執筆者:水口貴博

犬との愛情を育む30の育て方

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ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。

ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。 | 犬との愛情を育む30の育て方

つらいことがあったとき、飼っている犬に話しかけてみましょう。

人間を相手にしているかのように、話しかけるのがコツです。

私の場合も、人間関係や先行きの不安など、プライベートでつらいことがあったとき、クッピーに話しかけます。

「聞いてよ。今日こんなことがあってね」

「将来が不安でたまらないよ」

「人との距離感は難しいね」

クッピーは真顔で聞いてくれます。

話していると不思議なことに、ふと、心のつかえが取れる気がします。

話をして、解決するわけではありません。

しかし、言葉として発することで、何か吐き出したような気になり、軽くなります。

もちろんクッピーは人の言葉をきちんと理解できないので、私の言葉などお構いなしに、顔をなめてきます。

それがまた「そんなことでくよくよするなよ。俺がついているよ」と励まされているような気になります。

ペットはいくらでも聞いてくれます。

言葉がきちんと理解していないからこそ、いくらでも聞いてくれます。

誰より頼りがいのある聞き役です。

もしかしたら、私の悩みを一番よく知っているのはクッピーかもしれません。

犬との愛情を育む育て方(27)
  • 悩みや愚痴は、飼い犬に聞いてもらう。
言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。

犬との愛情を育む30の育て方

  1. 人と犬とは、すでに長い付き合いがある。
  2. 愛着がつくから、名前をつけるのではない。
    名前をつけるから、愛着が湧く。
  3. 犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。
  4. 言葉はなくても、犬とは会話ができる。
  5. 犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。
  6. ペットを飼っている人は、なぜ感情豊かな人が多いのか。
  7. ペットを飼うなら、家族が増えるという覚悟が必要。
  8. ペットとの生活によって、本来の人間らしい生活リズムが整う。
  9. 動物は、言葉の意味は理解できないが、印象なら理解できる。
  10. ペットは飼い主に似るというのは本当の話。
  11. しっぽの振り方だけで、嬉しさの度合いが伝わってくる。
  12. ペットにかける金額の量で、ペットに対する愛情もわかる。
  13. 犬の臭覚は、人間の100万倍。
  14. 餌は、動物と人とを結びつける仲介になる。
  15. 犬は、顎の下をさすられるのが、一番リラックスする。
  16. 頭をなでられるのを嫌がる犬の気持ち。
  17. 触りたくても、触ってはいけない部分がある。
  18. 疲れたときこそ、ペットとじゃれ合おう。
  19. ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。
  20. 飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。
  21. 犬を飼っていると、おしゃれに気を使うようになる。
  22. 犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。
  23. 本来、食事は大喜びするもの。
  24. 犬は、人間よりはるかに虫歯になりにくい。
  25. 犬と一緒に歩けば、当たり前の道に発見があふれかえる。
  26. 犬は悪くない。
    しつけが悪い。
  27. ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。
  28. 言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。
  29. 本当に困ったとき、犬はきちんと助けてくれる。
  30. 犬は死ぬ直前、意外な行動に出る。

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