勉強とテスト本番では、明らかに気持ちの状態が異なります。
スポーツでいう、練習と試合も同じです。
練習のときには、穏やかで気持ちに余裕がありますが、本番と思うと無駄な力が入り、気持ちの余裕がなくなります。
「失敗してはいけない」と肩に力が入るからです。
「もう、後がない」と思っています。
キレやすい人は、いつも本番モードです。
気合が入りすぎているため、ささいな間違いやミスだけで心に余裕がなくなり、いらいらしてしまいます。
気合を入れるのはいいですが、心のどこかで「もしできなくても、次がある。命まで取られるわけではない」と考えましょう。
本番でありながら、練習だと思うのです。
自然と穏やかな気持ちになれます。
「これは練習だから、いつもどおりやろう」と、おおらかな気持ちでいると、心に余裕ができて、いらいらしなくなります。