執筆者:水口貴博

アンチエイジングで若返る30の方法

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悪習慣を素直に認めない習慣が、老いに拍車をかける。

悪習慣を素直に認めない習慣が、老いに拍車をかける。 | アンチエイジングで若返る30の方法

「睡眠不足は悪いことですよ」

そう言うと、決まり文句のように、言い返す人がいます。

「睡眠不足は昔からの習慣なので、大丈夫です」

たいていこういう人は、少し自慢げな笑みを浮かべて言うのが特徴です。

「睡眠不足なんて平気」といわんばかりの表情です。

若さを見せようとする気持ちが伝わってきます。

しかし、そうした人に限って、同じ世代の人より、疲れた顔をしています。

目の下にたるみができていたり、しみやしわが多かったりします。

人は、誰でも年を取ります。

時間の流れは誰でも同じですが、年の取り方は、個人差があります。

悪習慣をどれだけ積み重ねてきたかの違いです。

タバコ、運動不足、過度のアルコール、睡眠不足などです。

昔から悪い習慣を続けていると、疲れが体に蓄積されます。

「若いころは大丈夫だったのだから。今でも大丈夫。大丈夫だと思いたい」

若い時期に問題があったことを認めてしまうと、自分の老いも認めることになるので、意地を張っています。

少し反社会的な生活を送っているほうが、若々しく見えるだろうと考えます。

しかし、よくないのです。

「若いころから睡眠不足に慣れている」というのは、自慢になりません。

若いころから無理をしているから、早く老けてしまったのです。

「若いころから悪い習慣を続けていたので、早く老けてしまいました」という状態です。

悪いものは、悪いのです。

自分の生活を振り返り、素直に悪い習慣を改めることが大切です。

無理をせず、十分に睡眠を取りましょう。

素直な習慣の改善が、アンチエイジングなのです。

アンチエイジングで若返る方法(26)
  • 悪習慣を素直に認めて、改善に取り組む。
「いただきます」「ごちそうさま」という習慣は、若返る習慣だ。

アンチエイジングで若返る30の方法

  1. 生まれたときから、肌の老化が、始まる。
  2. 肌は、肌身離さず持ち歩いているものと考える。
  3. しみもしわもたるみも、一番の原因は紫外線。
  4. 高機能な化粧品を使うと、肌が怠けたように感じる本当の正体とは。
  5. 年齢によって変わるスキンケアは、方法より商品。
  6. 安物すぎる化粧品には、手を出すな。
  7. 顔面体操をやりすぎると、かえって逆効果になる。
  8. 顔のたるみを取るための5つの方法。
  9. たるみによる毛穴の改善は、たるみの改善から始めるのがポイント。
  10. 体のシェイプアップを心がければ、自然と顔のたるみも取れる。
  11. 安物の日焼け止めと高級な抗酸化クリーム。
    効き目があるのはどちら?
  12. リフトアップ用美容液と美白用美容液。
    先に塗るのはどちら。
  13. 体のさびは、抗酸化物質によって遅らせることができる。
  14. 抗酸化物質「ビタミンC」「ビタミンE」「ポリフェノール」が多く含まれる代表的な食材。
  15. 抗酸化物質による効果はすぐ出ないもの。
    毎日継続することが大切。
  16. 化粧水を、より多く肌に塗って、美容成分の効果を高める方法。
  17. 寝相によって、しわのでき方に違いが出る。
  18. しわを伸ばすと、余計にしわが深くなる。
  19. 顔のたるみに「レチノール」や「ビタミンA誘導体」が効くメカニズムとは。
  20. 二重顎になる人の共通点。
    二重顎にならない人の共通点。
  21. まず「心で思う言葉」を、若々しくしよう。
  22. 年を重ねたから、顎が下がるのではない。
    顎を下げるから、二重顎になり、老いて見える。
  23. サプリメントを完全否定しない。
  24. 美容液の効果をきちんと確かめるには、時間がかかる。
  25. 衰えた肌は、ウォーキングによって再活性がされる。
  26. 悪習慣を素直に認めない習慣が、老いに拍車をかける。
  27. 「いただきます」「ごちそうさま」という習慣は、若返る習慣だ。
  28. しわは、かけがえのない勲章である。
  29. 人が一番美しいのは、実は笑顔になっているとき。
  30. 更年期を迎えれば、定期的な美容パックを習慣にしよう。

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