執筆者:水口貴博

いらいらしない人になる30の方法

15

「自分、自分」と考えない。「あなた、あなた」と考えよう。

「自分、自分」と考えない。「あなた、あなた」と考えよう。 | いらいらしない人になる30の方法

鬱になる人は、とかく自分のことばかり考えているから、鬱になります。

「自分はどう思われているのかな、見られているのかな」

「自分は愛されているだろうか」

「自分はほかの人と比べて、どうだろう」

注意が、自分ばかりに向いています。

気が内側へと向いているので、自分を傷つけやすく、自分で自分を痛めてしまいます。

大切にしすぎるあまり、ちょっと傷がついただけで、ひどく落ち込んだり怒ったりするのです。

ささいなトラブルがあると、すぐ動転して、気持ちが不安定になります。

人とすれ違いざまに、ちょっと肩がぶつかっただけで、むかっとします。

「痛いな、コラ!」と怒鳴ってしまうのは、自分のことを大切にしているからです。

注意が自分に向いているので、相手のことより、まず自分のことを先に考えます。

いらいらしない人になるためには「あなた、あなた」と考える人になればいいのです。

相手のことを思う気持ちがあれば、自然といらいらすることがなくなります。

人と肩がぶつかっても「痛いな」と思う前に「大丈夫ですか、けがはないですか」と相手を心配する言葉が出てきます。

注意や関心が相手へと向いているため、自分のことより相手のことを先に考えます。

「自分、自分」と考えすぎていませんか。

いらいらしない人になるためには「あなた、あなた」と考えればいいのです。

相手を思う気持ちがあれば、気持ちが丸くなるのです。

いらいらしない人になる方法(15)
  • 「あなた、あなた」と考える習慣をもつ。
近くを見つめない。
遠くを見つめよう。

いらいらしない人になる30の方法

  1. いらいらするのは、余裕がないから。
  2. いらいらしない人になるために「余裕のある生活」を心がけよう。
  3. 「ぎりぎり」に、快感を味わっていませんか。
  4. 「本番だ」と気合を入れすぎない。
    「練習だ」と思えばいい。
  5. 価値観を捨てると、いらいらも消える。
  6. いらいらすれば、紙に書いて、ごみ箱に捨てよう。
  7. 部屋の中で人とぶつかると、外で車とぶつかる。
  8. 失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。
  9. いつもより早めに家を出れば、気持ちも穏やかになる。
  10. 誰もあなたの心に傷をつけられない。
    自分で傷をつけるだけ。
  11. 寝るか忙しくすれば、嫌なことを忘れる。
  12. 体を動かせば、いらいらもなくなる。
  13. 体を動かす機会、自分から捨てていませんか。
  14. いらいらは、吐き出し方によって、非行にも成功にもなる。
  15. 「自分、自分」と考えない。
    「あなた、あなた」と考えよう。
  16. 近くを見つめない。
    遠くを見つめよう。
  17. 目標を見ていると、いらいらする。
    目的を見ていると、いらいらしない。
  18. まめにコミュニケーションを取る習慣で、いらいらを解消しよう。
  19. 話しかけると、壁がなくなる。
  20. 文句や不満を言う人ほど、キレることはない。
  21. 励ましていると、自分が励まされる。
  22. 思いどおりにならないことは「それでよかった」と考えよう。
  23. バスが来るほうを見るから、いらいらする。
    バスが来ないほうを見れば、いらいらしない。
  24. 海は、あなたの生みの親。
    眺めていると、心が落ち着く。
  25. いらいらして健康になろう。
  26. いらいらすることに、感謝できるようになろう。
  27. ふわふわしたものに触れると、いらいらが緩和される。
  28. 「いい思い出になった」と、言い切ってしまおう。
  29. できないことは見ない。
    できるところだけを見つめる。
  30. 他人と比べない。
    いっそのこと、他人を見ない。

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