時に夫婦関係では、違和感を覚えることがあります。
価値観や生活習慣の違いもあれば、パートナーの生活態度もあるでしょう。
「これはどうなのだろうか」と違和感を覚えることは、少なからずどの夫婦でもあるのが普通です。
ここで迷うのは、言うべきか黙っておくべきかの判断です。
ストレートに違和感を指摘すれば、パートナーを困らせたり悩ませたりするでしょう。
時には怒らせてしまうかもしれません。
せっかくの夫婦関係に、何らかの不協和音が生じる可能性がある。
一方、黙り続けておくのも悩むところです。
違和感を我慢し続けることになるため、すっきりしない気持ちになるでしょう。
違和感とはいえ、幅があります。
軽微な違和感もあれば、いらいらさせる違和感もあります。
言うべきか、言わざるべきか。
悩む人も多いのではないでしょうか。
ここでポイントになる判断基準があります。
「死ぬまで我慢できるかどうか」です。
違和感があっても、死ぬまで我慢できる程度なら、黙っておくのもいいでしょう。
「別に不満や我慢というほどでもない」「大きく取り上げるほどでもない」と思うなら、言わずに済ませることも可能です。
ただし、我慢できる違和感であっても、気になって仕方ないなら、きちんと伝えておくことも選択肢です。
一方、死ぬまで我慢できない違和感なら、やはり言っておくほうがいい。
たとえば、不快感を伴う違和感なら、きちんと言っておくほうがいいでしょう。
死ぬまでずっと我慢をするのは過酷です。
夫婦生活は、離婚しないかぎり、一生続く関係です。
ずっとストレスに耐え続けなければいけません。
不満が著しいなら、できるだけ早めに言っておくほうがいいでしょう。
喧嘩になりそうな可能性があるなら、話し合いから始めてはいかがでしょうか。
丁寧な話し方と謙虚な姿勢でお願いすれば、聞き入れてもらいやすくなるでしょう。