執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「よく頑張ったね。偉い!」

「よく頑張ったね。偉い!」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

子どもが喜ぶものといえば、何でしょうか。

お菓子でしょうか。

おもちゃでしょうか。

もちろんそうした物質的なことで満たされることもあります。

甘いお菓子に、楽しいおもちゃも大いに喜ぶことでしょう。

しかし、もっと喜ぶことがあります。

親からの承認です。

つまり、褒められたい。

子どもには、親から褒められ認められたいという「承認欲求」があります。

子どもの行動の半分は、親に褒められたいからしているようなものです。

行儀よくしようとするのも、マナーを守ろうとするのも、親からいい子だと認められたいからです。

褒めて、子どもを認めてあげることは、愛情以上に大きなことです。

承認の中には「愛」も含まれているからです。

愛がないと相手を見ることはできません。

きちんと見てあげられるのは、愛があるからこそできることです。

陰で真面目にやっている生徒が、先生から「いつも頑張っているね」と言われると、嬉しくなります。

陰で努力しているところを、先生は見ていないようで、きちんと見てくれていたと感じられるからです。

先生からの承認と同時に、愛情も感じられます。

子どもも、親から「認められた」という経験を欲しがっています。

お菓子やおもちゃより、もっと欲しいものです。

目には見えない精神的な部分ですが、これが第一です。

そうした子どもの気持ちに、親も答えてあげましょう。

一生懸命に行動するわが子を、まず認めてあげます。

そういうときこそ、次の言葉です。

「よく頑張ったね。偉い!」

ぱっと満面の笑みを浮かべるはずです。

きちんと親から見られていることを確認できるからです。

親から認められる子どもは、すくすく成長していくのです。

子どもがすくすく育つ言葉(5)
  • 「よく頑張ったね。偉い!」と言う。
「後悔しない生き方をしなさい」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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