執筆者:水口貴博

犬との愛情を育む30の育て方

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言葉はなくても、犬とは会話ができる。

言葉はなくても、犬とは会話ができる。 | 犬との愛情を育む30の育て方

クッピーから学んだことは、ほかにもたくさんあります。

毎日の散歩で足腰が強化されただけではありません。

犬は、人間と変わらぬほど喜怒哀楽が激しい生き物です。

嬉しさや楽しさを表現するときには、しっぽをむちのようにぶんぶん振ります。

悲しいときには、鳴きます。

怒るときには、大声で吠えます。

包み隠さず、ストレートに表現するところがペットのいいところです。

もしかしたら、人間以上に喜怒哀楽が激しい生き物かもしれませんね。

クッピーと接していると、不思議な気持ちになれます。

本来、犬は言葉が話せないので、人間とはコミュニケーションが取れないはずです。

しかし、です。

人間と同じくらい、はっきり表現する喜怒哀楽を通して、きちんとコミュニケーションが取れます。

人間同士と接しているのと変わらないほど、きちんと意思疎通ができます。

クンクンと泣いているときには「悲しいのだな。かまってほしいのだな」とわかります。

大声で吠えているときには「警戒心を抱いているのだな」とわかります。

嬉しいときは舌を出して、しっぽを左右に大きく振ります。

いつもとは違う様子だと「体調が悪いのかな」と心配になります。

そういう経験はありませんか。

もちろん犬ですから喜怒哀楽の表現方法は、人間とは若干異なります。

しかし、わかります。

今、喜んでいるのか、怒っているのか、悲しいのか、楽しんでいるのか。

言葉を交わしているようです。

言葉がなくても心配は不要です。

コミュニケーションはきちんとできるのです。

犬との愛情を育む育て方(4)
  • 犬と会話をする。
犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。

犬との愛情を育む30の育て方

  1. 人と犬とは、すでに長い付き合いがある。
  2. 愛着がつくから、名前をつけるのではない。
    名前をつけるから、愛着が湧く。
  3. 犬と触れ合っていると、運動能力は自然と伸びる。
  4. 言葉はなくても、犬とは会話ができる。
  5. 犬は、人の喜怒哀楽なら、理解できる。
  6. ペットを飼っている人は、なぜ感情豊かな人が多いのか。
  7. ペットを飼うなら、家族が増えるという覚悟が必要。
  8. ペットとの生活によって、本来の人間らしい生活リズムが整う。
  9. 動物は、言葉の意味は理解できないが、印象なら理解できる。
  10. ペットは飼い主に似るというのは本当の話。
  11. しっぽの振り方だけで、嬉しさの度合いが伝わってくる。
  12. ペットにかける金額の量で、ペットに対する愛情もわかる。
  13. 犬の臭覚は、人間の100万倍。
  14. 餌は、動物と人とを結びつける仲介になる。
  15. 犬は、顎の下をさすられるのが、一番リラックスする。
  16. 頭をなでられるのを嫌がる犬の気持ち。
  17. 触りたくても、触ってはいけない部分がある。
  18. 疲れたときこそ、ペットとじゃれ合おう。
  19. ペットと触れていると、純粋な気持ちになれる。
  20. 飼い主とペットの関係は、もはや親子関係と同じと言っていい。
  21. 犬を飼っていると、おしゃれに気を使うようになる。
  22. 犬を飼っているかぎり、足腰は弱らない。
  23. 本来、食事は大喜びするもの。
  24. 犬は、人間よりはるかに虫歯になりにくい。
  25. 犬と一緒に歩けば、当たり前の道に発見があふれかえる。
  26. 犬は悪くない。
    しつけが悪い。
  27. ペットに話しかけているうちに、心のつかえは取れてくる。
  28. 言葉が通じないからこそ、言葉以外のコミュニケーション能力が鍛えられる。
  29. 本当に困ったとき、犬はきちんと助けてくれる。
  30. 犬は死ぬ直前、意外な行動に出る。

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