最近、パートナーと手をつないでいますか。
「結婚してから、すっかり手をつなぐことがなくなった」
そうした夫婦は少なくありません。
未婚のころはよく手をつないでいても、結婚をして、夫婦生活が長くなるにつれて、手をつながなくなる傾向があります。
「今さら手をつなぐような関係ではない」
「新婚でもないのに、手をつなぐのはおかしい」
「もう夫婦なのだから、手をつなぐ必要はない」
そう思うかもしれませんが、誤解です。
町中を見れば、高齢の夫婦でも手をつないでいるカップルはいます。
手をつなぐことは、夫婦円満を保つポイントです。
手をつなぐ行為は、スキンシップの1つです。
つまり、手をつなぐことは「コミュニケーションの一種」と考えてください。
日常からスキンシップが豊かなカップルは、肌の触れ合いを通したコミュニケーションが実現できています。
言葉だけではできない、奥深いコミュニケーションが楽しめます。
そのため言葉はなくても、手をつないでいるだけで、お互いの心をつなぐ状態を維持できるのです。
町中にいる、手をつないでいる夫婦を見てください。
手をつないでいるカップルに、仲の悪いカップルはいません。
つまり、手をつなぐ関係さえ維持できていれば、夫婦関係の安泰が保証されます。
結婚したからといって、手をつなぐのをやめる必要はありません。
「恥ずかしい」という理由だけで、手をつなぐのをやめる必要もありません。
どうしても恥ずかしさが気になるなら、人目のないところで手をつなぐだけでもかまいません。
たとえば、映画館で一緒に映画を見ている最中なら、手をつないでいてもいいでしょう。
薄暗い空間の仲なら、周りの人に気づかれません。
1つのベッドで一緒に寝るときでもいいでしょう。
手の感触とぬくもりがあると、安心感に包まれながら睡眠の世界に入り込めるでしょう。
夫婦生活が長くなったとしても、手をつなぐ習慣は続けたい。
もちろん1日中ではなく、ときどきでかまいません。
喧嘩をしても、手をつなぎながら仲直りです。
手をつなぐ習慣は、心と心をつなぐ習慣なのですから重要です。
手をつなぐのが大げさなら、腕を回すだけでもかまいません。
手をつないでいるカップルに、仲の悪いカップルはいないのです。