子どもを正しく指導するのは、親のしつけの一環です。
ただ、私たちには当然の社会のルール・マナー・常識も、子どもたちには初体験です。
時にはうっかり忘れたり、勘違いをしたりして理解することもあるでしょう。
親としては、子どもにしつけることも重要ですが、しつければそれでいいわけではありません。
大切なのは、しつけた後です。
きちんと教えたとおりのことができているかどうかを、チェックする必要があります。
監視とはいえ、じっと凝視するように見るのはよくありません。
視線を感じると、子どものプレッシャーになります。
あくまで、子どもに気づかれないよう見ていないふりをしながら、きちんと見ます。
ささいな演技が必要ですが、練習です。
しつけをして子どもが「わかった」と言っても、勘違いをして理解しているかもしれませんね。
もし、勘違いをしたままなら、すぐ指摘です。
「見ていないふりをしながら、しっかり見る」
そういう演技ができる親になりましょう。
子育て上手は、演技上手なのです。