「今日はほどほどにしておこう」
そう思っても、この「ほどほど」が難しい。
飲み始めると、どれだけ飲んだかわからなくなることがあります。
飲んだお酒は、目の前から消えてなくなります。
たくさん飲んでも、飲んでいないような気がします。
しかもたくさん飲めば飲むほど、意識がぼんやりして、自制が利かなくなります。
まだ飲み足りない錯覚が生まれ、何度も追加注文をしてしまう。
気づくと、べろんべろんの泥酔状態になっているのです。
ここで、おすすめの方法があります。
最初に飲む分量を決めて、まとめて注文しておきましょう。
理性と自制心があるうちに「今日飲むのはこれだけだ」と決めて、最初に注文しておきます。
もちろん最初に飲むぶんを注文するときは「適量の範囲」がルールです。
そして、どんなことがあっても、その量以上は飲まないようにします。
こうすれば、意識がはっきりしているうちにお酒の量をコントロールできるため、飲みすぎることがなくなります。
たとえば「今日はビールを中瓶2本だけにしておこう」と決めているなら、最初に中瓶2本をまとめて注文します。
ビール2本はじっくり味わいながら飲むようにします。
酔い具合が足りず、もっとお酒を飲みたくなっても、気持ちを抑えて追加注文はしません。
そうすれば、ビールの飲みすぎを防げるようになります。
きちんと適量の範囲さえ守っていれば、悪酔いをしたり酒癖が悪くなったりすることはありません。
少なくとも泥酔や二日酔いになることはありません。
口元が寂しいなら、おつまみを食べたりソフトドリンクを飲んだりするようにしましょう。
カロリー控えめのおつまみなら、カロリーの取りすぎの心配もありません。
お茶やウーロン茶といったソフトドリンクなら、血中のアルコール濃度を下げることができ、悪酔いの防止に役立ちます。