執筆者:水口貴博

犬との愛情を育む30の育て方

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愛着がつくから、名前をつけるのではない。名前をつけるから、愛着が湧く。

愛着がつくから、名前をつけるのではない。名前をつけるから、愛着が湧く。 | 犬との愛情を育む30の育て方

あなたは名前をつけるタイプですか。

大半の人が名前をつけますが、ごくまれにペットに名前をつけない人がいて驚きます。

ペットのことを「おい」と呼び捨てです。

「わんわん」や「ちび」というありふれた言い方もいいですが、できればもっと具体的な名前がいいでしょう。

名前をつけるのが当たり前だと思っているので、驚いた私はなぜ名前をつけないのかと尋ねました。

「まだそんなに愛着がないから」と言います。

もったいないなと思います。

愛着がつくから、名前をつけるのではありません。

名前をつけるから、愛着が湧きます。

名前をつけるというのは「個として認める」ということです。

その相手が人ではなく、動物でも同じです。

なぜか、単なる動物とは思えなくなるから不思議です。

名前をつけないと「動物と一緒に住んでいる」感覚が残りますが、名前をつけると「家族と一緒に住んでいる」感覚へと変わります。

きちんとした呼び名をつけることで「個」としての大きな存在感が出てきます。

名前をつけるのは、相手を尊重しているということです。

名前の由来は何でもかまいません。

犬を飼い始めれば、まず親しみのある名前をつけてあげましょう。

私のところで飼っている犬の名前は「クッピー」と言います。

お菓子のクッキーとそっくりの色をした毛並みで、クッキーをおいしそうに食べるので「クッピー」にしました。

もちろん人間と同じような名前でもOKです。

犬の特徴でもいいです。

雰囲気に由来してもOKです。

ペットとの生活の第一歩は、名前をつけることから始まるのです。

犬との愛情を育む育て方(2)
  • 動物とはいえ、きちんとした名前をつけてあげる。
犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。

犬との愛情を育む30の育て方

  1. 人と犬とは、すでに長い付き合いがある。
  2. 愛着がつくから、名前をつけるのではない。
    名前をつけるから、愛着が湧く。
  3. 犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。
  4. 言葉はなくても、犬とは会話ができる。
  5. 犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。
  6. ペットを飼っている人は、なぜ感情豊かな人が多いのか。
  7. ペットを飼うなら、家族が増えるという覚悟が必要。
  8. ペットとの生活によって、本来の人間らしい生活リズムが整う。
  9. 動物は、言葉の意味は理解できないが、印象なら理解できる。
  10. ペットは飼い主に似るというのは本当の話。
  11. しっぽの振り方だけで、嬉しさの度合いが伝わってくる。
  12. ペットにかける金額の量で、ペットに対する愛情もわかる。
  13. 犬の臭覚は、人間の100万倍。
  14. 餌は、動物と人とを結びつける仲介になる。
  15. 犬は、顎の下をさすられるのが、一番リラックスする。
  16. 頭をなでられるのを嫌がる犬の気持ち。
  17. 触りたくても、触ってはいけない部分がある。
  18. 疲れたときこそ、ペットとじゃれ合おう。
  19. ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。
  20. 飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。
  21. 犬を飼っていると、おしゃれに気を使うようになる。
  22. 犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。
  23. 本来、食事は大喜びするもの。
  24. 犬は、人間よりはるかに虫歯になりにくい。
  25. 犬と一緒に歩けば、当たり前の道に発見があふれかえる。
  26. 犬は悪くない。
    しつけが悪い。
  27. ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。
  28. 言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。
  29. 本当に困ったとき、犬はきちんと助けてくれる。
  30. 犬は死ぬ直前、意外な行動に出る。

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