人の将来像が見えるのは、顔だけではありません。
背中も、人の将来像が見える部分です。
普段は見えない背中だからこそ、その人がどういう考えを持っているかがわかります。
将来像が見えてくるのです。
背中のにきびを、どう思うかです。
「見えないからいいだろう」と思うのか「見えなくてもきれいにしよう」と思うのかは、考え方です。
人の考え方は、行動に大きく影響を及ぼします。
考え方は、人生のさまざまな場面で、大きな違いを生み出します。
背中のにきびがあっても、ほったらかしにする人は、勉強でも仕事でも、思うようにはうまくいきません。
「どうせ見えないからいいだろう」と思っているからです。
人前では大げさに努力しているふりをする一方、見えない部分は手を抜きます。
しかし、そんな様子を、見る人はきちんと見ています。
経験年数の多い先生や上司ほど、見える部分だけでなく、見えない部分も見ています。
そういうところほど、その人の本当の力が見える部分だからです。
思ったほど評価されず、冴えない人生を送るのです。
一方、背中のにきびをきれいに治療しようとする人は、いい人生を送ります。
勉強では、人目の付かないところで、こつこつ努力ができる人です。
社会人で仕事をするときも、見えないところで努力をして、成果を上げていきます。
見えない努力は、必ず報われます。
そういうところほど、先生や上司は、よく見ています。
テストの点数や仕事の結果は、たまたま偶然にできるものではありません。
先生や上司から努力が見えなくても「見えないところで努力しているのだろう」と思います。
仕事そのものではなく、仕事をこなした人に備わる「見えないところまできちんとする信念」に、心を動かされるのです。
背中は、その人の考え方が反映されている部分です。
背中のにきびを、どう考えているかです。
「見えないからいいだろう」と「見えなくてもきれいにしよう」
ささいな違いですが、人生に大きな違いを生み出します。
「見える・見えない」にかかわらず、きれいにしようとする心がけが大切です。
背中のにきび治療というより、人生論なのです。