皮脂が余分に分泌されると、にきびの原因になります。
アクネ菌は、皮脂を餌にして増殖します。
皮脂が増えると、アクネ菌が大量に発生し、炎症を起こしやすくなります。
アクネ菌の繁殖を抑えたり、毛穴の詰まりを防いだりするためにも、余分な皮脂をこまめに取り除くことが大切です。
顔を清潔に保つことは、にきびの基本ですね。
しかし、顔を洗うにも、なかなか難しい状況もあります。
たとえば、学校では、自由に動きにくくて、なかなか洗顔したくてもできないものです。
メイクをしているなら、職場で顔を洗うわけにもいきません。
そういうときこそ、あぶらとり紙です。
あぶらとり紙は、皮脂を吸収しやすい素材でできた、特殊な紙のことです。
あぶらとり紙を、軽く顔に押し当てるだけで、余分が皮脂を吸収してくれます。
私もにきびがひどかった学生時代、大変お世話になりました。
使うのが面倒と思うのですが、やってみると、そうでもないのです。
顔に軽く押し当てるだけで、余分な皮脂があぶらとり紙に吸収されたのがわかり、かなり快感です。
面倒どころか、気持ちよくて、癖になります。
にきび予防だけでなく、べたつきを抑える効果もあります。
にきびに悩む人には、必須道具の1つです。
ただし、注意もあります。
あぶらとり紙を使う目的は、あくまで余分な皮脂を取ることです。
皮脂を取りすぎるのはよくありません。
あぶらとり紙で皮脂を取りすぎてしまうと、肌が乾燥してしまい、かえってにきびができやすくなります。
余分な皮脂を取る程度に使い、にきび予防に役立てましょう。