計画を前もって立てるのは、これまでの常識でした。
間違いをなくし、系統立てて作業を進めるために、計画はあって当たり前です。
しかし、仕事のできる人は「計画の弊害」に気づいています。
計画を立てると、とっさの判断や思いきったアイデア発想がなくなるということです。
形式張った行動しかできなくなり、臨機応変に対応できなくなります。
そのときになって感じる感情は、そのときになってみないとわかりません。
私は学生時代、恋愛の計画を立てても、往々にして失敗しました。
計画を立てすぎていたからです。
出会いから告白、お付き合いまで、あらゆることを計画しすぎていました。
恋愛では、意外な展開の連続です。
計画を立てすぎると、想定しない展開があったときに、計画にないので動きが止まってしまいます。
現実では、想定外ばかりです。
計画を立てて、計画に従いすぎると、むしろ恋愛のように失敗してしまいます。
恋愛が上手な人は、計画を立てません。
そのときのことはそのときになって考え、流れに任せた対応ができるようになります。
だから、意外なことが起こっても、臨機応変に対応できるようになり、うまく恋を成就させるのです。