執筆者:水口貴博

アンチエイジングで若返る30の方法

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高機能な化粧品を使うと、肌が怠けたように感じる本当の正体とは。

高機能な化粧品を使うと、肌が怠けたように感じる本当の正体とは。 | アンチエイジングで若返る30の方法

「高機能な化粧品を使っていると、肌が怠けてしまった」

そんな声を耳にすることがあります。

高保湿をうたう化粧品や美白を促す化粧品などです。

そうした高機能の化粧品の力に頼っていると、肌が怠けてしまい、本来の肌機能が弱くなるというのです。

私の女友達からも「高機能な化粧品を使っていたら肌が怠けた」という話を、実際に耳にしたことがあります。

実体験には、説得力があります。

実感があるなら、事実ではないかと思いますね。

やはり本当に怠けてしまうのでしょうか。

いいえ、違います。

結論から言えば、高機能な化粧品を使うことで、肌が極端に怠けることはありません。

肌が本当に怠けるなら、世の中の女性たちは、今ごろ大変なことになっているに違いありません。

そうではありませんね。

もちろん高機能な化粧品を使うことによる、肌機能への衰えがまったくないとは言い切れませんが、その影響は微々たるものです。

少なくとも、私たちがはっきり実感できるレベルではありません。

新陳代謝、皮脂の分泌、メラニンの生成などは、もともと体に備わっている機能です。

筋肉のように鍛えれば、見違えるほどパワーアップということもなければ、サボれば衰えることもありません。

では、なぜ肌の機能が弱くなったという声をよく耳にするのでしょうか。

その多くは、単純な理由です。

実のところ、加齢、季節変化、ストレスなどの影響なのです。

化粧品を使い続けていくうちに年を取り、肌の機能が衰えたと感じるようになったのです。

寒い季節になれば、肌の乾燥が進み、肌がかさついて、皮脂の分泌量が減ったように感じます。

また、不規則な生活や食生活が乱れると、新陳代謝のリズムが崩れ、肌がかさついたり吹き出物が増えたりします。

こうした悪影響を「化粧品のせいだ」と誤解している場合が、大半なのです。

アンチエイジングで若返る方法(4)
  • 肌が衰えた本当の原因に、気づく。
年齢によって変わるスキンケアは、方法より商品。

アンチエイジングで若返る30の方法

  1. 生まれたときから、肌の老化が、始まる。
  2. 肌は、肌身離さず持ち歩いているものと考える。
  3. しみもしわもたるみも、一番の原因は紫外線。
  4. 高機能な化粧品を使うと、肌が怠けたように感じる本当の正体とは。
  5. 年齢によって変わるスキンケアは、方法より商品。
  6. 安物すぎる化粧品には、手を出すな。
  7. 顔面体操をやりすぎると、かえって逆効果になる。
  8. 顔のたるみを取るための5つの方法。
  9. たるみによる毛穴の改善は、たるみの改善から始めるのがポイント。
  10. 体のシェイプアップを心がければ、自然と顔のたるみも取れる。
  11. 安物の日焼け止めと高級な抗酸化クリーム。
    効き目があるのはどちら?
  12. リフトアップ用美容液と美白用美容液。
    先に塗るのはどちら。
  13. 体のさびは、抗酸化物質によって遅らせることができる。
  14. 抗酸化物質「ビタミンC」「ビタミンE」「ポリフェノール」が多く含まれる代表的な食材。
  15. 抗酸化物質による効果はすぐ出ないもの。
    毎日継続することが大切。
  16. 化粧水を、より多く肌に塗って、美容成分の効果を高める方法。
  17. 寝相によって、しわのでき方に違いが出る。
  18. しわを伸ばすと、余計にしわが深くなる。
  19. 顔のたるみに「レチノール」や「ビタミンA誘導体」が効くメカニズムとは。
  20. 二重顎になる人の共通点。
    二重顎にならない人の共通点。
  21. まず「心で思う言葉」を、若々しくしよう。
  22. 年を重ねたから、顎が下がるのではない。
    顎を下げるから、二重顎になり、老いて見える。
  23. サプリメントを完全否定しない。
  24. 美容液の効果をきちんと確かめるには、時間がかかる。
  25. 衰えた肌は、ウォーキングによって再活性がされる。
  26. 悪習慣を素直に認めない習慣が、老いに拍車をかける。
  27. 「いただきます」「ごちそうさま」という習慣は、若返る習慣だ。
  28. しわは、かけがえのない勲章である。
  29. 人が一番美しいのは、実は笑顔になっているとき。
  30. 更年期を迎えれば、定期的な美容パックを習慣にしよう。

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