しわやたるみを予防するための顔の運動があります。
顔面体操です。
基本的な顔面体操としては、アルファベットの「E」と「O」を繰り返す方法です。
実際、ある程度の効果が認められています。
口の周りの筋肉が鍛えられ、たるみを予防する効果があります。
積極的に筋肉を動かすことで新陳代謝を促進させ、美肌にも効果があります。
しかし、そんな顔面体操も「程度」が重要です。
専門的な資格を持ったマッサージ師ならいいのですが、素人が顔面体操をやりすぎるのは危険です。
激しい顔面体操は、かえって逆効果になる場合があるからです。
たとえば、あんぐり大きく口を開けたり、目を大きく開いたりなどして、顔全体の新陳代謝を高めようとする方法です。
顔の筋肉を動かして、肌の新陳代謝を高められる効果はあっても、やりすぎるのはよくありません。
あんぐり大きく口を開けすぎると、肌が伸びて、しわやたるみができやすくなります。
目を大きく開いた顔面体操は、額にしわもできやすくなります。
肌を折り曲げる回数がむやみに多いと、やはり折り目がつきやすくなります。
肌が伸びたり、よれたりして、かえってしわができやすくなるのです。
肌を強く圧迫したり引っ張ったりするマッサージは、要注意です。
適度だからこそ効果のある顔面体操も、やりすぎには注意しましょう。