あなたは名前をつけるタイプですか。
大半の人が名前をつけますが、ごくまれにペットに名前をつけない人がいて驚きます。
ペットのことを「おい」と呼び捨てです。
「わんわん」や「ちび」というありふれた言い方もいいですが、できればもっと具体的な名前がいいでしょう。
名前をつけるのが当たり前だと思っているので、驚いた私はなぜ名前をつけないのかと尋ねました。
「まだそんなに愛着がないから」と言います。
もったいないなと思います。
愛着がつくから、名前をつけるのではありません。
名前をつけるから、愛着が湧きます。
名前をつけるというのは「個として認める」ということです。
その相手が人ではなく、動物でも同じです。
なぜか、単なる動物とは思えなくなるから不思議です。
名前をつけないと「動物と一緒に住んでいる」感覚が残りますが、名前をつけると「家族と一緒に住んでいる」感覚へと変わります。
きちんとした呼び名をつけることで「個」としての大きな存在感が出てきます。
名前をつけるのは、相手を尊重しているということです。
名前の由来は何でもかまいません。
犬を飼い始めれば、まず親しみのある名前をつけてあげましょう。
私のところで飼っている犬の名前は「クッピー」と言います。
お菓子のクッキーとそっくりの色をした毛並みで、クッキーをおいしそうに食べるので「クッピー」にしました。
もちろん人間と同じような名前でもOKです。
犬の特徴でもいいです。
雰囲気に由来してもOKです。
ペットとの生活の第一歩は、名前をつけることから始まるのです。