執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

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無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。

無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

散歩仲間がいれば、歩く習慣は続けやすく楽しくなります。

散歩仲間と言っても、人だけとは限りません。

飼っている犬も、散歩仲間になります。

家庭によっては、犬を飼っているところもあるでしょう。

犬を飼っていると散歩をする必要があるため、必然的に「散歩仲間」にならざるを得ない状況になります。

これは素晴らしいことです。

私は実家で、雑種犬を1匹飼っています。

どんなに運動不足の人でも、犬を飼っていると、散歩をせざるを得ない状況になります。

私にとって犬は散歩仲間です。

逆に犬も、私のことを散歩仲間と思っているに違いありません。

犬を飼っていると、毎日歩くことが日課になりますが、そんなある日、ふと、気づいたことがあります。

犬と散歩をしているときのほうが、遠くまでよく歩けます。

おそらくほかの人も同じではないでしょうか。

なぜでしょうか。

犬の「もっと歩きたい」というしぐさから、いつの間にか刺激を得られるからです。

歩くのが大好きな犬と一緒に歩いていると、地面を鼻でにおいながら、さまざまなことに興味を示します。

「もっと歩きたい」という主張をしてきます。

しっぽを振りながら、もっと歩こうと催促されると「じゃあ、もう少し歩くか」となります。

犬を思う気持ちがあれば「満足させてやろう」という気持ちも自然と湧いてきます。

すると、犬のリクエストに応えるため、つい、遠くまで歩いてしまいます。

気づけば、とんでもなく長距離を歩いてしまっていた。

こうした経験は、私だけではないでしょう。

しかも、無邪気な犬と一緒に歩いていると、歩く疲れも感じられにくくなります。

1人では寂しくて疲れも感じやすいですが、誰かと一緒にいると、気にならなくなるのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(24)
  • 犬を、散歩仲間にする。
同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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