人脈は、むやみに広げるものではありません。
たまたま縁に恵まれ、結果として広がるならいいのです。
仕事を通して知り合ったり、人の紹介を通してたまたま仲良くなったりすることがあるでしょう。
自然と人間関係の輪が広がっていくのは、すてきなことです。
しかし、わざわざ頑張ってまで人脈を広げる必要はありません。
人脈は、広がるにつれて浅い関係になりやすいからです。
知り合いが増えるにつれて、その分、連絡を取り合う負担も増えます。
知り合いが10人増えたら、連絡を取り合う負担も10人分増えるのです。
これはなかなか大変です。
連絡を取り合うのが大変になるので、十分なコミュニケーションが取りにくくなります。
だんだん「広く浅く」になっていき、中途半端な関係になるのです。
顔と名前が一致せず、前回会ったときの話も覚えていないという状態になるでしょう。
人間関係は、人生の質に関わる要素の1つです。
せっかくの人間関係も、薄っぺらくては意味がありません。
人脈を広げる時間と労力があるなら、まず身近な人との関係を大切にしましょう。
家族、友人、趣味の仲間、職場の人。
すでにつながっている人や、すでに仲のいい人がいるでしょう。
限りある時間や労力は、そうした人たちとの関係を深めることに使ったほうが有意義です。
さらに仲を深めるため、少しでもたくさんコミュニケーションを取り、できるだけたくさん思い出をつくりましょう。
人間関係には、優先順位があるのです。
人脈は、むやみに広げるものではありません。
人脈を広げることを頑張るより、まず目の前にいる人との関係を大切にすることです。
人間関係は「量」より「質」なのです。