執筆者:水口貴博

いらいらしない人になる30の方法

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近くを見つめない。遠くを見つめよう。

近くを見つめない。遠くを見つめよう。 | いらいらしない人になる30の方法

目の前を横切る自動車を見ていることは、日々の情報の氾濫にそっくりです。

さまざまな車が目の前を走ります。

トラック、外車、ワゴン、タクシー。

さらに色も加えると、多種多様です。

そんな目の前を走る車一つ一つに注意を向けていると、視点が大きく動き、目で追いかけることに疲れます。

初めは「いろいろな車があるものだな」と思っても、だんだん疲労がたまってきます。

日々の情報の氾濫も、さまざまなニュースで心は動きます。

芸能人の結婚、離婚、交通事故、少年事件、天気予報、お金の動き、経済の動き、世界事情……。

さまざまな情報は、目の前を横切る車のようです。

さっと現れ、さっと消えます。

また次が現れては、また消えることの繰り返し。

だんだん追いかけることに疲れてしまうのです。

視野が狭くなり、目の前のことにとらわれているから、疲れやすくいらいらしやすい。

目の前のことばかりに注意が向いているから疲れます。

もっと遠くを見つめればいいのです。

遠くにある山を見つめていれば、多少のことでは動揺しなくなります。

遠くにある山はさっと消えることもなければ、さっと現れることもありません。

安定した存在です。

遠くを見つめていると、私たちの心は穏やかになります。

いつもそこにある揺るぎない存在を見つめることは、迷子にならないことを保障してくれるからです。

近くを見つめていると、疲れます。

遠くを見つめていると、いらいらしなくなるのです。

いらいらしない人になる方法(16)
  • 遠くを見つめる。
目標を見ていると、いらいらする。
目的を見ていると、いらいらしない。

いらいらしない人になる30の方法

  1. いらいらするのは、余裕がないから。
  2. いらいらしない人になるために「余裕のある生活」を心がけよう。
  3. 「ぎりぎり」に、快感を味わっていませんか。
  4. 「本番だ」と気合を入れすぎない。
    「練習だ」と思えばいい。
  5. 価値観を捨てると、いらいらも消える。
  6. いらいらすれば、紙に書いて、ごみ箱に捨てよう。
  7. 部屋の中で人とぶつかると、外で車とぶつかる。
  8. 失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。
  9. いつもより早めに家を出れば、気持ちも穏やかになる。
  10. 誰もあなたの心に傷をつけられない。
    自分で傷をつけるだけ。
  11. 寝るか忙しくすれば、嫌なことを忘れる。
  12. 体を動かせば、いらいらもなくなる。
  13. 体を動かす機会、自分から捨てていませんか。
  14. いらいらは、吐き出し方によって、非行にも成功にもなる。
  15. 「自分、自分」と考えない。
    「あなた、あなた」と考えよう。
  16. 近くを見つめない。
    遠くを見つめよう。
  17. 目標を見ていると、いらいらする。
    目的を見ていると、いらいらしない。
  18. まめにコミュニケーションを取る習慣で、いらいらを解消しよう。
  19. 話しかけると、壁がなくなる。
  20. 文句や不満を言う人ほど、キレることはない。
  21. 励ましていると、自分が励まされる。
  22. 思いどおりにならないことは「それでよかった」と考えよう。
  23. バスが来るほうを見るから、いらいらする。
    バスが来ないほうを見れば、いらいらしない。
  24. 海は、あなたの生みの親。
    眺めていると、心が落ち着く。
  25. いらいらして健康になろう。
  26. いらいらすることに、感謝できるようになろう。
  27. ふわふわしたものに触れると、いらいらが緩和される。
  28. 「いい思い出になった」と、言い切ってしまおう。
  29. できないことは見ない。
    できるところだけを見つめる。
  30. 他人と比べない。
    いっそのこと、他人を見ない。

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