何かを得るために、何かを潔く捨てることです。
捨てられるとしたら「おしゃれ」です。
おしゃれをしたから、仕事の質が上がるのは、接客業のみです。
机に向かって仕事をする人は、おしゃれを捨てたほうが、仕事の質が上がります。
おしゃれを意識して毎日の服装を考えていると、時間を取られます。
ネクタイとワイシャツの組み合わせを考え、さらに上下の組み合わせなど、おしゃれを意識して服を選んでいると、時間を要します。
ただでさえ忙しい朝の余裕が、さらになくなります。
そういうところで貴重な時間を使うのはもったいないです。
仕事ができる人は、なぜか、いつも同じ服ばかりを着ています。
1枚の服をいつも着ているわけではありません。
貧乏だからでもありません。
無駄なことをしたくないからです。
実は、同じような服を着ていても、毎日きちんと着替えています。
同じ服を何着も持っています。
しかも、同じ服だからとはいえ安っぽい服ではなく「質の高い服」を何着も持っています。
仕事ができる人は、服選びに時間を使いたくはありません。
仕事に専念するために、あえて、おしゃれを捨てています。
服選びのような無駄なところで時間と思考を取られたくないと思っているのです。