快適な夫婦生活のために、ルールを作ります。
「家事の役割分担を守る」「帰宅時間を連絡する」「なるべく一緒に食事する」といった生活上のルールだけではありません。
「譲り合う」「助け合う」「嘘をつかない」といった道徳上のルールもあります。
2人で快適な夫婦生活を営むためには、適度なルールが必要です。
ルールがあるからこそ、余計な摩擦を防げ、お互いが快適に暮らせます。
しかし、ルールを破ってしまったとしても、大げさに考えなくて大丈夫です。
どんなルールも、絶対ではありません。
警察に捕まるわけでもなければ、罰則があるわけでもありません。
病気になるわけでもなければ、死ぬわけでもありません。
絶対守らなければいけないルールは、自分たちを苦しめます。
パートナーがルールを破ることがあっても、ひどく怒らないこと。
こういうときにおすすめの一言があります。
「今回だけ例外ね」です。
「こら!」と怒るのではなく「今回だけ例外ね」と優しく許しましょう。
次に「少し疲れているの?」「何かあったの?」と心配してみることも大切です。
普段できていることができないのは、何かの異変の兆候なのかもしれません。
こうすればルールが破られても、穏やかな雰囲気を保てます。
たまにルールを破ることがあれば、人間らしい魅力を再確認できる機会にもなります。
逆に自分がルールをうっかり破ってしまったときも「今回だけ例外」と言って許してもらいましょう。
重大なことでないかぎりは、許してくれるはずです。
夫婦生活では、緩い部分を作ることも大切です。
例外ばかりになってはいけませんが、適度な例外は夫婦円満に役立ちます。
ルールは、あくまで「原則」にしておき「絶対」にはしないほうがいい。
たまに例外もあったほうが、夫婦生活は長続きするのです。