執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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あえて、たくさんの仕事を抱え込む。

あえて、たくさんの仕事を抱え込む。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

「たくさんの仕事を抱え込むのはよくない」

仕事ではこうした考え方が一般的です。

自己啓発の本では、仕事は1人で抱え込まず、できる仕事は他人にお願いしようという内容が書かれています。

しかし、いつも他人の協力を借りてばかりでは、あなたの成長は平行線のままです。

いつまでもぬるま湯に浸かっている状態では、知恵も知識も技術も磨かれません。

あえて、自分を追い込むシチュエーションを作ります。

わざと、仕事を抱え込みます。

もちろん仕事に押しつぶされない程度の「適度な負荷」が条件です。

いつもより多く仕事を抱え込むことで、知識を磨き、技術を向上させるチャンスに変えることができます。

また、自分の実力がどのくらい通用するのかを試す機会にもなります。

「たくさん仕事を抱え込む」というのは、いわばダンベルを重くする行為と同じです。

筋トレで軽いダンベルばかりを使っていても、筋力の向上は小さいでしょう。

少し重いと感じるくらいのダンベルでトレーニングをすることで、確実な成長ができます。

自分の筋力に応じて、徐々にダンベルの重さも重くします。

そうすることで、挫折することなく、無理なく筋力が鍛えられます。

仕事でも、同じです。

簡単な仕事や楽な仕事ばかりでは、成長は乏しいです。

同じ仕事の繰り返しでは、成長にも限界があります。

そこで、つぶされない程度に、わざとたくさん仕事を抱え込みます。

自分を追い込ませます。

「大変だぞ。こんなにたくさんどうやって片付けようか。何かいい方法はないか」

いつもより大きな負荷を感じるとき、今までのノウハウを1から見直そうとする姿勢に変わります。

これまでにない新しいノウハウを発見したり、身につけるチャンスになったり、技術の向上に一役買います。

もちろん長期にわたって仕事を抱え込むのは健康上よくありません。

「少し重いと感じる程度の負荷」という条件さえ守れば、仕事は適度に抱え込んだほうが、自分の成長のためになるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(12)
  • あえて、仕事を抱え込んで、成長の機会に変える。
あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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