散歩仲間がいれば、歩く習慣は続けやすく楽しくなります。
散歩仲間と言っても、人だけとは限りません。
飼っている犬も、散歩仲間になります。
家庭によっては、犬を飼っているところもあるでしょう。
犬を飼っていると散歩をする必要があるため、必然的に「散歩仲間」にならざるを得ない状況になります。
これは素晴らしいことです。
私は実家で、雑種犬を1匹飼っています。
どんなに運動不足の人でも、犬を飼っていると、散歩をせざるを得ない状況になります。
私にとって犬は散歩仲間です。
逆に犬も、私のことを散歩仲間と思っているに違いありません。
犬を飼っていると、毎日歩くことが日課になりますが、そんなある日、ふと、気づいたことがあります。
犬と散歩をしているときのほうが、遠くまでよく歩けます。
おそらくほかの人も同じではないでしょうか。
なぜでしょうか。
犬の「もっと歩きたい」というしぐさから、いつの間にか刺激を得られるからです。
歩くのが大好きな犬と一緒に歩いていると、地面を鼻でにおいながら、さまざまなことに興味を示します。
「もっと歩きたい」という主張をしてきます。
しっぽを振りながら、もっと歩こうと催促されると「じゃあ、もう少し歩くか」となります。
犬を思う気持ちがあれば「満足させてやろう」という気持ちも自然と湧いてきます。
すると、犬のリクエストに応えるため、つい、遠くまで歩いてしまいます。
気づけば、とんでもなく長距離を歩いてしまっていた。
こうした経験は、私だけではないでしょう。
しかも、無邪気な犬と一緒に歩いていると、歩く疲れも感じられにくくなります。
1人では寂しくて疲れも感じやすいですが、誰かと一緒にいると、気にならなくなるのです。