ペットを飼い始めると、独特の責任感が出てきます。
何か引き締まったようなプレッシャーを感じるようになるはずです。
ペットの命を背負っている感覚です。
例えて言うなら、初めて子どもを持ち始めた気持ちに似ています。
自分がだらしなくなってほうっておけば、確実に死ぬ存在ができるということです。
ほうっておけば死んでしまうので、しっかり世話をしたりする気持ちが出てきます。
これは、人の子だけでなく、犬も猫も同じです。
籠で飼っているインコも水槽で飼っている魚もそうです。
ペットにご飯もやらずにほうっておくと、確実に死んでしまう。
「ペットの一生を背負っている」という重い責任です。
飼い主は人であり、ペットは動物で種は異なりますが、関係なくなります。
生物的な違いはありますが、種の壁を越えた親子関係が出来上がります。
飼い主とペットは、もはや親子関係です。
もし、子どものうちからペットの飼い主を経験しているなら、早い時期から子どもの教育を学んでいるのと同じです。
育てる義務があり、しつける義務も出てきます。
手がかかりますが、学校ではできない勉強ができます。
小さいころからペットを飼っている子どもが大人になって親になったとき、きっといい親になるに違いありません。
「親としての責任感」を実感できる、いい機会になるのです。