執筆者:水口貴博

インターンシップの30のマナー

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インターンシップ中に「辞めたい」と思ったときの対処。

インターンシップ中に「辞めたい」と思ったときの対処。 | インターンシップの30のマナー

インターンシップに参加するからには、最後まで参加することが大切です。

ただし、事情があって、インターンシップ中に「辞めたい」と思うことがあります。

有意義と思って参加したが、イメージと違っていた。

体調が著しく悪くなって、参加の継続が難しくなった。

急に親が倒れて、帰省しなければいけなくなった。

仕方ない事情もあるはずです。

さて「辞めたい」と思ったとき、どうするか。

まず気をつけたいのが、一方的な主張です。

辞めたくなったとき、突然「今日で辞めます」と言って、自分の都合を押し付ける言い方は好ましくありません。

企業は、参加する学生のために、机・パソコン・資料などを用意して、時間や経費をかけています。

企業の努力を考えれば、一方的な主張は好ましくないと理解できるでしょう。

必要なのは、相談です。

余裕のない状況かもしれませんが、まず職場の代表者と相談しましょう。

辞めたくなった理由を落ち着いて話し合い、理由を理解してもらいます。

話し合うときも、感情的な話し方ではなく、理性的な話し方が大切です。

理由によっては、企業側が配慮して、改善してくれることがあります。

誠意を見せることです。

辞めるのは、きちんと段階を経てからにしましょう。

インターンシップのマナー(26)
  • 辞めたくなれば、自分の都合を押し付けるのではなく、まず職場の代表者と相談する。
インターンシップが終われば、体験から得たことをノートにまとめる。

インターンシップの30のマナー

  1. インターンシップができるのも、学生の特権。
  2. インターンシップとアルバイトとの違いとは。
  3. インターンシップの情報は、どこで入手すればいいのか。
  4. インターンシップによって得られる、4つのメリット。
  5. 企業がインターンシップを実施する、本当の目的とは。
  6. インターンシップにおける、企業と学生のメリット。
  7. 興味がない企業でも、インターンシップをすべきなのか。
  8. 短期と長期では、得られるものが違う。
  9. インターンをするのに最も適した時期とは。
  10. インターンシップの選考で落ちた場合、その企業への就職も諦めたほうがいいのか。
  11. インターンシップを募集していない企業は、諦めるしかないのか。
  12. 「全日程に出席できる方」という条件は、諦めるしかないのか。
  13. インターンシップでは、どのような仕事を任されるのか。
  14. インターンシップの面接で聞かれる、定番の質問。
  15. インターンシップを通してビジネスマナーを学ぶのでは、遅い。
  16. インターンシップの参加は、学校に報告する必要があるのか。
  17. インターンシップに、ふさわしい服装とは。
  18. ビジネスの場にふさわしい身だしなみを心がける。
  19. インターンシップに参加する際、一番大切な心がけとは。
  20. インターンシップは、自分を売り込む絶好の機会。
  21. 形式上は体験であるが、体験という意識は忘れたほうがいい。
  22. インターンシップを有意義にするコツ。
  23. 中途半端な気持ちで参加すると、後輩に迷惑がかかる。
  24. 一緒に参加する学生と仲良くなる。
  25. 参加することに意義があるのではない。
    何かを得ることに意義がある。
  26. インターンシップ中に「辞めたい」と思ったときの対処。
  27. インターンシップが終われば、体験から得たことをノートにまとめる。
  28. インターンシップの最終日にしておきたい、2つのこと。
  29. インターンシップで得た機密事項は、外部に漏らさない。
  30. インターンシップが終わって、終わりではない。

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