執筆者:水口貴博

犬との愛情を育む30の育て方

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犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。

犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。 | 犬との愛情を育む30の育て方

私の愛媛の実家では、かなり過疎化が進んでいる地域です。

若い人よりご老人のほうが多い土地です。

70歳や80歳にもなるご老人が、ペットの犬と一緒に散歩をしている光景を頻繁に目にします。

70や80といえば、かなり足腰も弱ってきている年齢です。

年齢も年齢ですから、もちろん歩くスピードはゆっくりですが、足取りはしっかりしています。

実際、杖をつきながら歩いている人はいません。

これはすごいことです。

元気だから犬と散歩をするのではなく、犬と散歩をしているから元気になります。

犬を飼っているのは、子どもの面倒を見ているのと同じです。

食事を与えなければいけない。

しかし、犬がたくさん食べているところを見て、自分も食べることに欲が出てきます。

犬を飼っていると、散歩をしなければならない。

しかし、散歩をするから足腰がしっかりしてきます。

犬を飼っていると、しつけをしなければなりません。

誰かを世話しようとすることで、自分がしっかりできます。

育てるのは大変ですが、その適度なストレスは、老化を防ぐ役割を果たしています。

ペットにも喜怒哀楽があります。

嬉しいときにはしっぽを左右に大きく振ったり、悲しいときにはクンクンと泣いたりします。

情にあふれる毎日になるでしょう。

犬を飼っていることで、考えたり気をつけたり感じたりすることが多くなり、脳が活性化されます。

ペットを飼っているとぼけにくくなります。

体力的にも気持ち的にも、ペットと一緒にいると若返るのです。

犬との愛情を育む育て方(22)
  • 犬を飼って、体力的にも気持ち的にも若返る。
本来、食事は大喜びするもの。

犬との愛情を育む30の育て方

  1. 人と犬とは、すでに長い付き合いがある。
  2. 愛着がつくから、名前をつけるのではない。
    名前をつけるから、愛着が湧く。
  3. 犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。
  4. 言葉はなくても、犬とは会話ができる。
  5. 犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。
  6. ペットを飼っている人は、なぜ感情豊かな人が多いのか。
  7. ペットを飼うなら、家族が増えるという覚悟が必要。
  8. ペットとの生活によって、本来の人間らしい生活リズムが整う。
  9. 動物は、言葉の意味は理解できないが、印象なら理解できる。
  10. ペットは飼い主に似るというのは本当の話。
  11. しっぽの振り方だけで、嬉しさの度合いが伝わってくる。
  12. ペットにかける金額の量で、ペットに対する愛情もわかる。
  13. 犬の臭覚は、人間の100万倍。
  14. 餌は、動物と人とを結びつける仲介になる。
  15. 犬は、顎の下をさすられるのが、一番リラックスする。
  16. 頭をなでられるのを嫌がる犬の気持ち。
  17. 触りたくても、触ってはいけない部分がある。
  18. 疲れたときこそ、ペットとじゃれ合おう。
  19. ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。
  20. 飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。
  21. 犬を飼っていると、おしゃれに気を使うようになる。
  22. 犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。
  23. 本来、食事は大喜びするもの。
  24. 犬は、人間よりはるかに虫歯になりにくい。
  25. 犬と一緒に歩けば、当たり前の道に発見があふれかえる。
  26. 犬は悪くない。
    しつけが悪い。
  27. ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。
  28. 言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。
  29. 本当に困ったとき、犬はきちんと助けてくれる。
  30. 犬は死ぬ直前、意外な行動に出る。

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