わがままを言ってみる。
飲み会・宴会
予約をするとき、断られることを承知で、わがままを言ってみる。
飲み会・宴会で幹事が心がける30の心得

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION