あなたは「給料が安い」と仕事の愚痴をこぼしていないでしょうか。
「給料が安い」と愚痴をこぼす人には、2種類います。
ほとんどの人の「給料が安い」愚痴は、残念ながら(1)の「仕事の量や質は同じままで、給料だけを上げてほしいと思う人」です。
仕事が大変になったり、量が増えたりするのは嫌だけど、でも給料はできるだけたくさん欲しいと思っています。
残念ながら、こういう人の給料は上がりません。
給料は、仕事の対価としていただくものです。
仕事の量や質が変わらないかぎり、給料は、減ることはあっても、増えることはありません。
給料が安いと愚痴をこぼすなら(2)の「仕事の量や質が増えたので、見合った給料を欲しいと思う人」になることです。
一生懸命に仕事をして、知識や技術が身につき仕事の質が上がります。
また熟練したので、たくさんの仕事量をこなすことができるようになりました。
こういう人は社長に「給料が安いのではないか。上げてもいいのではないか」と、堂々と交渉できます。
「給料は、仕事の対価としていただく」という原則を思い出しましょう。
あなたが本当に仕事の質と量がよいなら、今の給料は安いと思って当然です。
値上げ交渉も、堂々とできるはずです。
お金持ちは、いつも給料をもらいすぎていると思っています。
しかし、一生懸命働いて、仕事の質が高くて量が多いからこそ、安いと感じます。
いい仕事をしている人なら「給料が安い」と愚痴ってもかまいません。
ただし、そういう愚痴は、陰でこそこそ言うより、社長に直接言うことです。
お金持ちは、質が高くて、量の多い仕事に対して「給料が安い」と交渉するのです。