つらいことがあったとき、飼っている犬に話しかけてみましょう。
人間を相手にしているかのように、話しかけるのがコツです。
私の場合も、人間関係や先行きの不安など、プライベートでつらいことがあったとき、クッピーに話しかけます。
「聞いてよ。今日こんなことがあってね」
「将来が不安でたまらないよ」
「人との距離感は難しいね」
クッピーは真顔で聞いてくれます。
話していると不思議なことに、ふと、心のつかえが取れる気がします。
話をして、解決するわけではありません。
しかし、言葉として発することで、何か吐き出したような気になり、軽くなります。
もちろんクッピーは人の言葉をきちんと理解できないので、私の言葉などお構いなしに、顔をなめてきます。
それがまた「そんなことでくよくよするなよ。俺がついているよ」と励まされているような気になります。
ペットはいくらでも聞いてくれます。
言葉がきちんと理解していないからこそ、いくらでも聞いてくれます。
誰より頼りがいのある聞き役です。
もしかしたら、私の悩みを一番よく知っているのはクッピーかもしれません。