「日焼け止め」と「抗酸化クリーム」があります。
名前は違っても、どちらもアンチエイジングに有効です。
日焼け止めは、紫外線防止によって肌の細胞が傷つくのを防ぎ、若々しい肌を保つ効果があります。
抗酸化クリームは、活性酸素という毒素を中和するもので、若々しい肌を保つのに効果があります。
どちらも、若々しい肌を保つために効き目のある化粧品です。
さて、問題です。
「安物の日焼け止め」と「高級な抗酸化クリーム」のうち、効き目があるのはどちらでしょうか。
正解は、日焼け止めです。
たとえ、安物でも、若々しい肌を保つためには、日焼け止めが大切です。
紫外線は、肌のDNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチン繊維などを破壊したりします。
そのうえ、大量の活性酸素も放出するため、抗酸化クリームでは不十分なのです。
「安物」と「高級」という響きを比べると、やはり「高級」のほうがよさそうに感じてしまう点に注意です。
美を意識する人は、理由を深く考えることなく「高級」という言葉を目安に選ぶ傾向があります。
安物や高級という言葉に、躍らされてはいけません。
高級が、必ずしも正解とは限りません。
安物でもいいですから、まずしみやしわの元凶である紫外線を防ぐことが、最優先です。
若々しい肌を保つためにまず優先すべきは、日焼け止めです。
このことを常に頭に入れて、化粧品選びの参考にしましょう。