執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。

仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

会社を頼っていると、さまざまな保険が適用します。

大きな失敗さえなければ、安定して仕事をもらえます。

「基本給」が保証され、独身なら「住宅手当」が支給され、家族がいれば「家族手当」が出ます。

資格を取ったときに「資格手当」が支給され、能力に応じて「能力給」が支給されます。

退職したときには「退職金」まで出ますから、まさに至れり尽くせりです。

会社を頼りにすることで、生活の土台が安定します。

真面目な人は、生活のすべてをささげて、会社のために人生を捧げます。

しかし、実のことを言ってしまえば、これはあまり感心できることではありません。

ほとんどの会社が、人の寿命より短いからです。

一部の大企業を除いて、ほとんどの中小企業は、人の寿命よりはるかに短いです。

退職するまで会社が存続している可能性は、低いです。

ましてや、不況の時代には、いつ会社が倒産するかわかりません。

倒産したときに、会社に頼り切っていた人は職を失い、路頭に迷ってしまいます。

社員は「会社が倒産する」という縁起の悪いことは、社内では言えません。

しかし、そういう事態は十分に起こりうると、心得ておくことです。

リスク管理ができてこそ、万が一のことがあったときに、次の一手がスムーズに打てるようになります。

本当に頼りにするのは、自分です。

仕事のできる人ほど、会社を頼りにしていません。

万が一、突然倒産したとしても、食っていけるような技術や人間性を身につけようとします。

「会社に頼る生き方」ではなく「会社を利用させてもらう生き方」をしています。

会社は自分の食いぶちを稼ぐためや、能力を高めるために一時的に住まわせてもらっていると思っています。

それが本当の生きる力です。

会社で十分な力を身につければ、その力を生かせる次の職場へ転職するのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(16)
  • 会社に頼り切るのは、やめる。
間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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