夫婦で話し合いをするなら、時間帯が大切です。
話し合うテーマは同じでも、話し合う時間帯によって、進行や結末に影響することがあります。
まず注意したい時間帯は、夜です。
夜に話し合うほうが、ゆっくり落ち着いて話し合いができそうですが、実際は不安定です。
夜は、冷静に話し合いにくい。
肉体的にも精神的にも疲れがたまっている上、どんよりした雰囲気もあります。
冷静な思考状態で話し合いにくいため、感情的になりやすい。
話の成り行きもネガティブな方向に傾きやすい。
結果として、話し合いがヒートアップしやすいのです。
では、いつ話し合うのがいいのか。
話し合うなら、昼です。
少なくとも、明るい時間帯がいいでしょう。
昼は、肉体的にも精神的にも、まだ疲れも少ない時間帯です。
太陽の光は、常に思考を冷静に保つ働きがあります。
また、気持ちを明るくさせる力もあるため、話の成り行きもポジティブになりやすい。
結果として、冷静で建設的な話し合いがしやすくなるのです。
お互いの生活習慣が違って昼に話し合えないなら、休日はいかがでしょうか。
平日は難しくても休日なら、お互いの都合を合わせやすく、昼に時間を作りやすくなるでしょう。
休日すら難しいなら、長めの連休でもかまいません。
長めの連休なら、生活習慣が違っていても、時間の調整ができるはずです。
連休なら、じっくり考える時間もあります。
もし心の動揺があったとしても、翌日の仕事への悪影響を最小限に抑えられるメリットもあります。
話し合う内容も大切ですが、話し合う時間も大切です。
ちょっとした調整ですが、話し合いの結果に影響するポイントです。
話し合いのテーマが重大であればあるほど、昼の時間帯をおすすめします。