仕事をイメージできる手段は、数多くあります。
書籍・雑誌・テレビ・インターネット。
企業説明会・OB・OG訪問などです。
インターンシップとアルバイトは、違います。
それぞれの違いを、辞書を引いて調べてみましょう。
アルバイトとは何か。
インターンシップの情報は、どこで入手すればいいのでしょうか。
友人・新聞・雑誌。
小さな情報源は数多く存在しますが、あまり主要ではありません。
インターンシップをすれば、どのようなメリットがあるのでしょうか。
大きく分けて、次の4つのメリットがあります。
(1)面接で話題になる
なぜ、企業はインターンシップを実施するのか。
「社名や商品をアピールできる」
「学生に、就業体験の場を提供したい」
インターンシップは、企業にも学生にもメリットがあります。
メリットという言葉は、やましく聞こえるかもしれませんが、企業もボランティア活動をしているわけではありません。
何らかの意図があるから、インターンシップを実施しています。
まったく興味がなければ、無理にインターンシップに参加する必要はないでしょう。
もちろん興味ない企業でも、何らかの発見はあるかもしれません。
企業の中に入って正社員としての働き方を知ることで、仕事への理解が深まります。
インターンシップは、大きく分けて2種類あります。
「短期のインターンシップ」と「長期のインターンシップ」です。
まず、短期のインターンシップをたくさん経験するのもいいでしょう。
インターンシップに参加する学生の大半は、大学3年生です。
就職活動前という時期として、ちょうどいい頃合いです。
しかし、インターンシップに参加した学生は、みんな口を揃えて、こう言います。
企業によっては、インターンシップ前に、審査を行う場合があります。
履歴書による書類選考や面接などです。
これらは「選考」というより「意欲や熱意の確認」が目的です。
インターンシップをしたくても、できない場合があります。
たとえば、インターンシップの募集があっても、すでに締め切っている場合です。
もしくは、最初からインターンシップを募集していない企業もあります。
インターンシップで、やっかいな条件があります。
「全日程に出席できる方」という条件です。
実施時期によっては、全日程では都合が悪い人が多いでしょう。
インターンシップの仕事内容は、企業によります。
業種や職種によって、仕事内容はまったく違うと思っていいでしょう。
「初心者だから、簡単な仕事が中心になるだろう」と思っていませんか。
インターンシップでは、面接が行われる場合があります。
就業体験ですが、やはり企業としては、軽い気持ちで参加してほしくありません。
企業は「できるだけ熱意と意欲のある学生に参加してほしい」と考えています。
インターンシップで油断しやすいのが、ビジネスマナーです。
「ビジネスマナーは、インターンシップを通して学べばいい」
そう思っている人が多いのですが、好ましい姿勢ではありません。
インターンシップに参加するときに抱く疑問があります。
学校への報告です。
インターンシップの参加は、学校に報告する必要があるのでしょうか。
インターンシップも、就職活動の一環です。
ましてや、企業の中に入って就業体験をしますから、服装は当然、スーツが好まれます。
インターンシップに参加する予定があるなら、事前にスーツを購入しておきましょう。
インターンシップは、スーツが基本です。
企業の中に入って就業体験をしますから、服装はスーツが好まれます。
たとえ、自由な服装でよい企業でも、初日くらいは誠意を見せるため、スーツで出社するのが得策です。
インターンシップは、軽い気持ちで参加するのはNGです。
「就職にいいらしいから、適当に参加してみよう」
「とりあえず参加して、嫌になれば辞めればいい」
インターンシップは、非公式の選考活動になっている現実があります。
もちろんすべての企業がそうだとは限りません。
中には「学生の社会経験を手伝いたい」と考える企業もあるでしょう。
インターンシップは、就業体験です。
形式上としては体験ですが「体験」という意識は忘れたほうがいいでしょう。
インターンシップは、就業体験であると同時に、非公式の選考活動です。
インターンシップを有意義にするコツがあります。
まったく難しいことではありません。
社員を、名前で呼ぶことです。
インターンシップを中途半端な気持ちで参加するのは、NGです。
学べることが少なくなったり、企業に迷惑がかかったりするだけではありません。
一番迷惑がかかるのは、大学の後輩たちです。
インターンシップで仲良くしたいのは、社員だけではありません。
一緒に参加する学生がいれば、仲良くなりましょう。
自分のことで頭がいっぱいになるかもしれませんが、やはり周りへの気配りも大切です。
「インターンシップに参加したが、何も得られなかった」
そんな状態があるとします。
就業内容が悪い印象を受けますが、きっと悪い原因は、別のところにあります。
インターンシップに参加するからには、最後まで参加することが大切です。
ただし、事情があって、インターンシップ中に「辞めたい」と思うことがあります。
有意義と思って参加したが、イメージと違っていた。
インターンシップが終わった後に心がけてほしいのは、まとめです。
インターンシップは、濃い時間になるでしょう。
企業の中で就業体験できると、学ぶことが山ほどあり、頭がパンクの状態になるはずです。
インターンシップの最終日にしておきたいことが、2つあります。
「お礼」と「レポートの提出」です。
(1)お礼
インターンシップの仕事内容によっては、機密事項に及ぶことがあります。
たとえば、社外秘やプライバシーなどに関する情報です。
機密事項に触れる仕事の場合、おそらく事前に企業から守秘義務に関する誓約書を書かされるはずです。
インターンシップが終わって、終わりではありません。
インターンシップが終われば、新しいスタートです。
体験から得たことをもとにして、次の目標を立てましょう。