執筆者:水口貴博

子どもの才能を伸ばす30の習慣

24

私たちの元をたどれば、同じ親にたどり着く。

私たちの元をたどれば、同じ親にたどり着く。 | 子どもの才能を伸ばす30の習慣

子どもに自信を持たせるために、親は素晴らしい子孫の話をしてあげましょう。

自分のご先祖様は、偉大なる人物ばかりだという話です。

自分と血縁関係のあるご先祖様に、素晴らしい功績を残した人物がいることを教えます。

「うちの家系に、それほど素晴らしい人物の心当たりはないぞ」

いえいえ、実はあります。

大発明家のエジソン。

大音楽家のモーツァルト。

天下統一を果たした豊臣秀吉。

世界的な童話作家のアンデルセン。

飛行機を発明したライト兄弟。

実はこうした偉大な人物は、みな親戚です。

血縁関係はないように思えますが、あります。

はるか昔に遡って考えてみましょう。

100年前ではなく、もっと昔です。

何百年、何万年も前まで先祖を遡って考えてみましょう。

元をたどれば、私たちのご先祖様は、実はみな同じ親にたどり着きます。

原始生命体のころから枝分かれしているだけです。

見た目は違っていても、遺伝子レベルでは同じものを持っています。

そういう素晴らしい遺伝子を持っていることを子どもに教えてあげれば、子どもは元気を出し、自信がつきます。

もちろんあなたにも言えることです。

すべての人は、努力や頑張りしだいで大天才になれる可能性があるということです。

子どもの才能を伸ばす習慣(24)
  • 素晴らしいご先祖様がいたことを、教えてあげる。
短所があるから、子どもは伸びる。

子どもの才能を伸ばす30の習慣

  1. 子どもの才能発揮は、マズローの5段階欲求説が鍵を握る。
  2. 愛情の注がれた子どもは、自然と才能を伸ばしていく。
  3. 子どもに約束を守りなさいという前に、親がきちんと約束を守る。
  4. 子どもに完璧を求めすぎない。
  5. 子どもの悪いところではなく、いいところを見る。
  6. 子どもの成長を喜ぶと、子どもの伸びはもっとよくなる。
  7. 子育て上手な親は演技がうまい。
    見ていないふりをしながら、しっかり見る。
  8. 社会のルール・マナー・常識などの勉強を、すべて学校任せにしない。
  9. 子どもの「やってみたい」という言動を、親はできるだけ支える。
  10. 夢中になって本を読むとき、その先に才能の可能性があるのかもしれない。
  11. 成功した親に育てられると、子どもも成功しやすくなる。
  12. 単に否定するしつけで終わらせない。
    代替案を与えながらしつける。
  13. 子どもの見方や感じ方を、最大限尊重する。
  14. 子どもの才能を伸ばすとき、親はエジソンの母を見習うべし!
  15. さまざまな経験を積むことは、自分の向き・不向きを知るきっかけになる。
  16. 心より技能を重視すると、才能は伸び悩む。
  17. 何事も「楽しさ」から教えることが肝心。
  18. 特定分野で、親より秀でた子どもに嫉妬しない。
  19. 子どもの「旺盛な好奇心」を、学校の勉強以上に重視する。
  20. 失敗は、成功の対義語ではなく同義語であると、子どもに教えてあげる。
  21. 「やりたいことをやる」という教育方針を貫く。
  22. 親がプラス発想だと、子どももプラス発想になる。
  23. 子どもが親を理解するのではなく、親が子どもを理解してあげないといけない。
  24. 私たちの元をたどれば、同じ親にたどり着く。
  25. 短所があるから、子どもは伸びる。
  26. わが子はわが子。
    他人の子と比べる必要はない。
  27. 才能に制限時間を設けないほうが、伸びやすくなる。
  28. 子どもは、親が思いもしない方向へ育っていくもの。
  29. 勉強ができない分野があってもいい。
    大切なことは「得意分野」があること。
  30. 「学ぶ楽しさ」から「生かす楽しさ」へスイッチを促す。

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