夫婦生活では、世間の常識や価値観に振り回されることがあります。
「結婚したら、子どもを産むのが常識」
「結婚したら、家を買うのが当たり前」
世の中には「○○が常識」「○○するのが当たり前」といった声が流布しています。
時には親から、夫婦生活の進め方を押し付けられることもあるかもしれません。
しかし、親や世間に惑わされてはいけません。
夫婦の答えは、親や世間が決めるものではなく、2人が決めるものだからです。
夫婦の答えは、本や雑誌に載っているわけではありません。
どこかの誰かが知っているわけでもありません。
2人の正解は、あくまで2人の中にあります。
夫婦生活の方針は、2人の価値観を尊重することが一番大切です。
たとえば、子どもについてです。
世間には「結婚したら、子どもを産むのが常識」といった風潮がありますが、絶対ではありません。
子どもは産まなければいけないルールも法律もありません。
大切なのは、2人の気持ちです。
親や世間がどう言おうと、夫婦として「子どもはいらない」という価値観で一致しているなら、それが正解です。
「結婚したら、家を買うのが当たり前」というのも、固定観念です。
結婚すれば、必ず家を買わなければいけないわけではありません。
「賃貸で十分」という考えを持つ夫婦もいるでしょう。
賃貸のほうが、2人のライフスタイルに合っていることもあるはずです。
自分たちの生き方を、親や世間の常識や価値観に振り回される必要はありません。
親は親であり、世間は世間です。
夫婦になれば、あくまで2人の価値観こそ最重要です。
世間の声や常識に惑わされず、2人の希望を尊重しましょう。
2人が納得していれば、それが正解なのです。