化粧品の保湿効果は、つけた瞬間にわかります。
しっとり肌に弾力が戻り、生き返ったような感じが目で見ても手で触ってもよくわかります。
一方、美容に欠かせないものとして「抗酸化物質」があります。
ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールの3つが代表的です。
抗酸化物質は、飲んでもすぐ目に見える効果はありません。
細胞レベルに働きかける効果です。
抗酸化作用の効果をわかりやすく言えば「若々しい肌を保ちやすくすること」です。
しみを防いだり、老化を遅らせたりなど、老い方に対する抑制効果があります。
呼吸やストレスを感じたときに発生する活性酸素による悪影響を、最小限にする効果があります。
化粧品の保湿成分のように、急に見た目が変わるわけではありません。
効果がわかるまでに、時間がかかるのです。
ここで萎えてしまう人がいます。
抗酸化物質を飲み始めても、はっきりした変化がないので「意味がない」と感じて、諦めてしまいやすいのです。
飲んでも大して変わりがない気がするのですが、継続が大切です。
抗酸化物質による抗酸化作用は、肌の奥できちんと働いています。
ゆっくりではありますが、あなたの老化進行にブレーキをかけています。
若々しい肌を保ちやすくなる効果があります。
抗酸化物質を継続的に摂取している人は、ほかの人より若さを保ちやすくなります。
即効性はありませんが、毎日継続していれば、3年後や5年後には美しさに差が出てくるのです。