「結婚できますように」
「仕事がうまくいきますように」
「いつまでも健康でありますように」
神社に行って、神様に手を合わせて、お願いをします。
そういう風習は悪くはありませんし、ここでは問いません。
しかし、仕事ができる人は、神社へ行って手を合わせてお願いしたとしても、現実的ではないということに気づいています。
仕事のできる人は、内心、神様を信じていません。
もちろん自分がこの世に存在している素晴らしさや、神秘的な出来事が世の中にあるということは理解しています。
しかし、願えば何でも叶えてくれる神様という存在は疑いがあり、信じていません。
「結婚ができますように」とお願いをしても、出無精ならばどうでしょうか。
外に積極的に出会いに行かないかぎり、すてきな出会いがあるはずがありません。
神様は関係なく、自分しだいです。
自分から外に出て、習い事や教室に通って、積極的に異性に出会おうとする行動がなければ始まりません。
「仕事がうまくいきますように」と神様に願うこともナンセンスです。
仕事がうまくいくかどうかも、神様は関係ありません。
すべて自分しだいです。
自分がしっかり知識や技術を身につけて、そつなく仕事をこなしたときに、仕事は評価されて成功します。
「いつまでも健康でありますように」という願いも、神様は叶えられません。
健康でありたいと願いながら、暴飲暴食を繰り返す人は、どんなに神様に祈ったところで効果はありません。
健康のために、食事や生活をコントロールしてこそ、初めて効果が現れます。
神様に祈ったことは、どれも神様は叶えられません。
叶えられるのは自分だけです。
仕事のできる人は、神様を信じず、自分を信じます。
ゆえに仕事のできる人は、あえて神様を信じないのです。