執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。

よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

「知っています」

「わかっています」

「当然です」

仕事ができる人は、博識です。

しかし、仕事ができる人は賢いからと言って「知っています」と正直に言い切るのは、感じが悪いです。

「知っています」と答えたときに、相手と距離を置くことになってしまいます。

「それくらい知っていて当然。そんなことも知らないのですか」という印象の悪い暗黙のメッセージを送っていることになります。

正直に答えることで人間関係にひびが入りますから、言葉とは難しいです。

さらには「詳しく説明してくれ」と言われたときは大変です。

詳しく説明するのは、誰でも難しいです。

言葉に詰まったときには、知っていると言い切っただけに、かっこ悪く映ります。

仕事ができる人は「知っています」という言葉の危険性を、ひそかに感じています。

そのため、仕事ができる人ほど「知っています」という表現は、危なくて使いません。

たとえ「水について知っていますか」と聞かれたとしても、正直に「知っています」と答えるのは危険です。

「みんなの前で詳しく説明してほしい」と言われれば、あなたは必ず言葉に詰まるはずです。

身近な物ほど、よくわかっていません。

応用になれば、なおさらです。

こういうときには「知っています」ではなく「詳しくは知りません」と答えればいい。

「詳しくは知りません」ということで「基本的なことなら知っています」というメッセージを柔らかく伝えることができます。

事実ですから、堂々と使える表現です。

これは、すべてに使える表現です。

「詳しくは知りませんが、○○ですよね」と答えます。

「なんだ。よく知っているではないか」と、評価が上がるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(29)
  • 「詳しくは知りません」と言う。
仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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