「ビタミンCは美肌のビタミン」といわれています。
メラノサイトの働きを抑制するため、美白になったりできたしみを薄くさせたりするなどの効果があります。
美白を心がける人には、なくてはならないビタミンです。
しかし、ビタミンCは、美白だけでなく、にきびにも有効であることが確認されています。
ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える作用があるからです。
皮脂が抑えられると、アクネ菌の餌も少なくなるため、にきびが落ち着いてくるのです。
特に、皮脂の大量分泌によって引き起こされる思春期のにきびには、大きな効果があるはずです。
ビタミンCが、改善の鍵になるかもしれません。
ただし、ビタミンCは体の至る所で消費されるビタミンです。
肌への効果を期待するなら、多めの量が必要です。
1日に必要なビタミンCは、およそ100ミリグラムです。
にきびの人が改善を考えるなら、1日1,500ミリグラム以上は取っておきたいところです。
もちろん1日だけ取るのではなく、毎日とり続けることが大切です。
大量摂取となると副作用を心配しますが、問題ありません。
ビタミンCは水に溶けやすい性質があるため、多く取りすぎたとしても、尿として排出されます。
1日に10,000ミリグラムまでなら、体への副作用はほとんどないといわれています。
ひどく副作用は気にせず、積極的に取っていきましょう。