執筆者:水口貴博

あがり症を克服する30の方法

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マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。

マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。 | あがり症を克服する30の方法

発表の事前練習では、肉声が基本でしょう。

自分が話した声を自分の耳で聞きます。

心の声ではなく、実際に声を出したほうが、実践的かつ本格的な練習ができます。

ただし、本番でマイクを使う予定があれば、肉声だけでは不十分です。

やはり練習段階でも、マイクを使うことをおすすめします。

本番で初めてマイクを使ったとき、マイクを通して聞こえる自分の声に驚くことが少なくありません。

「直接聞いている自分の声」と「マイクを通した自分の声」とは、聞こえ方が違います。

直接聞いている自分の声は、骨伝導の影響があるため、本当の自分の声とは少し違って聞こえるのです。

マイクを通して聞こえた状態こそ、本当の自分の声です。

マイクを通した自分の声に慣れておかないと、本番で初めてマイクを使うと、自分の声が不自然に感じて落ち着かないでしょう。

またマイクを持って発表するなら、マイクの持ち方も練習の1つです。

「スイッチの入れ方」「マイクの感触」「マイクと口との距離」など、慣れるべき点があります。

事前に慣れることができるなら、少しでも慣れておきたい。

緊張を促す要素は、少しでも減らしておくことが大切です。

マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象です。

あがり症を克服する方法(22)
  • 本番でマイクを使う予定なら、練習でもマイクを使う。
あがり症の人は、1番手を狙え。

あがり症を克服する30の方法

  1. あがり症の克服は、誰でも可能。
  2. あがり症の克服には「必ず克服する」という決意が欠かせない。
  3. 精神論だけで、あがり症は克服できない。
  4. あがり症の克服に大切なのは2つ。
    「場数」と「成功体験」。
  5. 成功体験は、素直に喜ぶことが大切。
  6. ほかの人と比べると、余計な緊張を招く。
  7. 立派に見せようとしない。
    普通で十分と考える。
  8. あがり症を克服できた人の共通点は、小さな成功体験を積み上げていること。
  9. あがり症の克服に、焦りは禁物。
  10. 「緊張してはいけない」と考えてはいけない。
  11. 緊張している自分を責めない。
  12. 「緊張するかもしれない」「あがってしまうかもしれない」と考えてはいけない。
  13. あがるから話せなくなるのは誤解。
    話さないからあがってしまうのだ。
  14. あがり症の人は、体を鍛えよう。
  15. 有酸素運動で、発汗と心拍数の上昇に慣れておく。
  16. あがってしまうのは、まだ本当に集中できていない証拠。
  17. 鏡の前で練習をする。
    鏡に映った自分の目も、人目の1つ。
  18. 授業・集会・会議は、人目に慣れる機会になる。
  19. わざと派手な服装で外出して、人目に慣れておく。
  20. ボイスレコーダーも、使い方を工夫すれば、緊張対策の武器になる。
  21. 普段から笑わない人が、本番だけ笑うのは難しい。
  22. マイクとはいえ、あがり症の人にとっては重要な練習対象。
  23. あがり症の人は、1番手を狙え。
  24. 原稿に頼りすぎると、かえって緊張を促す。
  25. 1回ミスをしよう。
    そうすれば、気持ちが楽になる。
  26. 一瞬で緊張がほぐれる、3つの開き直りの言葉。
  27. 「話し方講座」「スピーチ教室」を頼ってみる。
  28. 「最初で最後」と思えば、なけなしの気力が奮い立つ。
  29. 見られることが快感に変われば、あがり症は、ほぼ克服できたのも同然。
  30. あがり症で過呼吸になったときの対処。

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