執筆者:水口貴博

思春期にきびの30の治し方

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ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える効果がある。

ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える効果がある。 | 思春期にきびの30の治し方

「ビタミンCは美肌のビタミン」といわれています。

メラノサイトの働きを抑制するため、美白になったりできたしみを薄くさせたりするなどの効果があります。

美白を心がける人には、なくてはならないビタミンです。

しかし、ビタミンCは、美白だけでなく、にきびにも有効であることが確認されています。

ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える作用があるからです。

皮脂が抑えられると、アクネ菌の餌も少なくなるため、にきびが落ち着いてくるのです。

特に、皮脂の大量分泌によって引き起こされる思春期のにきびには、大きな効果があるはずです。

ビタミンCが、改善の鍵になるかもしれません。

ただし、ビタミンCは体の至る所で消費されるビタミンです。

肌への効果を期待するなら、多めの量が必要です。

1日に必要なビタミンCは、およそ100ミリグラムです。

にきびの人が改善を考えるなら、1日1,500ミリグラム以上は取っておきたいところです。

もちろん1日だけ取るのではなく、毎日とり続けることが大切です。

大量摂取となると副作用を心配しますが、問題ありません。

ビタミンCは水に溶けやすい性質があるため、多く取りすぎたとしても、尿として排出されます。

1日に10,000ミリグラムまでなら、体への副作用はほとんどないといわれています。

ひどく副作用は気にせず、積極的に取っていきましょう。

思春期にきびの治し方(24)
  • ビタミンCを「1日1,500ミリグラム以上」を目安に、毎日積極的に取る。
手を洗うときは、手だけを洗ってはいけない?

思春期にきびの30の治し方

  1. にきびの対策の第1は、顔をきれいに洗うこと。
  2. にきびが1つでもできたら、堂々と病院に行っていい。
  3. にきびは、紫外線に当たると、悪化する。
  4. 赤く膨らんだにきびは、絶対につぶさない。
  5. 「にきびを触らないこと」が、すでに治療の1つである。
  6. どうしても指で顔を触りたくなったら、指の裏の第2関節あたりを使う。
  7. 勉強中ににきびが気になり始めたら、休憩のタイミングと考える。
  8. にきびができやすい肌は、ビタミンBが不足している可能性がある。
  9. 肌に効くビタミンB群に、B4やB8がないのはなぜ?
  10. 余分な皮脂は、あぶらとり紙でこまめに拭き取る。
  11. にきびがひどいうちは、素直ににきび用化粧品を使う。
  12. 男がスキンケアをするのは、まったく変ではない。
    男性がスキンケアをすると、なおさら差をつけやすい。
  13. にきびができている部分に、化粧水や乳液はつけるべき?
  14. 顔を確かめるための鏡が、にきび治療を妨げていることがある。
  15. 脂っこい食事によって、にきびは悪化する。
  16. 和食ほど、肌に優しい料理はない。
  17. 甘いスナック菓子ほど、甘い罠がある。
  18. 夜遅くまで起きていると、にきびもできやすい。
  19. 便秘になると、にきびになりやすくなる。
  20. 隠せば隠すほど、悪化するのがにきび。
  21. にきび治療に即効性のある方法を1つ挙げるとすれば、睡眠だ。
  22. 定期的なピーリングは、にきび予防にもなる。
  23. 寝相も、にきびに関係する。
  24. ビタミンCは、皮脂の分泌を抑える効果がある。
  25. 手を洗うときは、手だけを洗ってはいけない?
  26. 爪を切ればいいとわかっていても、なかなかそれが実行できない。
  27. 1ミリ、伸びた爪。
    これをどう思うかが大切だ。
  28. にきびがひどいうちは、治療は中途半端より、専念したほうがいい。
  29. 私が洗顔料選びの末に行き着いた、意外な洗顔料とは。
  30. にきびが教えてくれたことは、人としての基本だった。

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